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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007Y4W

有価証券報告書抜粋 株式会社星医療酸器 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀による金融対策を背景に、企業収益や雇用情勢に改善が見られるなど景気は緩やかな回復基調で推移いたしましたが、為替や株価の大幅な変動に加え、中国をはじめとする海外経済の減速懸念等から先行きは依然として不透明な状況となっております。
当社グループを取巻く環境は、高齢者人口の増加を背景に医療・介護・福祉サービスの需要が高まりをみせるなか、多様化するヘルスケアのニーズに対応すべく、商品やサービスの品質向上と効率化の推進が必須とされる厳しい事業環境が続きました。
このような環境のもと当社グループは、いち早く医療・介護・福祉等に関わる顧客ニーズの多様化を視野に、状況に即した対応に努め、各種ノウハウの蓄積と営業力の強化を継続してまいりました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、連結売上高は10,042百万円(前期比4.7%増)と増収を確保し、利益面でも、連結営業利益は1,213百万円(前期比2.5%増)、連結経常利益は1,231百万円(前期比1.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は833百万円(前期比13.6%増)と増益を達成いたしました。

セグメント別の概況は、次のとおりであります。
当連結会計年度よりセグメントの業績をより適切に評価するために費用の配賦基準を変更しております。このため、前連結会計年度の各セグメント利益については変更後の算定方法により組替えて比較をおこなっております。

①医療用ガス関連事業
当部門は、医療技術の進歩などを背景として医療用酸素ガスの消費量が緩やかな減少傾向にあるなか、保安と安定供給を第一義とした事業運営に徹しつつ、新規顧客の獲得と新規販路の開拓などの営業努力を重ねましたが、売上高は3,381百万円(前期比1.0%減)、人件費をはじめとした諸経費の負担増もあり、セグメント利益は253百万円(前期比38.2%減)となりました。

②在宅医療関連事業
当部門は、学会への出展や研究会の共催、病院内での勉強会開催などのきめの細かい営業活動により拡販に努めたことなどから、HOT(在宅酸素療法)の患者様の日常生活をトータルサポートする高機能リモコン「パレッツ」の出荷台数が着実に伸びたほか、「人工呼吸器」、「CPAP」(持続陽圧呼吸療法)のレンタル台数も好調に推移いたしました。
これらの結果、売上高は3,788百万円(前期比7.1%増)、セグメント利益は632百万円(前期比7.0%増)と増収増益となりました。

③医療用ガス設備工事関連事業
当部門は、医療機関の増築・移転新築工事の需要が堅調に推移したことに加え、新規参入した消火設備工事が寄与し、売上高は1,417百万円(前期比21.7%増)と増収、採算性を重視した選別受注の取り組みと施工コストの低減に注力したことなどから、セグメント利益は241百万円(前期比95.7%増)と大幅な増益となりました。

④介護福祉関連事業
当部門は、介護福祉関連商品のレンタル及び販売部門におきましては、地域包括支援センターや居宅介護支援事業者への継続的な営業強化に努めたことなどから、レンタル売上が順調に推移いたしました。また、2014年8月に開設いたしました、訪問看護・居宅介護支援事業所「星医療酸器訪問看護・リハビリステーション巣鴨」(東京都文京区)は、顧客ニーズの把握と対応及び安定稼働に向けた体制整備を進めました。
これらの結果、売上高は502百万円(前期比5.1%増)、セグメント利益は32百万円(前期比22.3%増)と増収増益となりました。


⑤施設介護関連事業
有料老人ホーム「ライフステージ阿佐ヶ谷」(東京都杉並区)は、24時間看護師常駐、地元医療機関との連携強化などの付加価値サービスの提供を通じて、ご入居者様、ご家族様に「安心と安全」をお届けすることをモットーとした運営管理に徹し、新規ご入居者様の確保に注力いたしました。
また、通所介護施設「あしつよ・文京」(東京都文京区)、「あしつよ 巣鴨」(東京都豊島区)、「あしつよ 王子」(東京都北区)は、地元に密着したサービスの提供と新たな顧客ニーズの発掘に努め、稼働率アップを図ることができました。
これらの結果、売上高は329百万円(前期比15.0%増)と増収、利益面ではセグメント損失39百万円(前期セグメント損失71百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

1.当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況説明
当連結会計年度において、現金及び現金同等物は410百万円増加し、当連結会計年度末残高は、6,978百万円となりました。
2.各活動別の説明及び前年同期比
①営業活動により得られた資金は1,363百万円(前期比145百万円減)となりました。
これは、税金等調整前当期純利益が1,230百万円となり、減価償却費509百万円、法人税等の支払額433百万円があったこと等によるものであります。
②投資活動により使用した資金は460百万円(前期比203百万円増)となりました。
これは、定期預金の預入による支出40百万円、有形固定資産の取得による支出270百万円、投資有価証券の取得による支出121百万円があったこと等によるものであります。
③財務活動により使用した資金は491百万円(前期比67百万円減)となりました。
これは、リース債務の返済による支出360百万円及び配当金の支払額131百万円があったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03330] S1007Y4W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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