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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007RC1

有価証券報告書抜粋 株式会社バッファロー 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

本文における将来についての事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、先行きに不確実性やリスクを含んでいるため、将来生じる結果と異なることがありますので、ご留意下さい。
(1)財政状態の分析
当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ76,670千円増加し6,043,942千円(前期比1.3%増)となりました。これは主に、土地及び建物の増加に対して、現金及び預金、差入保証金の減少等があったためであります。
負債は、前事業年度末に比べ65,214千円増加し1,605,098千円(前期比4.2%増)となりました。これは主に、前受金、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)、リース債務及び退職給付引当金の増加に対して、買掛金及び未払金の減少等があったためであります。
純資産については、前事業年度末に比べ11,456千円増加し4,438,844千円(前期比0.3%増)となりました。これは主に、利益剰余金の増加等があったためであります。

(2)経営成績の分析
① 売上高
当事業年度の売上高は、「1 業績等の概要 (1)業績」に記載のとおり、前年同期に比べ0.9%増加し8,601,133千円となりました。
② 売上原価及び売上総利益
当事業年度の売上原価は、売上高が微増となったことに伴い、前年同期に比べ0.8%増加し4,565,798千円となりました。
これにより、売上総利益は前年同期に比べ1.0%増加し4,035,334千円となりました。
③ 販売費及び一般管理費並びに営業利益
当事業年度の販売費及び一般管理費は、㈱サイケイから事業承継した2店舗が通期営業となったことに伴い主に人件費が上昇したため、前年同期に比べ1.6%増加して3,964,965千円となりました。この結果、営業利益は前年同期に比べ24.5%減少し70,368千円となりました。
④ 営業外収益(費用)及び経常利益
当事業年度の経常利益は、営業利益の減少とともに、店舗復旧費用5,824千円の発生と、たな卸資産除却損4,295千円の計上等により、前年同期に比べ15.5%減少し144,546千円となりました。
⑤ 特別利益(損失)及び税引前当期純利益
当事業年度の特別利益(損失)についての特記事項はございません。税引前当期純利益は前年同期に比べ18.5%減少し144,546千円となりました。
⑥ 法人税等合計及び当期純利益
当事業年度の法人税等合計は、減益の影響により前年同期に比べ25.9%減少し71,257千円となり、当期純利益は前年同期に比べ9.7%減少し73,288千円となりました。

(3)経営課題と今後の方針
当社の経営ビジョンは、いかなる変化にも対応できる強固な経営体質作りを目指すことであり、また、カーライフのトータルサポーターとして常に時代を先取りし、積極的に新しい顧客ニーズの開拓と新規需要発掘に努力を重ね、より多くのお客様に、より満足して頂ける情報・商品・サービスを提供していくことであります。
このため当社では、創業時より社員に対し一貫して「接客販売による固定客づくり」を徹底し、お客様からの様々な要望に迅速に対応することにより、販売スタッフとしての技量を磨き、自分自身を向上させていく「接客こそ人間形成」という人材育成の信念の下に、常に接遇・接客の質を高めていくことを当社の経営の基本方針としております。
また、経営における透明性を高めるため、タイムリーディスクロージャーやインサイダー情報の厳密な管理に努め、株主に対する積極的なIR活動を行っていくことが、今後の経営戦略上の重要な要素となることを十分に認識し真摯に取り組んでまいる所存であります。

(目標とする経営指標)
当社は、企業価値の継続的向上を実現していくために、売上総利益率の向上及び経常利益率の改善度を重要な経営指標としており、販売の基本を「お客様のニーズに合わせた接客」に置き、商品の価格競争に左右されない販売による高収益率の確保に努めてまいります。

(中長期的な会社の経営戦略)
① 更なる店舗展開と経営基盤の構築
当社の経営環境は、自動車保有台数の減少及び消費者の節約志向等により、今後においても厳しい状況が続くことが予想されますが、一方では車検・整備による事業領域の拡大等、更なる新規出店へのチャンスは高まるものと考え、店舗数の増加による販売エリアの拡大を図るべく、新規店舗の出店開発に今後も積極的に取組んでまいります。また、既存店舗においては、改装等による徹底的な活性化を推進していくとともに、商品別の売上構成・成長性に応じた品揃えにより在庫効率の改善を図る等、コストの見直しや削減等も含めた、より効率的な仕組みの再構築と経営資源の有効的な投入を進めてまいります。
② 接客対応力の強化と人材育成
当社は、従来より社員の接客販売を通して、より多くのお客様から支持・信頼される店舗を目指してまいりました。今後においてもCS(顧客満足度)の向上を目指し、なお一層の改善を取組んでいくにあたり、社員の各種セールススキル研修への積極的な参加やOJTを通して、商品知識、接客技術、専門技術の習得に努め、接遇・接客の改善・改革を図るとともに、更なる店舗展開に向けた人材育成に努めてまいります。
③ ピット・サービス事業の業容拡大とタイヤ等の消耗用品の販売強化
国内の新車販売の低迷による既存登録車両の車両年齢長期化に伴い、車両のメンテナンスや消耗用品に関する需要増が見込まれるなか、当社は、車検を始めとした各種メンテナンスサービスの強化と技術力の向上に向け、整備資格者の人材育成と指定工場の取得を計画的に推進し、ピット・サービス部門における収益拡大と顧客の囲い込みを図ります。また、より一層地域と密着し、お客様のカーライフに最も身近で役に立つ存在へとなるよう、カー用品販売の原点であるタイヤ、オイル、バッテリー等、消耗用品の品揃えと販売の強化を図り、それらの売上構成比を高めることにより、営業利益の拡大に繋げてまいります。
④ 顧客情報の管理と活用による集客力の向上
顧客情報管理システムの運用にあたり、その主体となる「オートバックスポイントアップカード会員」について、顧客管理プロジェクトを軸に新規会員獲得の推進と、リピート率がより高い「優良顧客」の増加に努め、安定かつ継続的な固定客の確保に注力し、集客力向上を図ってまいります。

(4) キャッシュ・フローの分析
「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況 」をご参照下さい。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03447] S1007RC1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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