株式会社シベール 研究開発活動 (2016年8月期)

当社のお菓子の製造技術は、従来の一握りの職人の勘に頼った暗黙知型から、数値化・具体的なレシピとする明文化型を標榜し、集団として名人になることを目指しております。また、機械を用いて製造コストを下げつつも、肝心な工程には敢えて手作業を残すことで、お菓子に心がこもるよう工夫しております。
組織としましては、生産企画室が統括して、新素材に関する情報収集、加工技術・保存技術の研究及び衛生管理や安全性の維持向上等の活動を行っております。また、新商品につきましては、営業企画室が主管部署となり、顧客ニーズ、営業サイドの要望を踏まえ、生産企画室と連携しながら、季節感豊かな新商品の開発を行っております。
当事業年度におきましては、チョコレート菓子「ファボリ」、半生菓子「レモンのケーキ」、「レモンラスクはちみつ風味」、「コーヒーラスク」等を新商品として、投入致しました。
これらの結果、当事業年度における研究開発費の総額は、15,244千円となりました。