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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007LEK

有価証券報告書抜粋 株式会社魚喜 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2015年3月1日から2016年2月29日まで)におけるわが国経済は、企業収益の改善や設備投資の緩やかな増加、雇用・所得の着実な改善など景気は緩やかな回復傾向で推移いたしました。しかし一方では、新興国経済の減速に加え、原油をはじめとする資源価格や株価の下落など海外経済の下振れのリスク、年明けからの急な円高の進行による企業業績の悪化懸念の強まりなど、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。個人消費に関しては、雇用情勢の改善により持ち直しが一部見られるものの、物価上昇や更なる消費税引き上げの懸念などから消費者の生活防衛意識がさらに高まり、生鮮食品をはじめとする食品全般に対する節約志向・低価格指向はいまだに根強く続いております。
当社グループが事業の主体をおく水産小売業界においては、食の安心・安全に対する関心が一層高まり、また、乱獲による水産資源の枯渇や異常気象などによる漁獲量の減少に加えて世界的規模の需要増により、魚介類の仕入価格は依然として上昇傾向にあります。この消費性向と仕入環境により当社グループを取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況で推移いたしました。
このような厳しい経営環境において、当社は収益改善を図るべく、お客様のニーズを満足させる付加価値の高い商品の開発や鮮度・ライブ感の強化によるお客様にとって魅力のある売場づくりなど、既存店舗の活性化を最優先事項として取り組んでまいりました。また利益確保が見込める優良物件への新規出店(鮮魚2店舗)及び不採算店舗等の退店(鮮魚9店舗)をいたしました。経費面では包装材料コストの縮減を中心とした仕入効率化による原価率の低減、並びに従業員一人当たりの生産性向上のための要員見直し等を実施し、人件費及び諸経費の削減を積極的に推進いたしました。
不採算店舗の退店を先行した結果、当連結会計年度における当社の売上高は133億79百万円(前年同期比1.0%減)、売上総利益は54億69百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益は1億79百万円(前年同期比10.4%減)、経常利益は1億77百万円(前年同期比7.8%減)、当期純利益は1億33百万円(前年同期比4.4%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。
(鮮魚事業)
鮮魚事業の売上高は、121億5百万円(前年同期比1.2%減)となりました。また、セグメント利益は、原価率低減と販売費及び一般管理費の削減に努めた結果、6億56百万円(前年同期比3.4%増)となりました。
(飲食事業)
飲食事業の売上高は10億円(前年同期比0.5%減)となり、セグメント利益は8百万円(前年同期比47.2%減)となりました。
(不動産事業)
不動産事業の売上高は2億96百万円(前年同期比7.6%増)となり、セグメント利益は64百万円(前年同期比5.8%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億22百万円減少し、当連結会計年度末には7億73百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動の結果、使用した資金は1億70百万円(前連結会計年度は6億44百万円の獲得)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益を1億84百万円計上しましたが、仕入債務の減少等によるものであります。

[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動の結果、使用した資金は1億1百万円(前連結会計年度比18.9%減)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出等によるものであります。

[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動の結果、獲得した資金は1億49百万円(前連結会計年度は1億90百万円の使用)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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