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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007SP4

有価証券報告書抜粋 乾汽船株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

当社(旧イヌイ倉庫株式会社)は、2014年10月1日付で旧乾汽船株式会社と経営統合を行っております。そのため、当連結会計年度の連結業績における各計数は、前連結会計年度と比較して大幅に変動しております。これにより「第2 事業の状況」において、前連結会計年度との比較は記載を一部省略しております。
(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、米国では雇用環境の改善を背景とした個人消費の持ち直し等により、景気回復基調が続き、欧州においても緩やかな回復基調となりました。一方、中国をはじめとした新興国の景気減速が鮮明となり、全体としては力強さに欠ける展開となりました。また、日本経済におきましては、政府、日銀による経済財政政策を背景とした企業業績や雇用環境の改善等により、景気は緩やかな回復基調にありましたが、年明け以降は円高や株価の下落が進展する等、不透明感を強めてまいりました。
このような状況下、当連結会計年度における当社グループの業績におきましては、売上高は20,665百万円、営業損益は3,538百万円の損失、経常損益は4,398百万円の損失、親会社株主に帰属する当期純損益は主に保有船舶等に係る減損損失13,961百万円の計上があり、14,234百万円の損失となりました。

当社グループのセグメント別の業績は、次のとおりであります。
なお、第2四半期連結会計期間より、イヌイ運送株式会社の完全子会社化に伴い、「倉庫事業」を「倉庫・運送事業」に名称変更しております。
また、対前年同期比は、従来より比較可能な「倉庫・運送事業」と「不動産事業」について記載しております。
① ロジスティクス
・外航海運事業
外航海運事業におきましては、ドライバルク船市況は依然として船腹供給過多の状況にあり、さらに中国経済の減速も重なり、2016年2月にバルチック海運指数が過去最低を記録する等、採算を大幅に割り込む水準となりました。さらに、スポット契約の比重が大きいハンディサイズばら積み船においては、市況との連動性が高いことから、極めて厳しい事業環境が続きました。
このような状況下、当社グループの外航海運事業におきましては、売上高は11,507百万円、セグメント損益は市況低迷の影響を受け、4,703百万円の損失となりました。
・倉庫・運送事業
物流業界におきましては、貨物保管残高は年明け以降、前年同期を下回る水準で推移し、貨物取扱量も通期を通して前年同期を若干下回る水準で推移いたしました。
このような状況下、当社グループの倉庫・運送事業におきましては、持分法適用関連会社であったイヌイ運送株式会社の連結子会社化により、売上高は前年同期比1,052百万円増収(+33.7%)の4,178百万円となりました。また、セグメント損益は売却による施設の減少等により前年同期比211百万円減益(△102.6%)の5百万円の損失となりました。
② 不動産事業
不動産業界におきましては、都心部の賃貸オフィスビル市況は空室率の低下が続き、賃料水準も小幅な上昇傾向が続いております。また、東京23区の賃貸マンション市況は年明け以降、弱含みが見られるものの概ね前年並みの水準で推移いたしました。
このような状況下、当社グループの不動産事業におきましては、既存賃貸物件の稼働率上昇による収益寄与に伴い、売上高は前年同期比528百万円増収(+11.9%)の4,979百万円、セグメント利益は前年同期比740百万円増益(+51.6%)の2,176百万円となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して5,039百万円増加し、10,266百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における営業活動の結果として使用した資金は、715百万円となりました。これは主として、税金等調整前当期純損失15,992百万円、固定資産売却益2,748百万円による調整、非資金損益項目である減損損失13,961百万円及び減価償却費4,621百万円等によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における投資活動の結果として得られた資金は、13,477百万円となりました。これは主として、船舶取得等による支払いがあった一方で、賃貸物流施設の売却及び関係会社出資金の払戻等の収入によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における財務活動の結果として使用した資金は、7,839百万円となりました。これは主として、長期借入金の返済及び船舶取得に係る調達等によるものです。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04288] S1007SP4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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