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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007LR2

有価証券報告書抜粋 株式会社プレナス 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善する中、緩やかな回復基調が続いているものの、個人消費に停滞感がみられる他、海外景気の減速を背景に輸出が弱含む等、力強さを欠きました。
当外食産業におきましては、人手不足の状況が継続し、また、個人消費の回復の動きが弱まる等、厳しい事業環境が続きました。
このような状況の中、当社グループにおきましては、引き続き新規出店を行うと共に、店舗のQSC(品質、接客、清潔感)向上、商品力の強化、効果的な販売促進活動の展開に努めました。また、「ほっともっと事業」及び「やよい軒事業」においてフランチャイズ展開を推進し、さらなる事業基盤の強化に向けて活動しました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、1,458億28百万円(前期比4.4%減)、営業利益は64億89百万円(前期比3.2%減)、経常利益は67億19百万円(前期比12.8%減)、当期純利益は36億31百万円(前期比14.3%減)となりました。売上高につきましては、既存店売上高が前期実績を下回ったこと、直営店の加盟店への移管が進んだことが要因で前期実績を下回りました。営業利益につきましては、直営店舗原価の改善や広告宣伝費等のコストの効率化を図ったものの、既存店売上高の減少等の影響により、前期実績を下回りました。経常利益及び当期純利益につきましては、前述の影響に加え、為替差益が減少したことにより、前期実績を下回りました。

[国内における店舗展開の状況]
前連結会計
年度末
新規出店退店当連結会計
年度末
改装・移転
ほっともっと2,728店67店106店2,689店184店
やよい軒274店25店2店297店17店
MKレストラン31店-1店30店27店
合計3,033店92店109店3,016店228店
(注)「ほっともっと」には、「BizLunch(ビズランチ)」3店舗を含みます。

[海外における店舗展開の状況]
展開エリア前連結会計
年度末
新規出店退店当連結会計
年度末
ほっともっと中国6店1店2店5店
韓国4店1店2店3店
やよい軒タイ129店13店-142店
シンガポール6店--6店
オーストラリア1店1店-2店
台湾2店3店-5店
合計-148店19店4店163店

セグメントの業績は次のとおりであります。

[ほっともっと事業]
店内調理による手づくりの特長を活かしつつ、「健康」をテーマとした様々な取り組みを行いました。お客様のより健康的な食生活を支えることが出来るよう、商品の製造工程や調理工程を見直し、昨年4月より全弁当メニューを対象に減塩を実施しました。また、低カロリーで野菜をたっぷり使用した「タニタ監修弁当」の販売を全国に広げると共に、栄養のバランスがよいメニューを日替わりで提供する「Bento5」を発売する等、健康志向のお客様への訴求を図りました。さらに、全国9地区で、それぞれの地域に根付いた料理を商品化した「ご当地弁当」や、人気No.1の“のり弁当”と食欲をそそる“牛めし”を合わせた「のり牛」を、お得な価格で発売する等、幅広いお客様のニーズへの対応も図りました。
昨年6月には、地域により人件費や地代家賃等の店舗運営に係るコストが異なる状況に対応するため、三大都市圏にて一部商品の価格改定を実施しました。
加えて、店舗収益力の一層の強化を図るため、店舗の改装・移転を積極的に行うと共に、不採算店舗の早期退店を進めました。また、一部店舗に券売機を導入する等、新たな取り組みも行っております。
フランチャイズ展開につきましては、「ユニットFC制度」を利用して、引き続き新規オーナーの獲得及び既存オーナーの多店舗化に積極的に取り組みました。
また、昨年10月には、忙しい都心部のお客様へ“おいしい弁当”を“無駄なくスピーディに提供”することをコンセプトにした、新たな持ち帰り弁当ブランド「BizLunch(ビズランチ)」を創設しました。
しかしながら、既存店売上高は、前期比96.0%となりました。
以上の結果、売上高は、1,139億62百万円(前期比6.4%減)、営業利益は49億70百万円(前期比1.2%増)となりました。売上高につきましては、既存店売上高が前期実績を下回ったこと、直営店の加盟店への移管が進んだことが要因で前期実績を下回りましたが、営業利益につきましては、直営店舗原価の改善や広告宣伝費等のコストの効率化を図った結果、前期実績を上回りました。

[やよい軒事業]
素材や手づくり感にこだわった定食メニューをお手頃な価格で提供することを基本に、「とり天とだんご汁の定食」「すき焼き定食」等の郷土性や季節感を取り入れた商品やボリューム感ある商品を発売し、他店との差別化を図りました。また、お客様に快適にご利用いただけるよう、店舗のQSCの向上に努めると共に、テレビCMの放映やディスカウントキャンペーンを効果的に実施し、お客様の来店促進を図りました。さらに、定食・朝食のごはんを十六穀米に変更できるサービスを開始し、健康的でバランスのよいメニューを発売するなど、女性やシニアのお客様への訴求を図りました。
また、フランチャイズ展開を推進するため、新規オーナーの募集を行い、加盟店の増加に努めました。
店舗展開につきましては、初めて沖縄県他3県に出店する等、事業展開エリアを着実に広げております。
しかしながら、既存店売上高は、前期比98.8%となりました。
以上の結果、売上高は284億77百万円(前期比3.2%増)、営業利益は13億62百万円(前期比26.4%減)となりました。売上高につきましては、新規出店により店舗数が増加したことが要因で、前期実績を上回りました。営業利益につきましては、既存店売上高の減少や広告宣伝費の増加等により、前期実績を下回りました。

[MKレストラン事業]
豊富な具材と個性豊かなスープが選べる「MK鍋」に、本格飲茶やランチセットも取り揃え、お客様の幅広いニーズへの対応を図りました。お客様に「MK鍋」をよりお楽しみいただけるよう、2種類のスープを選べる仕切鍋を導入した他、寿司食べ放題のメニューを開始する等の取り組みも実施しました。また、店舗のQSCの向上に努めると共に、テレビCMの放映や携帯電話・スマートフォンを利用した「MKポイントサービス」会員の獲得にも注力する等、お客様の来店促進を図りました。
これらにより、既存店売上高は前期比105.4%と好調に推移しました。
以上の結果、売上高は33億88百万円(前期比3.4%増)、営業利益は2億75百万円(前期比128.4%増)となりました。売上高につきましては、既存店売上高が増加したことが要因で、前期実績を上回りました。営業利益につきましては、既存店売上高の増加や、原価改善等により、前期実績を大きく上回りました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億77百万円増加し、168億27百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、102億91百万円(前連結会計年度に得られた資金は100億5百万円)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益56億円、減価償却費50億47百万円、減損損失7億58百万円、法人税等の支払額9億90百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、78億90百万円(前連結会計年度に使用した資金は72億8百万円)となりました。主な内訳は、定期預金の預入による支出179億41百万円及び払戻による収入182億23百万円、有形固定資産の取得による支出69億62百万円、有形固定資産の除却による支出3億81百万円、貸付けによる支出7億47百万円及び回収による収入3億84百万円、関係会社株式の取得による支出3億6百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、21億16百万円(前連結会計年度に使用した資金は19億35百万円)となりました。主な内訳は、配当金の支払いによる支出20億96百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03200] S1007LR2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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