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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007KK3

有価証券報告書抜粋 株式会社スーパーバリュー 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度(2015年3月1日から2016年2月29日まで)におけるわが国経済は、企業収益の向上及び雇用情勢・所得環境に改善が見られるなど、緩やかな回復基調で推移しましたが、物価上昇等の影響により個人消費の回復には力強さは見られず、中国を中心とした新興国経済の成長鈍化や資源国の経済悪化による景気の下振れも懸念され、年明け以降は株価や為替が大きく変動するなど先行き不透明な状況で推移いたしました。また、当社の所属する小売業界におきましては、円安に伴う原材料価格の高騰や、労働需給逼迫による人件費の上昇など収益の圧迫が懸念される中、業態を超えた店舗間の競争は一段と激しさを増し、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境の中、当社では、シェア拡大をテーマとし、生鮮食品を中心に「できたて」「作りたて」「おいしい」にこだわった品質の高い商品を可能な限り安価で提供するなど、お客様から圧倒的に支持される店舗づくりに取り組んだ結果、客数の回復と客単価の上昇につながり、既存店売上高は前年同期比104.3%となりました。
また、利益面では、当初シェア拡大を目指し、お客様にご満足いただける価格設定を推進しておりましたが、一定の効果が見られたため、第4四半期より方針を転換し、利益改善に向けた取り組みを進めてまいりました。その結果、売上総利益率は前年同期を0.1ポイント下回る21.1%となりましたが、売上高の拡大により、売上総利益は前年同期比112.8%を確保いたしました。
経費面では、新卒社員29名の入社及び大型店を含む新店4店舗の開店、また全体的な賃金の上昇による人件費の増加、新店に係る開店一時経費1億円の発生などにより、販売費及び一般管理費は前年同期比111.8%と増加いたしました。
店舗展開におきましては、新規出店として2015年3月4日に福生店(東京都福生市)、2015年4月10日に春日部大場店(埼玉県春日部市)の食品スーパー2店舗と2015年10月7日に4年ぶりの食品スーパー・ホームセンター複合大型店舗の出店となった八王子高尾店(東京都八王子市)を出店したほか、2015年7月1日に食品スーパーの上尾小泉店(埼玉県上尾市)を居抜き出店し、当事業年度末の店舗数は27店舗となりました。
以上の結果、売上高は684億円(前年同期比13.5%増)、営業利益は5億66百万円(前年同期比37.2%増)、経常利益は6億52百万円(前年同期比25.5%増)となりました。また、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、当社の保有する固定資産について将来の回収可能性を検討した結果、収益性の低下が見られたため店舗に係る減損損失41百万円を特別損失として計上し、当期純利益は3億67百万円(前年同期比36.0%増)となりました。
当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しておりますが、事業部門別の業績を示すと次のとおりであります。
①SM事業
SM事業では、生鮮食品を中心に品質・鮮度にこだわった商品をお客様がご満足いただける価格で提供したほか、グロッサリにおいて、ワンランク上のこだわり商品の導入や『厳選特価』と銘打ったEDLP販売を引き続き推進するなど、販売強化に徹底して取り組んだ結果、順調に売上高が回復いたしました。なお、年間売上高は、既存店の伸長に加え新規出店4店舗の寄与もあり、544億88百万円、前年同期比15.0%増(71億20百万円増)と増加いたしました。
②HC事業
HC事業では、前年の消費税増税前の駆け込み需要により3月は厳しい状況でしたが、4月以降は回復に転じました。そうした中、お客様の買い方に合わせ、分かりやすい売場づくりに取り組み、またプロ需要の取り込みや関連商品の同一展開などDIY売場の強化を進めた結果、既存店売上高は前年を上回る結果となりました。なお、年間売上高は、新規出店しました八王子高尾店の寄与もあり、139億11百万円、前年同期比7.8%増(10億5百万円増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ28億70百万円減少(前事業年度末は31億7百万円増加)し12億82百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、17億46百万円(前事業年度に得られた資金は40億66百万円)となりました。これは主に、税引前当期純利益6億11百万円、減価償却費7億34百万円、仕入債務の減少額19億28百万円、未払消費税等の減少額4億6百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、25億96百万円(前事業年度に使用した資金は22億23百万円)となりました。これは主に、新規出店等に係る有形固定資産の取得による支出23億68百万円及び新規出店等に係る差入保証金の差入による支出2億17百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、14億72百万円(前事業年度に得られた資金は12億64百万円)となりました。これは主に、借入金の純増額18億92百万円及びリース債務の返済による支出3億50百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03523] S1007KK3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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