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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007T9E

有価証券報告書抜粋 株式会社鴨川グランドホテル 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府主導の経済政策や日本銀行による金融緩和策等により回復基調で推移しましたが、新興国経済の減速と急激な原油安等により年度末にかけて急激な円高・株安が発生する等不透明な状況となっております。
リゾートホテル業界におきましては、海外旅行は一部地域を除きテロや円安の影響から需要が低迷、一方、国内旅行はインバウンドの増加に加え海外旅行者の国内シフトや景気回復の影響等好調に推移しました。
そのような状況の中で当社は、販売力の強化と収益力の回復を主要課題として取り組んでまいりました。
リゾートホテルはインターネットによる集客の強化や販売価格の施策が奏功し、特に個人客の拡大に繋がりました。また、ビジネスホテルにつきましは、高稼働の維持と単価アップに取り組むとともに、競争力の強化と更なる売上増を目指し宿泊施設の改修を行いました。併せて、継続的に人件費と経費の管理を徹底してまいりました。
上記の結果、当事業年度の営業収益は4,033百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は147百万円(前年同期比267.4%増)、経常利益は99百万円(前年同期は経常損失32百万円)となりました。
また、当期純損益につきましては、Wi-Fi等の設備関連補助金等の特別利益も加わり、当期純利益は101百万円(前年同期比196.6%増)となりました。

当事業年度より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、比較・分析は変更後の区分に基づいております。
なお、セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

[ホテル関連]
当セグメントにおきましては、リゾートホテルは景気の緩やかな回復や円安による海外旅行からの国内シフト等による国内需要を個人客中心に取り込み、鴨川グランドホテル、西長門リゾートとも好調に推移しました。
ビジネスホテルにおきましては、ビジネス需要に加え外国人を含む観光客の増加で高稼働を維持するとともに、更なる増強のため第4四半期に宿泊施設の改修を実施いたしました。
その結果、営業収益は3,269百万円(前年同期比9.6%増)となり、セグメント利益(営業利益)は166百万円(前年同期比109.9%増)となりました。

[リゾート関連]
当セグメントにおきましては、鴨川グランドタワーを中心にインターネット販売の強化等で、火山活動の影響を受けたミスティイン仙石原を除き増収となりました。
その結果、営業収益は640百万円(前年同期比7.0%増)となり、セグメント利益(営業利益)は59百万円(前年同期比60.7%増)となりました。

[その他]
当セグメントおきましては、リネン事業は、取引先の回復が遅れ売上は減少しましたが、燃料価格の低下もあり収益環境は改善いたしました。
その結果、営業収益は123百万円(前年同期比2.4%減)となり、セグメント損失(営業損失)は7百万円(前年
同期は営業損失16百万円)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況


当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度に比べ216百万円増加し、当事業年度末には、1,035百万円となりました。
当事業年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動により得られた資金は369百万円(前年同期に比べ144百万円の減少)となりました。これは主に、税引前当期純利益124百万円に、減価償却費249百万円の非資金損益項目を計上したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により使用した資金は32百万円(前年同期に比べ124百万円の減少)となりました。これは主に、差入保証金(未収入金計上)70百万円の回収による収入があったものの、有形固定資産120百万円の取得による支出があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により使用した資金は119百万円(前年同期に比べ5百万円の減少)となりました。これは主に、短期借入金及び長期借入金の返済があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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