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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TDK

有価証券報告書抜粋 フジッコ株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


(1)「カスピ海ヨーグルト」に関する研究

乳酸菌クレモリスFC株に関する基礎的な研究は、九州大学、神戸大学、海外の専門機関等との共同研究又は共同開発に取り組んでいます。
クレモリスFC株が産生する粘り成分であるEPS(菌体外多糖)のアレルギーモデルマウスに対する作用については、昨年度に引き続き、大阪府立大学との共同研究結果を日本食品科学工学会において発表しました。

(2)大豆の機能性研究

芝浦工業大学及び神戸大学との黒大豆種皮ポリフェノールに関する共同研究では、“戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)”に協力機関として参画しています(2/5年目)。
北海道十勝管内の自治体、経済団体等でつくる“フードバレーとかち推進協議会”では、包括的連携協定を締結し、研究に取り組んでいます。帯広市の十勝産業振興センター内にピニトール(大豆の葉や茎に含まれる機能性糖類)の抽出・精製テストプラントを導入し、試験を開始しました。ピニトールの機能性研究については、神戸大学と共同で予備的なヒト試験に取り組みました。

(3)昆布の研究

当社の基幹素材のひとつである昆布の健康効果は一般に広く認知されているにも関わらず科学的な研究データが少ない分野です。大阪府立大学との共同研究によって、北海道産昆布の比較的分子量の小さいアルギン酸に免疫調節作用が強いことを明らかにし、学術誌“Journal of Applied Glycoscience”に論文が掲載されました。今後も、アルギン酸、フコイダン、ラミナランなどの昆布の水溶性食物繊維を中心に研究の展開を行います。

(4)新たな機能性表示食品制度への取り組み

2015年4月に始まった機能性表示食品制度が注目されています。当社でもこれまでに大豆イソフラボンを関与成分とし、“丈夫な骨の維持に役立つ”2製品が受理されています。「そのままがおいしい蒸し大豆」は、大豆加工食品としては初めての機能性表示食品であり、販売面においても表示の効果が認められています。通販用商品を含めて、今後もさらに多くの届出を行う予定です。

なお、当連結会計年度の研究開発費は6億3百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00481] S1007TDK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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