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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZCW

有価証券報告書抜粋 株式会社 木曽路 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀の金融緩和により企業収益や個人消費、雇用・所得環境の改善など景気は緩やかな回復基調で推移しました。その一方で、原油価格の下落、事業年度末にかけた急速な円高傾向、海外経済の動向など依然先行きは不透明な状況で推移しました。
外食業界におきましては、期初の株高などによる消費マインドの改善から個人消費の持ち直しがみられたものの、円安などの影響から原材料価格の上昇や人材の不足、異業種との競争など依然として厳しい経営環境で推移しました。
このような経営環境の中で当社は、2店舗の新規出店、1店舗の改築、1店舗の改装、2店舗の業態転換(鈴のれんからじゃんじゃん亭、穂の里)、6店舗の退店を実施し、その結果、当事業年度末の店舗数は165店舗(前事業年度末比4店舗減少)となりました。
営業面では、旬の食材による料理や接客サービスの充実に努めるとともに、春の歓送迎会、GW、夏休み、忘年会などの季節毎のイベントを中心に販売促進活動を実施した結果、客数が微減となったものの、客単価が上昇し、売上高は前事業年度と比べ1.7%の増加となりました。
費用面では、円安、天候不順などによる食材の値上がりや、労働需給の逼迫による採用費が増加する一方、原油価格の下落などにより光熱費が減少いたしました。
この結果、当事業年度の売上高は441億61百万円(前事業年度比1.7%増加)、営業利益は5億2百万円(同114.2%増加)、経常利益は4億97百万円(同80.3%増加)となりました。また、特別損失として、固定資産除却損36百万円、減損損失6億52百万円、合計6億88百万円(前事業年度は6億60百万円)を計上しました。
以上の結果、当期純損失は3億88百万円(前事業年度は当期純損失6億1百万円)となりました。1株当たり当期純損失は15.03円(前事業年度は1株当たり当期純損失23.27円)となりました。

当事業年度におけるセグメント別の概況については、当社の事業は単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。

木曽路部門
しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」部門は、1店舗の新規出店、1店舗の改築により、当事業年度末の店舗数は119店舗(前事業年度末比1店舗増加)となりました。
営業面では、春の歓送迎会、GW、夏休み、忘年会などの季節毎のイベントや恒例の「和牛しゃぶしゃぶ祭り」を実施するとともに「松茸」「鮑」「ふぐ」など付加価値の高い旬のメニューの充実に努めました。その結果、売上高は370億72百万円(前事業年度比 2.0%増加)となりました。

素材屋部門
居酒屋の「素材屋」部門は、関西地区4店舗すべての退店により、当事業年度末店舗数は14店舗(同4店舗減少)となりました。
営業面では、旬のメニューの充実や焼酎のお値打ち販売、平日限定フェアの実施並びに季節毎の宴会獲得により来店客数の増加に努めましたが、店舗の減少等により、売上高は25億97百万円(同 5.0%減少)となりました。

じゃんじゃん亭部門
焼肉の「じゃんじゃん亭」部門は、1店舗の新規出店、1店舗の改装、1店舗の業態転換により、当事業年度末店舗数は10店舗(同2店舗増加)となりました。
営業面では、全店で食べ放題メニューの拡販、タッチパネルによる利便性の向上及びスピード提供に取組むとともに、法人や学生のイベントに合わせた予約獲得活動を実施しました。その結果、売上高は15億97百万円(同 55.0%増加)となりました。

とりかく部門
鶏料理の「とりかく」部門は、店舗の異動はなく、当事業年度末店舗数は10店舗であります。
営業面では、歓送迎会、忘年会など宴会メニューをより充実させ、また、こだわりの旬の一品提供などを行いましたが、売上高は10億60百万円(同 0.0%減少)となりました。

鈴のれん部門
和食レストランの「鈴のれん」部門は、2店舗の退店、2店舗の業態転換(じゃんじゃん亭、穂の里)、当事業年度末店舗数は鈴のれん5店舗(同4店舗減少)、穂の里1店舗(同1店舗増加)となりました。
営業面では、季節毎のメニューや宴会メニューなどの料理とともに接客サービスの充実に努めましたが、当事業年度中の退店及び業態転換が響き、売上高は10億49百万円(同 26.4%減少)となりました。

ウノ部門
ワイン食堂の「ウノ」部門は、店舗の異動はなく、当事業年度末店舗数は6店舗であります。
営業面では、豊富な種類のワインを取り揃え、また、季節ごとのフェアの実施やパーティーコースの充実などに努めましたが、売上高は7億3百万円(同 4.8%減少)となりました。
なお、5店舗の撤退及び業態転換を決定しております。

その他部門
その他部門は、外販(しぐれ煮、胡麻だれ類)、不動産賃貸等であります。
その売上高は81百万円(同 2.9%減少)であります。

(2)キャッシュ・フロー
当事業年度のキャッシュ・フローは、営業活動から得られたキャッシュ・フローは、14億46百万円の流入超過(前事業年度比90百万円の減少)となりました。主な内容は、減価償却費12億31百万円、減損損失6億52百万円、仕入債務の増加額1億3百万円などに対し、未払消費税等の支出3億71百万円及び税引前当期純損失1億88百万円などであります。
投資活動に使用されたキャッシュ・フローは11億19百万円の流出超過(同 4億76百万円の増加)となりました。主な内容は、店舗などの有形固定資産の取得による支出7億49百万円、投資有価証券の取得による支出4億円であります。
財務活動に使用されたキャッシュ・フローは、4億78百万円の流出超過(同 24百万円の減少)となりました。主な内容は、リース債務の返済による支出85百万円と配当金の支払額3億61百万円であります。
以上の結果、当事業年度末の現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ1億50百万円減少し、134億3百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03121] S1007ZCW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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