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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007F1Y

有価証券報告書抜粋 株式会社東京楽天地 業績等の概要 (2016年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀の金融緩和政策を背景に、企業収益や雇用情勢は改善しており、個人消費も総じて底堅い動きを見せるなど、景気は緩やかな回復基調となりました。しかしながら、新興国をはじめとした海外経済の下振れリスクなどにより、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
このような状況下にあって当社グループの当連結会計年度の連結業績は、売上高は9,364百万円と前年同期に比べ223百万円(2.4%)の増収となり、営業利益は、「東京楽天地浅草ビル」開業に伴う費用の増加により1,064百万円と前年同期に比べ404百万円(27.5%)の減益、経常利益は1,194百万円と前年同期に比べ355百万円(22.9%)の減益、当期純利益は815百万円と前年同期に比べ159百万円(16.3%)の減益となりました。

報告セグメントの業績は次のとおりであります。

(不動産賃貸関連事業)
不動産賃貸事業では、既存テナントに対してはきめ細かな対応を行うとともに、退店スペースに対しても積極的なリーシング活動を実施し、加えて、昨年12月17日に「東京楽天地浅草ビル」が開業したことにより、前年同期を上回りました。
ビルメンテナンス事業では、意欲的な営業活動に努め、墨田区内の大型案件や官公庁案件に加え、「東京楽天地浅草ビル」内のホテル清掃業務の一部を受注したことなどから、前年同期を上回りました。
以上の結果、不動産賃貸関連事業の売上高は5,278百万円と前年同期に比べ210百万円(4.2%)の増収、セグメント利益は2,192百万円と前年同期に比べ179百万円(7.6%)の減益となりました。

(娯楽サービス関連事業)
映画興行界は、全国のスクリーン数、観客数、興行収入ともに前年を上回りました。その中にあって映画興行事業では、大ヒットとなった「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のほか、「ジュラシック・ワールド」「バケモノの子」「シンデレラ」等の作品が好稼働しましたので、前年同期を上回りました。
温浴事業では、「天然温泉楽天地スパ」および「楽天地天然温泉法典の湯」は身近なレジャーとして引き続きお客様の支持をいただき、また、各種イベントを積極的に実施したこともあり、前年同期を上回りました。
フットサル事業では、「楽天地フットサルコート錦糸町」は近隣競合店の存在感が高まってきたこと、また、「楽天地フットサルコート調布」では見込んでいた大会収入が伸び悩んだこともあり、前年同期を下回りました。
以上の結果、娯楽サービス関連事業の売上高は3,079百万円と前年同期に比べ84百万円(2.8%)の増収、セグメント利益は295百万円と前年同期に比べ57百万円(24.0%)の増益となりました。

(飲食・販売事業)
飲食事業では、昨年1月に「エクセルシオールカフェ船橋駅南口店」を閉店し、「ドトールコーヒーショップシャポー本八幡店」が建物の耐震工事のため昨年9月より約1年間の休業に入ったこともあり、前年同期を下回りました。なお、「ドトールコーヒーショップ本八幡南口店」は、お客様のニーズに合わせて一人席の増設や完全分煙などの工事を行い、昨年9月にリニューアルオープンし好調に推移しております。
販売事業では、ダービービル売店はウインズ来館者減少の影響を受け前年同期に及びませんでしたが、「東京楽天地浅草ビル」内にオープンした商業施設「まるごとにっぽん」の直営店が売上高に寄与したこともあり、前年同期を上回りました。
以上の結果、飲食・販売事業の売上高は1,006百万円と前年同期に比べ72百万円(6.7%)の減収、セグメント利益は14百万円と前年同期に比べ77百万円(84.0%)の減益となりました。

なお、当連結会計年度より、従来の「飲食その他事業」を「飲食・販売事業」に名称変更いたしました。これは「まるごとにっぽん」のオープンに伴い、販売事業の規模拡大が見込まれることによるものであります。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます)は、3,468百万円と前連結会計年度末に比べ1,966百万円(131.0%)の増加となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動による資金の増加は651百万円(前年同期は2,532百万円の増加)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益および減価償却費を計上した一方で、リース投資資産および未収消費税等を計上したこと、および法人税等を支払ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動による資金の減少は4,987百万円(前年同期は3,459百万円の減少)となりました。これは主として、東京楽天地浅草ビルの建築工事代金の一部を支払ったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動による資金の増加は6,303百万円(前年同期は367百万円の減少)となりました。これは主として、東京楽天地浅草ビルの建築工事代金の支払いに充てるため借入れを実施したことによるものであります。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
2014年1月期2015年1月期2016年1月期
自己資本比率(%)77.677.965.3
時価ベースの自己資本比率(%)82.284.767.4
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)1.40.912.9
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)29.848.012.6

(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)より算出しております。
※キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04590] S1007F1Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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