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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10081QO

有価証券報告書抜粋 立山黒部貫光株式会社 対処すべき課題 (2016年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


待望の北陸新幹線開業から1年が経過し、交流人口の拡大と旅客流動の変化が確かにもたらされました。この大きな好機を絶好のチャンスと捉え、継続的に収益を確保していくために、積極的な誘客促進および受け入れ態勢の整備に努めてまいります。さらに、アルペンルートの知名度、認知度の向上を図り、「立山黒部」ブランドを確立することにより、今後の経営環境の変化に柔軟に対応できる安定的な経営基盤を固めてまいります。

① 営業施策
国内旅客については、新たに8月11日が国民の祝日「山の日」に制定されることを軸に、首都圏や東北地域を始め、全国をターゲットにしたテレビや新聞広告等への露出拡大を図り、また訴求力の高い動画等のコンテンツを制作・活用することで誘客促進に繋げて参りたいと存じます。
訪日旅客については、政府が、観光業を成長戦略の柱に据え、東京オリンピックが開催される2020年の訪日旅客数目標を4千万人に上方修正した新観光戦略を掲げる等、今後更なる増員が期待されるところでありますが、これからも安定した集客を獲得するために、人気の「立山・雪の大谷ウォーク」開催時期に加え、その他の季節の魅力発信にも注力し、季節の平準化を目指します。この3月には、5カ国語に対応した海外版オフィシャルサイトをリニューアルいたしました。動画を多用することで、四季折々の、そしてルート内に点在する多彩な見どころをわかりやすく紹介し、また、WEB切符やJRが販売する立山黒部オプション券、モデルコース等、お客様が求める情報を効果的に配置することで、利便性の高いサイトとなりましたので、増加傾向にある訪日個人客にもご満足いただけることと存じます。
また、受け入れ態勢の整備としまして、2015年度は多様化するニーズに対応するため、立山高原バスに、天井部分をガラス張りにした『E~SORA「立山パノラマバス」』を1輌導入いたしましたが、今年度はバリアフリー対策に注力し、車椅子のままでご乗車いただけるリフト付き車両を2輌、新たに導入する予定です。

② 安全・安心の確保
2015年度は、5月11日から13日までの3日間、黒部ケーブルカーの自動運転制御装置の不具合により、運休を余儀なくされ、皆様方に多大なご迷惑ご心配をおかけいたしました。立山黒部アルペンルートは、全線開業してから45年が経過し、喫緊の課題として、施設維持のための設備投資を進める必要があり、これから複数年度に亘って立山ロープウェイ、黒部ケーブルカー施設の更新等、大規模な工事を積極的に実施してまいりたいと存じます。
また、引き続き、事業遂行の大前提である、安全、安心を確保するため、安全運行管理体制を構築し、全役職員一丸となって、法令遵守と安全最優先を徹底し、その継続的な改善に取り組んでまいります。

③ 自然環境の保全
2016年度は、関係機関のご協力ご配慮を得て、昨年同様、4月16日に全線で営業を再開いたしました。営業再開にあたっては、これまで同様、早春の立山一帯における自然環境保全に対する理解の周知徹底を行い、万全を期してまいりました。
また、環境にやさしい輸送手段の維持更新、ごみ処理対策の徹底、美化清掃活動の推進、外来植物繁殖等への対策等、引き続き、立山の大自然を守り伝えるための努力を続けてまいります。
今後とも自然公園法の目的に添い、「自然にふれあい、自然のすばらしさを知ってもらえるよう」観光と環境保全の調和をはかり、関係機関と連携して立山黒部の大自然を広く紹介してまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04196] S10081QO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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