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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007L0U

有価証券報告書抜粋 株式会社ワンダーコーポレーション 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の向上や雇用情勢の改善等による緩やかな回復傾向にあるものの、海外景気の減速や日銀によるマイナス金利の導入等の影響もあり、依然として個人消費及び景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、コストの削減や業務効率の向上を目的に、グループ間の人員配置の適正化、社内イントラネット及び人事給与システムの統合を推進いたしました。また、当社は2016年2月23日付で連結子会社である株式会社新星堂を吸収合併いたしました。この合併により、一体運営による事業推進力の強化や経営の合理化を通じて相乗効果の最大化を図り、当社グループにおける新たなエンタテインメント事業の構築に向けた取り組みを加速してまいります。
当連結会計期間末の店舗数については、WonderGOO事業85店舗(内、FC13店舗)、WonderREX事業22店舗(内、FC2店舗)、TSUTAYA事業84店舗、新星堂事業124店舗、合計315店舗となりました。
これらの結果、当連結会計年度における売上高は78,462百万円(前年同期比6.5%減)となりました。利益面におきましては、新星堂事業の売上高減少及び退店店舗の増加に伴い商品回転率の低下が見込まれるため、滞留在庫の評価減を計上したことにより営業損失は557百万円(前年同期は営業利益168百万円)、経常損失は452百万円(前年同期は経常利益371百万円)となりました。また、店舗の減損損失等の特別損失を計上したことにより当期純損失は765百万円(前年同期は当期純損失113百万円)となりました。

報告セグメント別の概況は以下のとおりです。

WonderGOO事業におきましては、従来の商品構成と売場レイアウトを見直し、新たな収益の柱を構築するための既存店改装を34店舗行いました。特に、WonderGOOつくば店、WonderGOO高崎店では大型の文具売場やカフェ併設のベーカリーショップの導入等を実施いたしました。また、WonderGOO下館店の駐車場敷地内には、ベーカリー単独店舗1号店として「HEART BREAD ANTIQUE下館店」を、さらにコンビニエンスストアとエンタテインメント専門店の一体型店舗として、「FamilyMart+WonderGOO下館店」を新規出店いたしました。
これらの結果、WonderGOO事業の売上高は41,814百万円(前年同期比8.4%減)、営業利益214百万円(前年同期比46.3%減)となりました。

WonderREX事業におきましては、総合リユース・エンタテインメントショップとしてWonderREX千葉ニュータウン店とWonderREX水戸県庁前店の2店舗を新規出店いたしました。インバウンド需要に対応するための免税制度対応や告知強化、カフェ自販機やキッズスペースを設置することでお客様がよりご来店しやすい環境を整えました。それらの施策に加え、WonderREX千葉ニュータウン店では和服の端切れなどを利用したエコ・ワークショップも定期的に開催いたしました。また、インターネット上での宅配買取受付をリニューアルし、お客様が気軽に申込めダンボール箱に詰めて送るだけで買取ができるサービスを拡充いたしました。
これらの結果、WonderREX事業の売上高は6,637百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益63百万円(前年同期比73.3%減)となりました。

TSUTAYA事業におきましては、新たな試みとして大型トレカ専門店「トーナメントセンターバトロコ柏駅前」を新規出店いたしました。同店は、300席を超えるスペースの提供とイベントを毎日開催し、「新たな出会いと可能性を創造する場」をコンセプトとしております。その他、TSUTAYA既存店の運営体制の見直しとして、セルフPOS、コミックレンタル、マルシェなどの導入や、独自で展開している有料会員サービスの「ファースト会員」による安定的な収益確保を図ってまいりました。
これらの結果、TSUTAYA事業の売上高は15,634百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益361百万円(前年同期比78.6%増)となりました。


新星堂事業におきましては、音楽・映像のパッケージ販売の低調を補うため新規アイテムとして中古トレカやアミューズメント機器の導入、イベント企画グループ直轄店舗を中心にイベント回数の増加や内容の充実を図ってまいりました。また、グループ各社への店舗人員を中心とした出向や、不採算店舗の売場坪数の適正化及びスクラップ&ビルドを積極的に行ってまいりました。しかしながら、滞留在庫の増加等に伴う商品在庫評価減の計上により厳しい結果となりました。
これらの結果、新星堂事業の売上高は14,105百万円(前年同期比15.1%減)、営業損失1,196百万円(前年同期は営業損失781百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ265百万円増加し、2,689百万円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フロ-の状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロ-)
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に仕入債務の減少により1,333百万円、法人税等の支払により442百万円資金が減少したものの、減価償却費が1,329百万円、たな卸資産の減少により2,268百万円資金が増加したことにより1,550百万円資金の増加(前年同期は1,373百万円の資金の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
投資活動によるキャッシュ・フローは、敷金及び保証金の回収による収入により484百万円資金が増加したものの、有形固定資産の取得1,371百万円、定期預金の預入による支出により182百万円資金が減少したことにより1,131百万円の減少(前年同期は27百万円の資金の増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入3,697百万円により資金が増加したものの、短期借入金の減少により428百万円、長期借入金の返済による支出で2,412百万円、リース債務の返済による支出で553百万円資金が減少したことにより153百万円の減少(前年同期は1,036百万円の資金の減少)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03444] S1007L0U)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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