シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100761F

有価証券報告書抜粋 B-R サーティワン アイスクリーム株式会社 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期(2015年1月~12月)における我が国経済は、円安効果による輸出環境の改善や経済政策の効果により緩やかな景気回復が続いておりますが、震災以降の消費行動の変化による外食市場の縮小と中食の増加など、お客様の消費選別がますます進展いたしました。その影響により外食業界では業態を超えた競争が激化し、更に2014年4月の消費税増税による可処分所得の実質目減りなど国内景気の下振れ要因もあり、依然厳しい状況が続いております。
このような環境の下、当社ではサーティワンアイスクリームの永遠の経営モットーであります“We make people happy.”「アイスクリームを通じて、皆様に幸せをお届けします。」をスローガンに、全てのお客様に高品質で美味しいアイスクリームと“FUN(楽しいこと、嬉しいこと、感動すること)”に満ちたひとときを提供し、日本で最も愛され親しまれるチェーンとなることを目指すとともに、企業の継続的成長の維持と、企業価値の増大に努めてまいりました。
当期のマーケティング戦略としては、女子高校生やファミリー層を中心とした既存のお客様を、魅力的なキャンペーンの実施や新しい商品の発売により確実に取り込んで売上の向上を図りました。そのためTVCMやSNSのメディアを活用してキャンペーンや商品をしっかり告知いたしました。
営業面においては、1月はアイスクリームの詰め合せ商品であるバラエティパック・ギフトボックスをお買い上げのお客様に、‘スヌーピー’ハッピー小皿をプレゼントするニューイヤープロモーション(1月1日~1月12日)を実施し、フレーバーのバラエティさ・楽しさを訴え、高単価商品の拡販とヘビーユーザーの再来店を促進いたしました。また、ハッピードールには当期の干支に因んだお正月限定の“ひつじ”(1月1日~1月12日)を登場させ、イートイン商品強化による新規顧客の獲得を図りました。更に、アイスクリームケーキでは、大人気のディズニー映画「アナと雪の女王」とタイアップした“‘オラフ’ハッピースノーマン”(1月1日~)を新発売し、アイスクリームケーキへのお客様の興味を喚起して拡販を図りました。
そして1年で最もチョコレート需要が高まるこの時期に、チョコレート尽くしのプロモーション「チョコレートフェスタ」(1月13日~3月3日)を実施して、幅広い顧客層の購買意欲を高めました。商品ラインナップとしては新しいフレーバーの“ラブポーションサーティワン ダーク”に加え“ジャーマンチョコレートケーキ”、“アマレットショコラ”などサーティワンの豊富なチョコレートフレーバーの中から選りすぐりの7種類を取り揃えました。サンデーでは、期間限定の4種類のチョコレートサンデーや新しいアイスクリームの食べ方を提案した“チョコレートフォンデュ”をバラエティパックとセットで販売いたしました。
「チョコレートフェスタ」と並行して実施した「ひなまつりセール」(2月16日~3月3日)では、オケージョン商戦の売上を確保するため“ひなだんかざり”、“おひなさまカップ”、“いちごおひなさまカップ” など期間限定商品を販売いたしました。更にひなまつり仕様の“ひなまつりアイスクリームケーキ”2種類を2月28日までにご予約いただいたお客様にキッズコーン券のプレゼントを実施いたしました。
3月4日からは、5年目を迎える「ワンダフルイースター」フェア(3月4日~4月5日)を実施し3月の売上増を図りました。この期間はイースターらしいタマゴをモチーフにした“シングルエッグカップサンデー”に新商品“ダブルポップスクープサンデー”を加え、持帰り商品として“イースターバラエティBOX”、イースターに因んだアイスクリーム2種類“トリプルフルーツガーデン”、“イースターエッグハント”を販売するとともに、フェアのスタートに合わせアイスクリームケーキ“ひよっぴー”を新発売いたしました。
更に、ヘビーユーザーやミドルユーザーの来店頻度を高め冬場の売上を下支えする為、1月13日から4月5日までの83日間、期間中お買上げ200円ごとにスタンプ1個を押印し、スタンプ12個でキッズコーンまたはキッズカップをプレゼント、スタンプ20個で500円相当の商品と交換する全店共通の「スタンプカードキャンペーン」を実施いたしました。ゴールデンウィーク期間中(4月24日~5月10日)にはダブルコーン・ダブルカップを31%値引きして提供するキャンペーンを行ない、TVCMでの告知を実施しヘビーユーザーや新しい顧客へ周知し来店促進を図りました。
5月は11日から30日まで戦略商品のアイスクリームケーキのTVCMを実施するとともに、店頭告知を強化し、売上増へと繋げました。
6月は、日頃のご愛顧の感謝を込めて「THANK YOU 4」プロモーション(6月1日~6月28日)を実施いたしました。これはスモールサイズのダブルコーン・ダブルカップと同じ値段で、ミニサイズ・スクープを4種類選べ、更にアイスクリームが40%増量の大変お得なプロモーションです。これについても期間中TVCMで告知をして拡販を図り、来店者数を伸ばしました。
7月には大好評の「チャレンジ・ザ・トリプル」(7月1日~7月30日)を実施し、TVCMとともに、携帯電話サイト「31cLub」やLINE、FacebookなどのSNSも活用してキャンペーン告知を強化いたしました。
最盛期の8月には新商品“クラッシュアイス”とテイクアウト商品“バラエティパック”の商品訴求プロモーションとしてTVCMによる告知を実施し、更にバラエティパックをお買い上げのお客様全員に“‘スヌーピー’ハッピーグラス”をプレゼントいたしました。
9月には米国バスキン・ロビンスの創業70周年を記念して世界同時発売の新フレーバー“バナナスプリットサンデー”を発売し、5種類のアメリカン・クラシックフレーバーズと期間限定の“ポップコーン&バナナサンデー”を登場させ、店内ディスプレイをアニバーサリー感いっぱいにして盛り上げるとともに、6年ぶりの大型5連休になったシルバーウィークには今年もダブルコーン・ダブルカップを31%値引きするキャンペーン(9月12日~9月23日)を実施し、お客様の来店促進を図りました。
10月には恒例の「ワンダフルハロウィン」キャンペーン(9月26日~10月31日)を実施し、ハロウィン・フレーバーやサンデー、ハッピードール、ハロウィンバラエティパックなどの期間限定メニューを取り揃え、店内をハロウィン一色に装飾すると同時に、ダイスを振って当たりが出たらプレゼントを差し上げる「マジカルダイスチャレンジ」やバラエティパックご購入のお客様にオリジナルのアクションボールペンをプレゼントするプロモーションを実施しオケージョンの売上確保を図りました。
クリスマス・セールは11月1日から12月25日まで実施いたしました。クリスマスアイスクリームケーキは7種類を発売し、11月中に予約・購入したお客様に特典として商品と引き換えることができる310円チケットをプレゼントするプロモーションを実施いたしました。更に、人気のディズニーとタイアップした“‘Tsum Tsum’トリプルポップ”(11月1日~30日)を発売し、クリスマス期間中の来店促進と売上増強を図りました。
そして12月5日には、9種類の四角いアイスクリームを集めて一台のケーキにした、新しい形のアイスクリームケーキ“CUBE9”を新発売いたしました。このケーキはカットの手間もなくすぐに取り分けられるので、大勢の人が集まるパーティーシーンでのアイスクリームケーキ需要の取り込みを図ってまいります。
店舗開発及び改装の状況といたしましては、2014年から新しい店舗デザイン「Happy1.0」を導入し、店舗イメージ刷新を図っております。新しい店舗は当期48店開設し、当期末の店舗数は1,191店舗と前期末に対して21店舗増加いたしました。改装は当期68店実施し、既存店へも新しい店舗デザインの導入促進をいたしました。
以上のように、キャンペーンの実施や商品の強化と出店・改装の推進により、売上増進に取り組んでまいりました。
売上高は、2014年4月の消費税増税の影響の長期化や、食品その他の一斉値上げによる消費意欲の緊縮傾向により外食市場全体が縮小したことに加え、お盆以降の低気温や台風襲来、大雨等の影響を受けましたが、冬場の気温が高く売上が伸びたため、185億61百万円(前期比0.2%減)と、前年をわずかに下回る結果となりました。
売上原価は、国内乳原料価格上昇及び円安による輸入原材料価格上昇の影響と、神戸三木工場の稼働開始による製造経費の増加等により、94億42百万円(前期比12.5%増)となっております。
販売費及び一般管理費は、91億44百万円(前期比4.7%減)となりました。これは前年のマーケティング・プランとの違い等による広告宣伝費の減少(2億31百万円)が主な要因です。
以上の結果、営業損失は25百万円(前期は営業利益6億21百万円)、経常利益は3百万円(前期比99.5%減)、当期純損失は1億26百万円(前期は当期純利益2億81百万円)と減収減益となりました。
なお、当社はアイスクリーム製品の製造及び販売等を行う単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。

(2) キャッシュ・フロー

当期末における現金及び現金同等物は、前期末に比べ5億11百万円減少し14億70百万円(前期比25.8%減)となりました。
営業活動から得られた資金は4億80百万円(前期は13億1百万円の獲得)ととなりました。
投資活動に使用した資金は25億21百万円(前期は25億53百万円の使用)となりました。
財務活動から得られた資金は15億29百万円(前期は2億29百万円の獲得)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00474] S100761F)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。