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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009AAT

有価証券報告書抜粋 マルサンアイ株式会社 研究開発活動 (2016年9月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


みそ事業では、原料加工用の用途として菌数制御諸味、長熟タイプ、減塩諸味の開発強化に取り組み、又、諸味の改良、新規形態のみそを開発中であります。
豆乳飲料事業では、豆乳製造技術の改良テスト、科学的分析手法の導入、さらに加工特性研究として大学との共同研究を行い、豆乳製造の基礎技術の蓄積、応用技術への展開を進めております。特に原料用途につながる技術開発を強化しております。又、基礎、応用研究として、豆乳・発酵豆乳の機能、風味改良研究、豆乳の加工特性等について、7大学と共同研究を実施しております。
特にスポーツ向けの豆乳需要拡大の目的で、有益な検証結果を得るために、新たな共同研究先と連携を強化しております。骨格筋萎縮と筋力低下に対して豆乳が有効である可能性があるため、今後、運動機能低下者向けの展開も期待できると考えております。これらの研究情報につきましては、随時学会発表、論文投稿等を行うとともに、ホームページ等で情報提供を進めております。
チルド事業では、生菌タイプの発酵豆乳である「豆乳グルト」のさらなる品質向上を目指すとともに、その機能性について大学との共同研究を遂行しており、免疫効果も明らかになってきております。さらに、次の豆乳加工品の技術開発にも着手しております。
「健康で明るい生活へのお手伝い」の企業理念のもとに、お客様への情報提供をより充実させるため、ホームページ「研究開発だより」を活用し、学会発表情報や商品の健康情報、技術情報の追加等を随時行っております。
当連結会計年度における研究開発費は、85,523千円(前連結会計年度比2.4%増)でありました。
セグメント別の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。

(1) みそ事業

生みそ市場は減少傾向にあるものの、無添加みそ及び減塩みそは増加傾向にあり、無添加諸味、減塩諸味を使用したみそに注力しております。2015年9月にだし入りで塩分ひかえめな「だし入りあわせ 減塩25% 750g」を市場に投入し、だし入り部門と減塩部門のシェア拡大を同時に図りました。
又、2016年春に新たな市場カテゴリー商材として、みその新しい形態のチューブ入り調味料「ごちみそ」を発売いたしました。これ1本で旨みとコクを出し、いろいろな料理に応用できる新しいタイプのみそ調味料です。手軽なのにごちそう、時短なのに本格的な味つけができ、忙しい主婦にピッタリの調味料です。プロモーションとして料理教室「ABCクッキング」とコラボし、「ごちみそ」を使ったメニュー開発、POPシール展開、展示会での試食を行い、「ごちみそ」の訴求と認知アップを図っております。
2016年9月には発売20年を迎えた「味の饗宴シリーズ」を全面的にリニューアルいたしました。中身のみそ、容器を見直し、商品特徴が分かりやすく伝わるようにパッケージデザインを一新いたしました。
市場が拡大している即席みそにおいても、新たな購買層に向けた製品や話題性のある素材を使ったフリーズドライタイプのみそ汁を発売しております。

(2) 豆乳飲料事業

2016年春に「ひとつ上の豆乳」をリニューアルいたしました。高級感のあるパッケージ、すっきりとした飲みやすさ等、新しい価値観をお客様に提供してきたシリーズであります。商品名は「ソイプレミアム ひとつ上の豆乳」とし、基本原料は厳選国産プレミアム大豆を採用し、豆乳飲料にはこだわりのフレーバー原料を使用しております。「成分無調整」、「紅茶」、「珈琲」、「白桃」、「メロン」の5種類のラインナップに加え、宇治抹茶味を新たに発売いたしました。
アーモンド飲料では、コーヒーと相性のよい業務用の1Lタイプ「バリスタブレンド」の製造販売を開始し、喫茶・カフェルートの新規開拓を行いました。又、市販ルートでは売上拡大のため、商品アイテムの増加及びプロモーション強化を実施しており、第3のミルク市場の定着と拡大を図っております。

(3) その他食品事業

チルド事業では、東日本エリア、中京エリアにおいて生菌タイプの発酵豆乳「豆乳グルト」が顕著に拡大しており、全国での販売が嘱望されていました。そのような環境下で2016年7月より、西日本エリア(九州・沖縄地区除く)で発売がスタートいたしました。又、今年9月に東北地区へも販売ルートを拡大させており、現在好調に推移しております。
WEB販売ルートにおいて、新しい取り組みとして発売した「大豆麺」は「低糖質」をキーワードに販売を拡大しております。さらに品質改良を加えながら主力商品として育成してまいります。「低糖質」をコンセプトにした商材のラインナップを図るため、その他の大豆加工食品のとして「大豆ミート」、「大豆フィレ」も販売強化し、今後も新商品の開発に取り組んでまいります。
豆乳製造時に発生するオカラを商品化した「オカラパウダー」は、健康志向の高まりから、業務用ルートにて増加しており、今後も期待できる素材と考えております。
又、健康イメージが高まっている甘酒もリニューアルいたしました。加糖タイプに加え、無加糖タイプを発売し品揃えを強化いたしました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00422] S1009AAT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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