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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007SON

有価証券報告書抜粋 株式会社WOWOW 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものです。
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策等により企業収益や雇用・所得環境が徐々に改善され、国内景気は穏やかな回復基調で推移しましたが、中国をはじめとする新興国や資源国経済の減速懸念等により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような経済環境下、当連結会計年度における当社グループの業績は、累計正味加入件数の増加に伴い有料放送収入が前期に比べ増加したこと等により、売上高は752億96百万円と前期に比べ26億64百万円(3.7%)の増収となりました。営業利益は番組等に戦略的な費用投下を行ったことにより営業費用が増加したため、90億80百万円と前期に比べ6億77百万円(△6.9%)の減益、経常利益は95億16百万円と前期に比べ8億54百万円(△8.2%)の減益、親会社株主に帰属する当期純利益は繰延税金資産の計上等により67億7百万円と前期に比べ88百万円(1.3%)の増益となりました。
当社グループは、放送衛星を使った放送事業に係るサービスを行う「放送」、放送事業に係る顧客管理業務を含む「テレマーケティング」の2つを報告セグメントとしております。各セグメントの状況は次のとおりです。


当連結会計年度におきましては、映画、ドラマ、スポーツ、音楽の主要4ジャンルにおける「線(シリーズ化)」と「塊(特集化)」をさらに強化することで、新規加入獲得や解約防止に努めました。
映画では、第1弾から第3弾までお届けした「WOWOWディズニー・スペシャル」の第1弾 「『アナと雪の女王』がやってくる!」が加入獲得に貢献しました。
ドラマでは、オリジナルドラマの「連続ドラマW しんがり~山一證券最後の聖戦~」が好評を得ました。
音楽では、福山雅治、矢沢永吉、V6等ビッグアーティストのライブが、スポーツでは、5月のエキサイトマッチスペシャル「マニー・パッキャオvsフロイド・メイウェザー」や、4大大会を中心に年間を通じて放送したテニスが新規加入を牽引しました。
映画製作では、WOWOW FILMS 「予告犯」、「愛を積む人」、「岸辺の旅」、「劇場版 MOZU」を公開しました。「劇場版 MOZU」は、興業収入が13億円を超えるヒットとなりました。
また、5月から加入者限定無料番組配信サービスである「WOWOWメンバーズオンデマンド」をはじめとするWOWOWのWebサービスをよりお楽しみいただくため、iPadをレンタルでご利用いただけるサービスを開始しました。11月28日には、今年で4回目となるイベント「TOUCH!WOWOW2015」を開催し、360°パノラマ映像の生配信等、付加価値の高いコンテンツの提供に挑戦しました。
以上の結果、当連結会計年度における放送セグメントの売上高は725億90百万円と前期に比べ26億59百万円(3.8%)の増収、セグメント利益は89億36百万円と前期に比べ5億60百万円(△5.9%)の減益となりました。
当連結会計年度の新規加入件数等は次表のとおりとなりました。複数契約(注)は、当連結会計年度末時点において417,873件(前年度末に比べ7,689件の増加)となっております。
(注) 当社は同一契約者による2契約目と3契約目につき月額2,300円(税抜)の視聴料金を900円(税抜)に割引しており、当該割引の対象となる契約を「複数契約」と呼称しております。
新規加入件数解約件数正味加入件数累計正味加入件数
加入及び解約件数
(対前期増減率)
589,731
(△13.8%)
541,387
(△6.1%)
48,344
(△55.2%)
2,804,674
(1.8%)


連結子会社の㈱WOWOWコミュニケーションズにおいて、テレマーケティング業務受託、各種コンタクトセンター受託運営を行っております。当連結会計年度におけるテレマーケティングセグメントの売上高は、セグメント間の内部売上の増加に加え、デジタル関連サービスやデータ分析業務の展開により新規外部顧客からの受注が増加したため、66億2百万円と前期に比べ2億40百万円(3.8%)の増収となりました。セグメント利益は、カスタマーセンターの一部移転・拡張のための構築費用発生等により1億44百万円と前期に比べ1億17百万円(△45.0%)の減益となりました。

なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ10億4百万円増加し、165億26百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は53億31百万円(前期比39億77百万円減)となりました。主なプラス要因は、税金等調整前当期純利益94億69百万円及び減価償却費31億85百万円の計上等であり、主なマイナス要因は、法人税等の支払額42億56百万円及び仕入債務の減少額22億20百万円等です。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は26億69百万円(前期比6億41百万円減)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出20億73百万円及び無形固定資産の取得による支出10億81百万円等です。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は16億96百万円(前期比8億86百万円増)となりました。要因は配当金の支払額16億19百万円等です。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04427] S1007SON)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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