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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007J5M

有価証券報告書抜粋 さが美グループホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業業績や雇用環境に改善の傾向は見られるものの、中国経済の減速や欧米の金融政策がもたらす影響など、先行きの不透明感も強く、回復には力強さを欠いております。
小売業界におきましても、大都市圏を中心に底堅い回復傾向で推移しているものの、地方では売上高が前年比マイナスとなる地域も多く、個人消費も本格的な回復には至っておりません。
当社グループにおきましては、当連結会計年度の売上高は、207億78百万円と前年実績に対し96.9%(6億62百万円減)ながら、既設店前年比は101.5%(2億87百万円増)となりました。販売契約高においても、当連結会計年度の前年比は97.0%ながら、既設店前年比は102.0%となりました。
きもの事業におきましては、当連結会計年度の売上高は前年比97.4%と下廻りましたが、既設店前年比は101.1%と上廻りました。同様に、販売契約高も前年比は97.6%ながら、既設店前年比では101.6%と上廻っております。
㈱さが美のきもの事業におきましては、年間最大のイベントである6月度の熱海、神戸、10月度の京都での展示販売会が、前年実績を下廻り、年間の会場成約高合計が前年比95.4%と減少いたしましたが、逆に、きものお手入れ、和装品の充実により平日の日販売上高が二桁増となりました。これらの結果、㈱さが美のきもの事業においては、販売契約高は前年比97.1%にとどまりましたが、既設店前年比では102.1%に改善いたしました。
㈱東京ますいわ屋につきましても、販売契約高、売上高ともに、前年比98.9%と下廻ったものの、既設店前年比は販売契約高が100.4%、売上高が100.6%と上廻りました。
ホームファッション事業におきましては、当連結会計年度の売上高が、前年比で93.0%と下廻りました。これは、前年の消費増税前の駆け込み需要の影響と、期末比で11店舗減少していることによるもので、既設店前年比は104.9%であります。前年に消費増税で落ち込んだ5月度以降は、既設店前年比が毎月度100%を超えて推移いたしました。
また、㈱さが美においては前年に引き続き、全社的なローコスト運営と部門別利益管理の深化によって、販売費及び一般管理費は7億25百万円(7.5%)減少いたしました。
店舗面におきましては、きもの事業については、8店舗を出店し19店舗を閉鎖、ホームファッション事業については、6店舗を出店し17店舗を閉鎖いたしました。これにより当連結会計年度末における店舗数は、㈱さが美186店舗、㈱東京ますいわ屋45店舗、グループ合計で231店舗となっております。業態別店舗数は、きもの事業185店舗、ホームファッション事業46店舗となっております。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高207億78百万円(前期比3.1%減)となり、利益面においては、営業損失1億1百万円(前期比3億69百万円の改善)、経常損失55百万円(前期比4億1百万円の改善)となりました。
この赤字体質からの脱却を図るため当社は、①ホームファッション事業からの全面撤退 ②きもの事業の業績不振店の閉鎖 ③本社移転と跡地の賃貸による不動産賃料収入の拡大 を三本柱とする事業構造改革の実施を決定し、事業構造改善計画に基づく特別損失として6億24百万円計上いたしました。
これによって、当期純損失につきましては、10億50百万円(前期比1億52百万円の悪化)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より74百万円減少し、5億32百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは主に税金等調整前当期純損失7億85百万円や事業構造改善引当金の増加4億57百万円などにより、△7億3百万円と前連結会計年度に比べ1億16百万円の減少となりました。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは主に差入保証金の回収による収入2億16百万円などにより、有形固定資産の取得による支出1億76百万円があるものの、△1億67百万円と前連結会計年度に比べ77百万円の増加となりました。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは主に短期借入金の純増加8億円はあるものの、前連結会計年度に比べ1億円の減少となったことなどにより、7億96百万円と前連結会計年度に比べ1億1百万円の減少となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03100] S1007J5M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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