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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10089Y8

有価証券報告書抜粋 株式会社ロック・フィールド 業績等の概要 (2016年4月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2015年5月1日~2016年4月30日)におけるわが国経済は、政府や日銀の経済政策等により企業収益や雇用・所得環境の改善傾向を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、中国などの新興国の景気減速や原油安、株価の急落、円高推移などの影響による先行きの不透明感から、個人消費の回復には弱さが見られ、本格的な景気回復には至りませんでした。
このような状況の中、当社は「The Mirai Salad Company」を目指し、商品価値をお客様にしっかりとお伝えすることや、閉店間際までしっかりと商品を充実させることなど、お客様にいつでもご満足いただける売場づくりに継続して取り組んでまいりました。また、店舗のリニューアルにおきましては、駅立地の店舗では従来の量り売り販売を中心とした店舗形態からパック化した商品を中心に販売する店舗形態に挑戦し、郊外立地の店舗ではRF1ブランドからグリーン・グルメブランドへの転換を行うなど、立地に合わせた品揃えに取り組みました。さらに、素材や調理法にこだわった高付加価値商品を積極的に導入することで、お客様からご支持をいただき売上高の伸長に繋がりました。

主なブランド別の概況は次のとおりであります。

「RF1」ブランドにおきましては、食と健康をテーマにサラダを中心とした健康的な食生活の提案や、旬の野菜や帆立、マグロ、タコなどの素材を使った季節商品、イベントに合わせた特別商品の展開などにより季節感を感じていただける食卓提案を行いました。また、サラダのパートナーとして、従来のフライメニューに加え料理メニューの育成として、新商品提案を継続して取り組んだことに加え、料理メニュー専門の店舗である「Au Bon Deli(オーボンデリ)」の出店を行いました。その結果、売上高は34,351百万円(前期比1.1%減)となりました。

「グリーン・グルメ」ブランドにおきましては、RF1、いとはん、融合などの商品を組み合わせたセレクトショップとして、各ブランドから季節に合わせた商品の幅広い品揃えを行い、パクチーや筍などの素材を使った融合のサラダの展開を特に強化するなど、お客様のニーズに合わせた売場づくりを行いました。また、前期よりRF1からグリーン・グルメへの業態変更を11店舗行った結果、売上高760百万円がRF1からグリーン・グルメの売上高となりました。その結果、売上高は5,855百万円(前期比26.5%増)となりました。

「いとはん」ブランドにおきましては、季節の移ろいを感じていただける旬の野菜を使ったサラダや、週末のニーズに合わせた和風のソースで味付けをしたローストビーフのサラダの展開を行いました。また、ライフスタイルの変化に合わせた日持ちのする商品として、野菜とおだしを味わうメニューや和風のロールキャベツなどの提案を行いました。その結果、売上高は3,819百万円(前期比6.6%増)となりました。

「神戸コロッケ」ブランドにおきましては、コロッケの品揃え強化として、新玉ねぎや空豆など旬の素材を使用したコロッケの展開を行いました。また、新たな取り組みとして、油調理を行わず焼成を行ったベイクドコロッケや節分には揚げた恵方巻きなどお客様に驚きを感じて頂ける提案を行いました。その結果、売上高は2,801百万円(前期比6.9%減)となりました。

「ベジテリア」ブランドにおきましては、お客様の健康サポートをテーマに、日常的な野菜の摂取を促すためジュースとして飲みやすい野菜や、高機能・高栄養の野菜、旬の野菜を使用したジュースの積極的な展開を行いました。また、リーフレットで商品の情報や旬の野菜の紹介、野菜の栄養、野菜の賢い取り入れ方を紹介するなど情報発信を継続して行いました。その結果、売上高は1,551百万円(前期比6.1%減)となりました。

「融合」ブランドにおきましては、アジア料理をより身近に感じていただくため、アジアの代表的な食材であるパクチーやセロリなどの特徴的な素材を使ったサラダや、筍などの旬の素材を使用したサラダの展開を行いました。また、平日と週末で異なるお客様のニーズに合わせた品揃えや価格帯の商品提案を行いました。その結果、売上高は1,133百万円(前期比17.1%増)となりました。


「その他」ブランドに含まれております連結子会社である岩田(上海)餐飲管理有限公司におきましては、中国上海市に2店舗を出店しております。中国市場に合わせた品揃えの商品提案を行い、売上高は153百万円となりました。

以上の結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は49,935百万円(前期比2.2%増)、営業利益は2,548百万円(前期比28.9%増)、経常利益は2,584百万円(前期比28.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,621百万円(前期比36.7%増)となりました。

なお、当社グループはそうざい事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
また、当連結会計年度より「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(注)上記金額には消費税等は含まれておりません。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて1,297百万円増加し、11,377百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3,578百万円(前期比354百万円の増加)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益2,554百万円(前期比656百万円の増加)、売上債権の増加額261百万円(前期比106百万円の増加)、法人税等の支払額753百万円(前期比231百万円の増加)等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1,370百万円(前期比802百万円の増加)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出972百万円(前期比145百万円の増加)、長期前払費用の取得による支出308百万円(前期比170百万円の増加)、定期預金の払戻による収入420百万円(前期比500百万円の減少)等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、903百万円(前期比11百万円の減少)となりました。これは、主に配当金の支払による支出600百万円(前期比67百万円の増加)、リース債務の返済による支出291百万円(前期比79百万円の減少)等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00482] S10089Y8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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