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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007RC1

有価証券報告書抜粋 株式会社バッファロー 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国の経済は、円安・原油安を背景に企業収益は緩やかな回復基調を維持してまいりました。しかしながら中国・新興国における経済の減速が顕著となり、また、年明けから円高が進行したことによる輸出産業の減速リスク等、景気の先行きには不透明感が高まりつつあります。個人消費につきましては、失業率が低位で推移する良好な雇用環境が続いているものの、実質賃金の伸び悩み等から消費者の節約志向は依然として強いものとなっております。
カー用品市場におきましては、新車販売台数の前年割れによる市場の縮小傾向とともに、冬商戦が例年にない温暖な気候に見舞われたことでスタッドレスタイヤやタイヤチェーン等の冬季商品需要が激減し、極めて厳しい事業環境を強いられました。
この様な環境において当社は、2014年9月に㈱サイケイから事業承継した2店舗の販売力強化と、2015年7月にリロケーションを行った「オートバックス坂戸店」をはじめとした既存店の活性化に、継続して取り組んでまいりました。また、競合他店との差別化を図る接遇につきましても、外部機関による接客覆面調査の実施や、オートバックス・グループ内の接遇コンテストを通じての質的向上に努めてまいりました。
これにより売上高は、暖冬の影響によるスタッドレスタイヤ及びホイールの需要低迷によりタイヤ・ホイール部門が前年同期比11.9%減となりましたが、車検の早期予約キャンペーン等による顧客囲い込みと、迅速・廉価に車体を補修できる板金・塗装サービス「クイック・エコ・リペア」の拡販が好調に推移し、ピット・サービス工賃部門は同8.4%増、また、長期的な販売減少が続いていたカーナビゲーションが下げ止まりを見せたことで、カーエレクトロニクス部門は同12.6%増、新車・中古車買取販売の取り扱いを2店舗から7店舗に増強した自動車部門の売上高は、同88.9%増となりました。
なお、中期施策として固定顧客化による安定的な収益確保と自動車事故時の修理サービス等への相乗効果を図るべく、2011年11月より開始している自動車保険代理店事業につきましては、継続した取り組みにより手数料収益が順調に伸長し業績に寄与しております。
以上の結果、当事業年度の業績は売上高8,601,133千円(前年同期比0.9%増)、営業利益70,368千円(同24.5%減)、経常利益144,546千円(同15.5%減)、当期純利益73,288千円(同9.7%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ12.4%、161,199千円減少し、当事業年度末には1,134,272千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、293,440千円となりました。これは主に、減価償却費173,176千円の計上、税引前当期純利益144,546千円の計上及び差入保証金の減少額104,087千円に対して、法人税等の支払額69,098千円及び仕入債務の減少51,933千円等があったためであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、417,099千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出448,389千円及び定期預金の預入による支出225,500千円に対して、定期預金の払戻による収入245,000千円等があったためであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、37,540千円となりました。これは、長期借入れによる収入200,000千円に対し、長期借入金の返済による支出121,560千円、リース債務の返済による支出54,136千円及び配当金の支払額61,843千円があったためであります。

(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2012年3月期2013年3月期2014年3月期2015年3月期2016年3月期
自己資本比率(%)74.369.269.574.273.4
時価ベースの自己資本比率(%)24.826.226.529.626.2
キャッシュ・フロー対
有利子負債比率(年)
0.81.10.850.31.7
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)60.472.689.91.452.2
自己資本比率:株主資本/総資産
時価ベースの株主資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.各指標は、いずれも財務数値により算出しております。
2.有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。
3.営業キャッシュ・フロー及び利払いは、キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を用いております。
4.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式を除く)により算出しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03447] S1007RC1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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