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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009RYK

有価証券報告書抜粋 株式会社ホテル、ニューグランド 業績等の概要 (2016年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度のわが国経済は、輸出や設備投資の動きに鈍さがみられましたが、堅調な雇用と所得環境に支えられ、力強さを欠きながらも、緩やかな景気の回復を続けております。
また、ホテル業界におきましても、熊本地震による一部地域への影響や、残暑・台風などの天候不順による旅行動向への影響もありましたが、航空路線の拡大増便・大型船舶の寄港増加等により、訪日外国人客数は初めて2,000万人を突破し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、インバウンド需要は高水準を維持すると期待されています。
こうした外部環境の中、当社におきましては、昨年4ヵ月間にわたり行った本館第二期工事を、無事に終えることができました。開業90周年という節目を迎える今年、2014年の第一期工事と併せて二度にわたる本館大規模改修工事により、耐震性向上とともに、開業当時の姿を残す横浜市歴史的建造物の本館を次世代に受け継ぐという100年先を見据えたプロジェクトが、ひとまず完了いたしました。この工事にともない、本館1階イタリアンレストラン「イル・ジャルディーノ」とコーヒーハウス「ザ・カフェ」、本館2階「パームルーム」、そして本館M3階「ブライダルサロン」をリニューアルし、さらに、本館1階に新規テナントとして「SOGOショップ」をオープンいたしました。
当事業年度の業績を部門別にみますと、宿泊部門については、改修工事にともなう客室の販売休止が影響し減収となりましたが、客室単価と外国人比率は向上いたしました。宴会部門におきましても、工事の影響等により主力となる婚礼売上が減収となりました。レストラン部門も同様に前事業年度を下回り、厳しい年度となりましたが、その他、ホテル主催のイベントに関しましては、前年を下回ることなく着実に推移いたしました。
一方、米国に本部を置く世界的な組織Historic Hotels Worldwideより、長い歴史と高品質なサービスを誇るホテルとして、アジア・パシフィック地域のベストホテルのアワードを受賞するとともに、環境配慮に優れた宿泊施設が評価されるエコマークホテルの認定を取得するなど、企業価値向上の取り組みにも注力してまいりました。
当事業年度の売上高は4,484,558千円(前事業年度比17.9%減)、営業損失は597,295千円(前事業年度は48,053千円の営業利益)、経常損失は601,532千円(前事業年度は45,429千円の経常利益)、当期純損失は940,397千円(前事業年度は74,248千円の当期純利益)となりました。
なお、セグメント別の業績は以下のとおりであります。
(ホテル事業)
ホテル事業の当事業年度の業績は、売上高4,427,192千円(前事業年度比18.1%減)、営業損失629,623千円(前事業年度は17,503千円の営業利益)となりました。
なお、主な部門別の売上高は、宿泊部門1,170,497千円(前事業年度比13.2%減)、レストラン部門1,132,368千円(前事業年度比23.1%減)、宴会部門1,724,953千円(前事業年度比20.2%減)となりました。
(不動産賃貸事業)
不動産賃貸事業の当事業年度の業績は、売上高57,366千円(前事業年度比0.5%減)、営業利益32,327千円(前事業年度比5.8%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ1,719,681千円減少し、619,599千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の減少は786,924千円(前事業年度は791,479千円の増加)となりました。主な減少要因は、税引前当期純損失1,097,749千円、未収還付消費税の増加額241,776千円、未払消費税の減少額182,881千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は2,203,609千円(前事業年度は216,723千円の増加)となりました。主な増加要因は、有形固定資産の売却による収入75,574千円によるものであり、主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出2,274,174千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は1,270,852千円(前事業年度は329,899千円の減少)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入1,600,000千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04566] S1009RYK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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