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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009BJ8

有価証券報告書抜粋 ホウライ株式会社 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和政策を背景に、年度前半は、企業収益は改善傾向が継続し、個人消費も総じて底堅く推移しました。しかしながら、年明け以降、中国をはじめとするアジア新興国や資源国の景気減速懸念、円高・株安の進行、内外の金融資本市場の変動、英国のEU離脱問題の行方等、先行き不透明な状況が続いており、景気は緩やかな回復基調にあるものの、年度後半にかけて足踏みがみられる状況となりました。
このような状況下、当社は各事業がそれぞれの特性に応じた施策の推進に努めました。営業収益、営業総利益は、千本松牧場、ゴルフの各事業は前期を上回りましたが、保険、不動産は前期を下回り、全体では営業収益は前期比増収となりましたが、営業総利益は前期並みにとどまりました。一般管理費は、システム更改に伴う経費増を主因に前期を上回ったことから、営業利益は前期比減益となりました。
当事業年度の経営成績は、営業収益が5,297百万円(前期比41百万円増)、営業総利益は827百万円(前期比1百万円減)、一般管理費は584百万円(前期比10百万円増)となり、営業利益は242百万円(前期比12百万円減)となりました。営業外収益にゴルフ会員権消却益204百万円(前期比31百万円減)を計上したことを主因に、経常利益は467百万円(前期比50百万円減)となり、当期純利益は342百万円(前期比79百万円減)となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。なお、当事業年度第3四半期会計期間より報告セグメント区分を変更しており、以下の前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① 保険事業
お客様それぞれのニーズに的確に対応した商品提案を行うとともに、リスクコンサルティング営業に努めました。営業収益は、生命保険分野は経営者保険契約が増加し前期を上回りました。損害保険分野は更改契約の高付加価値化や新たなマーケット開拓に努めたものの、前期、大口火災保険契約を長期で更改したことによる反動減の影響が大きかったことから、前期を下回りました。この結果、トータルの営業収益は1,023百万円(前期比23百万円減)となりました。営業原価は、DMの見直しをはじめ各種経費の圧縮に努めましたが、業務推進体制強化のための人件費の増加により前期を上回り、営業総利益は331百万円(前期比45百万円減)となりました。
② 不動産事業
2015年10月から千本松地区で太陽光発電用地の賃貸を開始し、新たな収益源として土地賃貸収入が加わりました。一方、さくら堀留ビルの大口テナントが退室し、後継テナントからの主だった賃貸収入寄与は来期からとなったことから、ビル賃貸収入が前期比減少し、営業収益は1,585百万円(前期比64百万円減)となりました。営業原価は、銀座ホウライビル、池袋室町ビルの改修工事等により修繕費は増加しましたが、水道光熱費の減少等により全体では前期を下回り、営業総利益は578百万円(前期比57百万円減)となりました。
③ 千本松牧場
2016年4月より乳業事業本部と観光事業本部を統合して千本松牧場本部とし、販売部門として、食堂・売店・ソフトクリームショップ・アミューズメント施設の運営等を行う「直販サービス部」と、法人販売、ネット販売等を推進する「営業推進部」、製造部門として「那須乳業工場」、農業・畜産事業の「酪農部」、並びに「企画管理部」の5部体制に再編しました。広大な農場での自給飼料による牧畜・生乳生産から、この生乳を使用した牛乳・アイスクリーム・ヨーグルト等の乳製品の製造・販売に至る、一連一体としての「千本松牧場」の伝統・ブランドを、より一層高めることに努め、事業価値の向上を目指しました。このコンセプトのもと就農体験をはじめとし、各種施策を展開しましたが、主要集客シーズンである初夏以降、台風や長雨等天候に恵まれず来場者数が伸び悩み、直販サービス部門の売上は前期並みにとどまりました。一方、地場量販店とのコラボ企画の推進や新規販路の開拓に努めた営業推進部門、産学連携による農業・畜産分野の各種改善施策により、生乳販売や子牛販売が好調に推移した酪農部門が前期比増収となったことから、営業収益は1,940百万円(前期比53百万円増)となりました。営業推進体制の拡充を図ったため人件費は増加しましたが、配送ルート見直しによる運賃の圧縮等経費削減により営業原価を前期比微増に抑えたことから、営業総損失は15百万円(前期比51百万円の改善)となりました。

④ ゴルフ事業
昨年に引き続き男子プロミニツアー「ザ・フューチャー ホウライCUP」の開催や、「シニア&レディスデー」「肉づくしハーフコンペ」等の定例開催により集客に注力すると共に、ホウライ・西那須野両コースを舞台にした人気長寿ゴルフレッスン番組のテレビ放映等、メディアを積極的に活用し来場者開拓に努めました。
また、新たにLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の認定コースとなったホウライカントリー倶楽部での日本女子プロゴルフ選手権東日本予選会の初開催や、二年連続となるJGTO(日本ゴルフツアー機構)のサードクォリファイングトーナメント開催等プロ競技会の誘致を行い「戦略的なチャンピオンコース」としてコースグレードの向上にも努めました。その結果、来場者数はホウライ・西那須野両コースを合わせ前期を大きく(4,800名・11.2%増)上回り、営業収益はプレー収入の増加を主因に747百万円(前期比75百万円増)となりました。営業原価は、増収に伴うキャディ人件費、食堂関連経費等を主因に前期を上回りましたが、原価率の改善に努め、営業総損失は66百万円(前期比49百万円の改善)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物は、前期比398百万円増加し、2,775百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、税引前当期純利益457百万円を主因に526百万円の収入(前期は251百万円の収入)となりました。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有形固定資産の取得213百万円等の支出がありましたが、保険積立金の払戻428百万円の収入を主因に209百万円の収入(前期は258百万円の収入)となりました。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、ゴルフ会員権買取135百万円、社債の償還98百万円、配当金の支払い69百万円等を主因に337百万円の支出(前期は336百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04691] S1009BJ8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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