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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XT7

有価証券報告書抜粋 マネックスグループ株式会社 対処すべき課題 (2016年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

(1) グローバルな経営基盤を活かした収益及び利益拡大
当社グループは、2012年3月期より中長期事業戦略「グローバル・ビジョン」に取り組んでいます。その一環として、グローバルな経営基盤を活かして日本のアクティブトレーダー向けのシステムを開発し稼働させました。今後は、このシステムを活用し収益及び利益を拡大することを目指します。また、同戦略のもとに、当社グループの主要な収益源であるマネックス証券株式会社の証券基幹システムの内製化も進めています。これにより顧客のニーズに合わせた取引システムの迅速な開発や、競争力の高い商品の提供が可能となります。加えて、自社の資産としてシステムを持つことでシステムを第三者に提供するBtoBビジネスをグローバルに展開することも可能になり、顧客の株式取引から得る収益のみに依存しない収益構造を構築することができます。このように、金融・IT技術を活かしたグローバルなオンライン金融サービスの開発・提供により収益及び利益を拡大させ、持続的な成長を目指すことが、当社における最も重要な課題です。

(2) グローバルな経営管理体制のさらなる強化
当社グループは、2016年3月末現在、日本、米国及び中国(香港)等に個人投資家の顧客基盤及び個人投資家向けオンライン金融ビジネスの事業基盤を有しています。複数の国・地域に顧客基盤を持ち、また、金融当局の規制を受ける事業を運営しているため、グローバルな経営管理体制を強化することは優先順位の高い課題です。経営に関する計数やリスクに関する情報を的確に把握し管理することにより、効率的な経営資源配分とコスト抑制を実現できると考えています。
また、当社グループは、事業の拠点を置くそれぞれの国・地域におけるリスク管理体制及び内部統制システムの一層の強化にも取り組んでいます。特に、中長期事業戦略「グローバル・ビジョン」に基づきグループ内でシステム開発及び運用を行うことを進めてきているため、ITに関する専門知識・技術を有する人材を確保すること、システム関連コストをコントロールしながら戦略を実行していくこと、並びに内製化に伴う品質管理やリスク管理の体制強化に取り組んでいます。

(3) ROE及び企業価値の向上
当社は、収益及び利益を成長させると同時に、株主資本を適切な水準でコントロールすることで、ROE(親会社所有者帰属持分当期利益率)を向上させ、当社グループの企業価値を増大させることを課題としています。その実現のために、経営資源を最適に配分し収益及び利益を最大化すること、及び証券業を主要な事業とする金融グループとして良好な財政状態を保つことの双方をバランスよく進めていくことが重要であると考えています。


生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03815] S1007XT7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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