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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100785B

有価証券報告書抜粋 コスモ・バイオ株式会社 対処すべき課題 (2015年12月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

ライフサイエンス分野の研究は、医療分野だけでなく、健康、食糧、農業、環境保護等、人々の生活を支える重要な研究であり、大学・公的研究機関や企業等において活発な研究活動が営まれています。特に医療分野では、iPS細胞の利用を含めた再生医療の研究やがん治療の研究等、我が国がリードする研究において、官民あげての取り組みがなされています。しかしながら、当社グループの事業領域である基礎研究領域において、企業の研究開発費の増額は一部で見受けられるものの、基礎研究の多くを担う大学・公的研究機関の研究資金源となる公的研究費の伸びは停滞しています。
また、公的研究費の動向については、近年の停滞状況とあわせ、特定分野への研究予算の集中や予算を獲得しやすい研究への偏り等、予算の分配先の多様性が失われ、国内の基礎研究市場全体での購買は活発さを欠いている状況です。それに伴い、販売面では依然として価格競争が続くと想定しております。
一方利益面では、年間を通じての円安傾向による商品原価の上昇を主要因に、当社グループにとって、2015年12月期は前年に引き続き利益確保に厳しい1年となりました。こうした為替環境は今後もしばらく続くものと捉えております。
このような状況の中、2016年12月期は、「市場低迷・円安環境下での収益の伸長」をスローガンに、営業活動の強化、ニーズに合った新商品の導入をはじめ、自社製品を含む付加価値の高い商品・サービスの導入・販売、在庫の充実による迅速出荷、輸出の拡大等による販売数量・販売額の増加を目指してまいります。また、引き続き物流経費や事務経費の削減、新規事業への挑戦等に努めてまいります。
当社グループは、日本のみならず世界のバイオ研究、とりわけライフサイエンス研究の進歩・発展への貢献を使命とし、信頼される研究支援会社として成長を目指しております。特に、より一層顧客に満足いただける企業として成長すべく、日々の業務を見直す活動を引き続き行ってまいります。また、当社グループでは、2016年春頃の稼働を目標に新基幹システムへの移行中であり、この新基幹システム導入により業務効率の向上、ひいては商品情報の適時的確な提供、販売力・競争力の強化を目指してまいります。

また、中長期的取り組みとしては、以下の3点を重点課題に、引き続き取り組んでまいります。

(1) 顧客満足度の追求
研究動向にあったメーカー、優れた商品・サービスの開拓・導入、自社製品・サービスの拡大、またCOSMO BIO USA,INC.の積極活用により、顧客が満足する商品のラインアップに努めます。また、各種集客プロモーションや最適な在庫運用による顧客獲得の強化、顧客にとって役に立つ情報の提供に努めてまいります。

(2) 業容の拡大
既存の市場でのシェア拡大のため、上記顧客満足度を追求し、エンド・ユーザー、代理店、仕入先に選ばれる会社を目指します。また、引き続き海外事業の一層の強化を図ってまいります。更に、成長のためのM&Aや新規事業への投資を積極的に行ってまいります。

(3) 経営基盤の安定化
社会に誇れる会社として、法令や商道徳等の遵守、また、株主資本・経営資本を安定化させることで、営業活動に専念してまいります。


生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02991] S100785B)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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