有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009III
株式会社 フジ・コーポレーション 業績等の概要 (2016年10月期)
(1) 業績
当事業年度における我が国の経済は、政府の経済政策による企業収益及び雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな景気回復の動きが見られたものの、為替の急激な変動、中国をはじめとする新興国の景気減速懸念や、英国のEU離脱問題等による欧州経済の低迷が顕在化しており、依然として先行きは不透明な状況にあります。このような状況のもと、当社におきましては、第1四半期に暖冬の影響によりスタッドレスタイヤの需要が落ち込んだことで、店舗売上は厳しい状況のスタートとなりましたが、第2四半期以降には回復傾向が見られました。本部売上は2015年9月竣工の第3ロジスティクス及び自動組込装置が順調に稼働したことにより好調に推移しました。また、2016年3月に宇都宮店を宇都宮市明保野町に新設移転しておりますが、同市鶴田町に保有する固定資産(旧宇都宮店)について他業種への賃貸を決定したため、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、使用方法の変更による将来の回収可能性を検討した結果、当該固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額することとし、減損損失額218百万円を特別損失に計上しております。
この結果、当事業年度の売上高は29,036百万円(前事業年度比1,446百万円、5.2%増)となりました。売上高を商品別に見ますと、タイヤ・ホイールは売上金額25,575百万円(前事業年度比1,260百万円、5.2%増)、売上本数2,659千本(前事業年度比243千本、10.1%増)となりました。用品は売上金額1,095百万円(前事業年度比125百万円、12.9%増)、作業料は売上金額2,364百万円(前事業年度比60百万円、2.6%増)となっております。売上構成比は、タイヤ・ホイール88.1%(前事業年度88.1%)、用品3.8%(前事業年度3.5%)、作業料8.1%(前事業年度8.4%)となりました。また、販路別売上高の状況は、店舗売上高18,063百万円(前事業年度比520百万円、3.0%増)、本部売上高10,973百万円(前事業年度比925百万円、9.2%増)となっております。
当事業年度の経営成績を総括いたしますと、営業利益2,200百万円(前事業年度比2百万円、0.1%増)、経常利益2,259百万円(前事業年度122百万円、5.2%減)、当期純利益1,355百万円(前事業年度比248百万円、15.5%減)となっております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末比152百万円増加の475百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は2,686百万円となりました。(前事業年度は1,338百万円の獲得)
主な内訳は、税引前当期純利益2,097百万円、法人税等の支払額877百万円、減価償却費882百万円、減損損失218百万円、売上債権の増加額147百万円、棚卸資産の増加額161百万円、仕入債務の増加額145百万円、未払消費税等の増加額407百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は131百万円となりました。(前事業年度は5,576百万円の使用)
主な内訳は、新規出店等による有形固定資産の取得による支出616百万円、倉庫の売却等による有形固定資産の売却による収入603百万円、無形固定資産の取得による支出87百万円、建設協力金の支払額77百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,401百万円となりました。(前事業年度は4,194百万円の獲得)
主な内訳は、短期借入金の減少額2,700百万円、長期借入金の返済による支出額847百万円、株式の発行による収入1,396百万円、配当金の支払額234百万円によるものであります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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