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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007SX2

有価証券報告書抜粋 東洋精糖株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度のわが国経済は、緩やかな回復傾向にあったものの、中国や新興国の景気減速、さらには年明け以降の急速な円高と株価の乱高下により、景気の先行きは不透明さを増しております。
また、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意に伴い、関連法案が3月に閣議決定され、加糖調製品等の動向に注視すべき状況が続いております。
このような状況下、当社グループは、砂糖事業と機能素材事業の維持・拡大に注力するとともに、2015年9月末には不動産賃貸事業から撤退し、財務体質の強化と安定収益の確保に努めてまいりました。
その結果、全事業の連結売上高は14,469百万円(前連結会計年度比0.3%増)、連結営業利益は610百万円(前連結会計年度比3.8%増)、連結経常利益は726百万円(前連結会計年度比10.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は528百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失781百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。

砂糖事業
ニューヨーク粗糖先物相場の期近限月は、1ポンド当たり12.00セントで始まり、最大の生産国であるブラジルの経済先行き不透明感でドル高レアル安が進行し、石油価格の大幅下落の影響もあり、8月に期中最安値となる10.13セントをつけました。その後、ブラジル、タイ、インドでの少雨による減産の懸念から一転上昇し、3月には期中最高値となる16.75セントまで値を上げ、15.42セントで当期を終了いたしました。
一方、日本経済新聞掲載の東京上白糖現物相場は、1キログラム当たり185円~186円で始まり、ニューヨーク粗糖先物相場が下落基調となり10月に2円下落しました。その後、ニューヨーク粗糖先物相場の上昇に伴い2月に4円上昇し、187円~188円で当期を終了いたしました。
このような状況の中、夏場の天候不順、冬場の寒暖差の影響はあったものの売上高はほぼ前年並みを確保し13,270百万円(前連結会計年度比2.2%増)となりました。営業利益は、原料と製造コストの適切な管理により、1,142百万円(前連結会計年度比12.5%増)となりました。

機能素材事業
価格改定の影響により酵素処理ステビアが低調であったものの化粧品原料が堅調に推移したため、売上高は1,104百万円(前連結会計年度比4.7%増)となりました。営業利益は製造・原材料調達コストの上昇により、48百万円(前連結会計年度比1.3%減)となりました。

不動産賃貸事業
前期(2015年3月)に行った賃貸用固定資産の譲渡による賃貸収入の減収などにより、売上高は94百万円(前連結会計年度比75.0%減)、営業損失は32百万円となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ547百万円減少し2,157百万円(前連結会計年度比20.2%減)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は854百万円(前連結会計年度比65.0%増)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は88百万円(前連結会計年度は2,254百万円の獲得)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は1,313百万円(前連結会計年度比146.1%増)となりました。

なお、キャッシュ・フローの詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッシュ・フローの状況の分析」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00354] S1007SX2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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