有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TP3
北海道瓦斯株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループにおける研究開発活動は、当社が主に都市ガス事業において行っており、「技術開発研究所」を中心に、積雪寒冷地に適したエネルギー利用機器の開発やエネルギー利用技術の研究を実施しております。当連結会計年度における研究開発費は275,450千円であります。
「技術開発研究所」の基本理念を以下に示します。
① 寒冷地技術の研究開発を推進し、技術の蓄積・普及を図ります。
② エネルギー利用技術の高度化を追求し、環境負荷低減に努めます。
③ 低炭素社会の実現に向けたエネルギー技術への対応を図ります。
④ 地域社会と密接な交流を深めつつ、北国の生活文化に貢献します。
これらの基本理念に基づき、他企業・大学等の外部研究機関・行政とも協力し、研究開発活動を推進しております。
主な研究内容は、以下のとおりであります。
(1) 事業目標「Progress2020」達成に向けた家庭用機器の商品開発
① 寒冷地向け家庭用燃料電池「エネファーム」の開発② 寒冷地向け家庭用ガスエンジンコージェネレーション「コレモ」の開発
③ 寒冷地向け高効率給湯暖房機エコジョーズのバリエーション最適化
④ 寒冷地向け家庭用最適システム制御の開発
⑤ 寒冷地向けデシカント(除湿)換気システムの開発
(2) 寒冷地における次世代エネルギーシステム検討
① 寒冷地に適した次世代のエネルギーシステムについての研究(3) 供給保安分野における技術開発
① 天然ガス利用の普及拡大に資する技術・工法開発② ガス導管の保安レベル、施工性向上とコスト低減に貢献する技術・工法開発
(4) 業界が低炭素社会を目指して策定した『Gas Vision 2030』実現に向けた研究活動
① 再生可能エネルギー発電に伴う需給調整力確保に向けたコージェネレーション群の有効活用に関する研究(日本ガス協会の大学等研究支援制度を活用した北海道大学との共同研究)② 潜熱蓄熱材を用いたコージェネレーション排熱の蓄熱技術研究(北見工業大学との共同研究)
③ 積雪寒冷地における再生可能エネルギーを利用した事務所建物の性能検証(北海道大学との共同研究)
(5) その他
① 工学系若手研究者支援を目的とした「北海道大学研究支援制度」の運営② ビックデータを活用した情報の利用高度化
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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