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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007T4T

有価証券報告書抜粋 不二製油グループ本社株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表を作成するに当たり、必要な見積りを行っており、それらは資産、負債、収益および費用の計上金額に影響を与えております。これらの見積りは、その性質上判断および入手し得る情報に基づいて行いますので、実際の結果がそれらの見積りと相違する場合があります。
当社グループは、連結財務諸表を作成するに当たり、貸倒引当金の設定、繰延税金資産の回収可能性、退職給付債務等の計算の基礎及び固定資産の減損処理に関する事項について、特に重要な見積りを行っております。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績については、売上高は2,875億37百万円となり、前連結会計年度に比べ5.7%増加いたしました。油脂部門では、フライ油・製菓用油脂・チョコレート用油脂の販売数量が増加したこと及び、円換算額の増加等により増収・増益となりました。製菓・製パン素材部門では、チョコレート、クリーム、マーガリン等の販売数量が伸長等により増収・増益となりました。大豆たん白部門は、大豆たん白素材・大豆たん白機能剤等が伸長したことにより増収・増益となりました。
売上原価は、原材料価格の上昇等により、2,302億75百万円となり、前連結会計年度に比べ2.6%増加いたしました。以上の結果、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度を上回りましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等が増えたことから前連結会計年度を下回りました。
我が国経済は、個人消費は停滞感が強い中、企業収益や雇用環境が堅調に推移すること等により景気は穏やかに底堅さを取り戻していく兆しがみられる見通しであります。海外においては、米国経済の底堅さが見られるものの、欧州の経済活動の水準低下懸念や中国・新興国経済の成長鈍化など、先行き不透明な情勢が続くものと予想されます。
この様な状況の中、当社グループは、マーケティングを強化して世界各地の生活者の視点から発想した戦略をとることで、生活者の健康を支援するグローバル企業グループとなることを目指し、2030年の「ありたい姿」、2020年の「あるべき姿」を描き、それらの実現に向けた今後3年間の活動計画として、ローリング中期経営計画「ルネサンス不二2018」(2016年4月~2019年3月)を策定しております。これらの基本方針であるサステナブル経営、グローバル経営、技術経営を継続し強化してまいります。
(3) 当連結会計年度の財政状態の分析
当期末の総資産は、前期末比432億52百万円増加し、2,668億77百万円となりました。主な資産の変動は、現金及び預金の増加39億82百万円、受取手形及び売掛金の増加15億84百万円、たな卸資産の増加48億4百万円、有形固定資産の増加76億46百万円、のれんの増加131億33百万円等であります。
当期末の負債は、前期末比452億77百万円増加し、1,180億89百万円となりました。有利子負債(リース債務除く)は、ブラジルの連結子会社ハラルド社の株式取得に伴う借入金の増加等により、前期末比304億32百万円増加し、600億円となりました。
当期末の純資産は、前期末比20億26百万円減少し、1,487億87百万円となりました。主な純資産の変動は、利益剰余金の増加62億94百万円、その他有価証券評価差額金の減少13億38百万円、繰延ヘッジ損益の減少14億59百万円、為替換算調整勘定の減少61億38百万円であります。
この結果、1株当たり純資産は前期末比38円6銭減少し、1,655円70銭となりました。自己資本比率は前期末65.1%から53.3%となりました。
当期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期末に比べ39億82百万円増加し、166億98百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは160億27百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益144億92百万円、減価償却費99億3百万円等による収入が、たな卸資産の増加額46億87百万円、法人税等の支払額28億84百万円等の支出を上回ったことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは348億24百万円の支出となりました。これは、主に、ブラジルの連結子会社ハラルド社等の子会社株式の取得による支出171億68百万円、預け金の預入による支出39億95百万円、有形固定資産の取得による支出128億55百万円、投資有価証券の取得による支出13億6百万円等があったことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは240億40百万円の収入となりました。これは主に、ブラジルの連結子会社ハラルド社の株式取得等の為に調達した長期借入れによる収入253億52百万円、短期借入金の純増加額32億80百万円、社債の発行による収入100億円等の収入が、社債の償還による支出50億円、コマーシャル・ペーパーの純減少額20億円、配当金の支払額29億22百万円、長期借入金の返済による支出40億11百万円等による支出を上回ったことによるものです。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00431] S1007T4T)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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