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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007UGT

有価証券報告書抜粋 新日本海フェリー株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期のわが国の経済は、中国経済の減速により輸出が低迷し、加えて個人消費や鉱工業生産においても弱い動きが見えましたが、好調な企業業績を背景に雇用・所得環境の改善や設備投資が増加し、景気を下支えしたため緩やかながらも回復基調が続きました。北海道におきましても上半期に引き続き公共投資は減少したものの、住宅並びに民間設備投資の回復、さらに国内のみならず海外からの観光需要の増加が続き、順調に推移いたしました。 このような状況のなか当社グループ(当社及び連結子会社)は経営基盤の強化に努め、利用者のニーズを捉えた積極的な営業展開を図ってまいりました。
当連結会計年度の連結売上高は47,683百万円(前年同期比1.7%減)となり、営業利益は2,186百万円(同111.4%増)、経常利益は1,643百万円(同500.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,152百万円(同1194.8%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 海運業
当社の輸送実績は、商品車輸送の減少が影響した苫小牧―敦賀、苫小牧―秋田―新潟―敦賀航路の各乗用車部門が前年同期に比べそれぞれ88%及び99%でありましたが、旅客部門はガソリン価格の値下がりが続いたことも影響し、上半期に引き続き旅行需要が堅調に推移し、それぞれ109%、110%となりました。小樽―舞鶴航路におきましても旅客部門113%、乗用車部門115%、同じく小樽―新潟航路の両部門も111%、114%と前年同期を上回りました。片や、貨物車部門の輸送実績は、苫小牧―敦賀航路におきまして雑貨が大きく減少したため前期並みの輸送量にとどまりましたが、小樽―舞鶴航路は生育が順調であった農産品の他に冷凍食品、合板の輸送需要が増加し、前年同期に比べ103%となりました。また小樽―新潟、苫小牧―秋田―新潟―敦賀航路におきましても農産品輸送が堅調に推移したことに加え、陸送からのモーダルシフトが続いたことによりそれぞれ116%、110%と輸送量が増加いたしました。
一方、クルーズ客船部門は、客船「ぱしふぃっく びいなす」による年末から年始にかけての台湾・南西諸島クルーズが好評であったものの、昨秋のアジア周遊と1月からの57日間に亘るオーストラリア・ニュージーランドクルーズのロングクルーズが不振に終わったことが影響し、収益計画を下回りました。
以上の結果、当部門の売上高は32,390百万円(前年同期比0.9%減)、営業利益は2,196百万円(同147.7%増)となりました。
② 貨物運送事業
定期航路を利用した当部門は車両を積極的に拡充し、顧客のニーズに応え、売上高は12,976百万円(前年同期比2.1%減)、営業利益は219百万円(同107.7%増)となりました。
③ 石油製品販売業
船舶燃料等を販売している当部門の売上高は819百万円(前年同期比33.3%減)、営業損失は149百万円(前年同期は営業利益15百万円)となりました。
④ ホテル業
オーセントホテル小樽の経営を行っている当部門の売上高は1,046百万円(前年同期比14.6%増)、営業利益は1百万円(前年同期は営業損失83百万円)となりました。
⑤ その他
不動産収入等の売上高は450百万円(前年同期比12.4%増)、営業損失は76百万円(前年同期は営業利益107百万円)となりました。


(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、6,428百万円と前連結会計年度末に比べ794百万円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前当期純利益1,535百万円、減価償却費5,126百万円、利息の支払額△798百万円等により4,297百万円(前年同期比31.4%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,569百万円(前年同期比36.9%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,011百万円(前年同期比6.1%増)となりました。これは主に借入金返済によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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