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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007LW3

有価証券報告書抜粋 株式会社松屋 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年2月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループに関する財政状態及び経営成績の分析・検討内容は、原則として連結財務諸表に基づいて分析した内容であります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2016年5月27日)現在において、判断したものであります。

(1) 当連結会計年度の経営成績の分析

①概要
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高92,914百万円(+13.8%)、営業利益2,691百万円(+23.5%)、経常利益2,890百万円(+27.1%)、当期純利益1,185百万円(△9.2%)と前連結会計年度に対して増収となりましたが、当期純利益は減益となりました。
以下、連結財務諸表に重要な影響を与えた要因について分析いたします。
②売上高の状況
売上高は前連結会計年度に比べ、11,284百万円(+13.8%)増収の92,914百万円となりました。これは、株高による消費マインドの向上や増加する訪日外国人の需要等により、百貨店業やビル総合サービス及び広告業が好調に推移したこと等によります。なお、セグメント別の売上高の状況は「第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載のとおりであります。
③販売費及び一般管理費、営業利益の状況
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ、1,560百万円(+8.3%)増加し、20,457百万円となりました。これは主として㈱松屋において、売上高の増加に伴い費用が増加したこと等によります。しかしながら、販売費及び一般管理費は増加したものの、売上高が増加したこと等により営業利益は2,691百万円となり、前連結会計年度に比べ、512百万円(+23.5%)の増益となりました。なお、セグメント別の営業利益の状況は「第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載のとおりであります。
④営業外損益、経常利益の状況
営業外収益は前連結会計年度に比べ、79百万円(+16.4%)増加の560百万円、営業外費用は24百万円(△6.4%)減少の361百万円となりました。この結果、経常利益は2,890百万円と前連結会計年度に比べ、615百万円(+27.1%)の増益となりました。
⑤特別損益、当期純利益の状況
特別利益は前連結会計年度と同様、当連結会計年度の計上額はありません。特別損失は738百万円(+578.2%)増加の866百万円となりました。特別損失は主に㈱松屋及びその子会社における固定資産除却損や減損損失であります。この結果、当期純利益は1,185百万円と前連結会計年度に比べ、119百万円(△9.2%)の減益となりました。

(2) 当連結会計年度末の財政状態の分析

当連結会計年度末の財政状態は、前連結会計年度末に比べ総資産は150百万円減少し、49,529百万円となりました。資産の減少要因としては、主に受取手形及び売掛金988百万円の減少、ソフトウエア686百万円の増加等によるものであります。負債は291百万円減少し、31,310百万円となりました。負債の減少要因としては、主に借入金636百万円の減少等によるものであります。純資産は140百万円増加し、18,218百万円となりました。純資産の増加要因としては、主に利益剰余金816百万円の増加等によるものであります。
なお、キャッシュ・フローの状況は「第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載のとおりであります。

(3) 経営を取り巻く現状及び経営戦略

今後の当社グループを取り巻く経済環境につきましては、金融政策の転換や景気刺激策などの発動によって、上昇基調が継続すると予想されております。一方、世界的な景気変動局面が当面続くものと見られることから、予断を許さない環境で推移するものと思われます。
こうした状況の中、当社グループは、創業150周年(2019年度)へ向けた成長戦略の推進に加えて、創業150周年の先を見据えた成長基盤を構築するために、2018年度を最終年度とした「中期経営計画『銀座を極める 150』(2016~2018年度)」(以下「本計画」といいます。)を新たに策定いたしました。
本計画では、百貨店業としては規模が小さい当社が、市場の競合に打ち勝ち、持続的に成長していくために、「松屋ファン」を増やし、「松屋ファン」との関係性を深めていく顧客政策を強化することで、激動する環境に速やかに対応しながら、企業価値を高めていくことに取り組んでまいります。
2019年に創業150周年を迎える当社は、中期経営計画の策定に合わせて、経営方針である「顧客第一主義」を基に、新たに百貨店業のビジョンとして「銀座を極める 150」を掲げ、「松屋と言えば銀座」から「銀座と言えば松屋」であると想起される存在にまで「松屋銀座」を磨き上げて行くことを目指してまいります。
基本方針には、「お客様とのより強固な絆づくり ― 『松屋ファン』を『熱烈な松屋ファン』へ」を掲げ、かかる基本方針の実現へ向けた諸施策を採ることとしております。
なお、本計画3ヵ年の投資総額は60億円を予定しており、最終年度(2018年度)における数値目標は、連結営業利益30億円であります。



事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03017] S1007LW3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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