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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10079GG

有価証券報告書抜粋 株式会社パレスホテル 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、円安や原油安を背景に企業業績が大幅に改善しましたが、年央以降は中国を始めとする新興国経済の減速の影響を受け、輸出が伸び悩むと共に企業の設備投資に対する姿勢には慎重さが見受けられました。また、雇用・所得環境の改善にもかかわらず、個人消費が盛り上がりに欠け、景気は全体として緩やかな回復に留まりました。
ホテル業界におきましては、国内の旅行・ビジネス需要が堅調に推移したことに加え、円安基調の継続、中国や新興国向けビザ(査証)発給要件の緩和および外国人旅行者向け消費税免税制度の拡充効果等により、訪日外国人は過去最高を記録した前年を上回る1,973万人に達しました。こうした状況の下、ホテルの客室は首都圏と関西圏を中心に需給が逼迫し、客室稼働率が高水準で推移すると共に客室単価も上昇が続きました。一方、宴会およびレストランの利用は、企業業績の改善や宿泊客の増加に伴う需要増は見られましたが、本格的な回復には至りませんでした。
このような環境のなか、「パレスホテル東京」はサービス品質の一層の向上に努めると共に、内外の顧客層拡大に向けた各種施策に取り組み、当期は前期に引き続き、宿泊・レストラン・バンケットの各部門において増収となりました。また、事業部門(ホテル建物外の営業所)は一部営業所の宴会受注の伸び悩みや箱根山噴火活動の影響等により減収となりましたが、賃貸部門は好調なオフィスビル市況を背景に増収となりました。
当連結会計年度の売上につきましては、「パレスホテル東京」の売上およびオフィスの賃貸収入等を合わせた売上高29,125百万円となり、前年同期と比べ1,980百万円(7.3%)の増収となりました。
一方、経費面におきましては、引き続き徹底した原価管理と諸経費の削減を推し進めた結果、営業利益は4,854百万円と前年同期と比べ1,030百万円(27.0%)の増益となりました。経常利益は3,529百万円と前年同期と比べ1,791百万円(103.1%)の増益となりました。これに特別利益と法人税、住民税及び事業税ならびに法人税等調整額を加減算した結果、当期純利益は3,430百万円と前年同期と比べ1,391百万円(68.2%)の増益となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① ホテル事業
売上高は前年同期7.0%増の23,180百万円となり、営業利益は前年同期と比べ35.9%増の2,632百万円となりました。
② 不動産賃貸事業
売上高は前年同期8.4%増の5,945百万円となり、営業利益は前年同期と比べ15.1%増の2,734百万円となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースでの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,778百万円となり、前連結会計年度と比べ229百万円の増加となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は下記のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は7,017百万円(前連結会計年度は5,672百万円の資金の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益3,574百万円、減価償却費による影響額3,476百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,281百万円(前連結会計年度は1,349百万円の資金の使用)となりました。これは主に有形固定資産取得による支出1,270百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は5,506百万円(前連結会計年度は5,421百万円の資金の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出3,570百万円、割賦債務の返済による支出1,719百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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