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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10079LO

有価証券報告書抜粋 カンロ株式会社 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

2015年11月、当社松本工場で製造いたしました「180gもりもり山のくだもの飴」の一部におきまして、製造設備のゴム製の異物が混入したことが判明し、対象商品の「180gもりもり山のくだもの飴」を含めた全3品について自主回収を行いました。お客様、株主の皆様並びに関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけすることになり深くお詫び申し上げます。今後はより一層品質管理を徹底し、再発防止に努める所存です。
当期におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融緩和政策から雇用・所得環境は改善され、景気は緩やかな回復基調が続いているものの、個人消費は低調に推移するなど先行きは依然不透明な状況となりました。
菓子業界におきましては、小売業間の競争が一層激しさを増す中、物流費や原材料価格の高止まりなど、メーカーの収益環境は、引続き厳しいものとなりました。
このような経営環境の下、当社グループは主力ブランド商品である「ピュレグミ」の大幅リニューアルを実施し、店頭販促やTVCMを投下するなど売上の拡大を図ると共に、利益率の高い主力ブランド商品の拡大により利益の改善を図りました。また、事業の選択と集中を進め、経営資源を当社の中核事業である国内キャンディ事業に絞り込み、業績の早期回復を図りました。
袋キャンディは、主力ブランド商品である「金のミルクキャンディ」や下期に発売した「金のミルクキャンディ抹茶」が好調に推移したことや、「ボイスケアのど飴」の売上が伸長したことなどにより前期比3.9%の増加となりました。ポケットキャンディは、スティックキャンディの売上は減少しましたが、「ジュレピュレ」「カンデミーナグミ」などグミ群が伸長したことにより、前期比5.7%の増加となりました。素材菓子は、前期比2.0%の減少となりました。以上の結果、連結売上高は、前期比8億77百万円(4.7%)増収の196億83百万円となりました。
利益につきましては、売上総利益は主力ブランド商品の売上増加により前期比5億25百万円(6.5%)増益の86億35百万円となりました。販売費及び一般管理費は、事業の選択と集中により広告宣伝費や販売促進費は減少しましたが、売上の増加に伴う物流費等が増加したことを主因に前期比48百万円増加の83億1百万円となりました。この結果、連結営業利益は前期比4億76百万円増益の3億33百万円となりました。連結経常利益は朝日工場建設に伴うものづくり産業応援助成金70百万円が前年までで終了したものの、前期比3億79百万円増益の2億99百万円となりました。連結当期純利益は、前期に工場製造設備等の減損損失による特別損失2億93百万円及び繰延税金資産の一部取崩しに伴い1億67百万円を法人税等調整額に計上したこと、当期に製品回収費として特別損失99百万円を計上したことなどにより、前期比5億82百万円増益の86百万円となりました。なお、当社は製品回収についてのリコール保険に加入しており、今回の製品回収費の一部については、次期(2016年12月期)に保険金収入として回収の予定です。

(2) キャッシュ・フローの状況

当期末の現金及び現金同等物の期末残高は、前期末に比べ9億3百万円減少し10億35百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、14億69百万円(前年同期比8億69百万円増加)の収入となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益1億91百万円、減価償却費9億86百万円、退職給付に係る負債の増加1億10百万円により資金が増加しましたが、売上債権の増加51百万円により資金が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、13億65百万円(前年同期比2億83百万円減少)の支出となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出17億92百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、10億8百万円(前年同期比26億24百万円減少)の支出となりました。
これは主に短期借入金の純減額23億円、長期借入金の返済による支出4億35百万円、配当金の支払2億16百万円により資金が減少しましたが、長期借入れによる収入20億円により資金が増加したことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00378] S10079LO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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