有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007RUN
株式会社JALUX 業績等の概要 (2016年3月期)
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益の改善傾向、訪日外国人数の増加による消費拡大などにより、緩やかな景気回復基調にあるものの、中国経済の減速などもあり、先行きに不透明感が残る形となりました。
このような環境の下、当社グループの事業概況といたしましては、以下のとおりとなりました。
「航空関連事業」・「メディア・ライフサービス事業」において、売上高は、主に航空機関連での重工業向け航空機エンジン部品の販売伸張などにより、増収となりました。営業利益面は、第2四半期におけるエンジン販売、不動産関連での高齢者向け介護関連施設賃貸・運営事業の改善などにより、増益となりました。
「リテール事業」・「フーズ・ビバレッジ事業」においては、訪日外国人数の増加などに伴い、空港店舗や免税店舗販売及び空港免税店舗向け卸販売が伸張したことなどにより、増収・増益となりました。
これらの結果、当連結会計年度における売上高は、141,502百万円(対前年同期比125.5%)となりました。損益面では、営業利益3,789百万円(対前年同期比156.2%)、経常利益3,937百万円(対前年同期比146.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,014百万円(対前年同期比175.4%)となりました。
セグメント別の概況につきましては以下のとおりです。なお、各業績数値は、グループ内セグメント間売上高及び振替高、配賦不能営業費用(管理部門の費用等)調整前の金額です。
① 航空関連事業
航空機関連では、重工業向け航空機エンジン部品販売が伸張したことなどにより、引き続き増収となり、第2四半期におけるエンジン販売や機材関連での空港特殊車両、整備用機材の販売が増加したことなどにより、増益となり好調に推移しました。
これらの結果、セグメント合計では、売上高54,829百万円、営業利益1,088百万円と、それぞれ増収・増益となりました。
② メディア・ライフサービス事業
不動産関連では、前期第2四半期における事業用不動産販売の反動減がありましたが、施設工事の受注が増加し、また高齢者向け介護関連施設賃貸・運営事業が改善しました。メディア関連では、用紙販売などが引き続き増加し、堅調に推移しました。保険関連では、保険通信販売などが増加し、順調に推移いたしました。
これらの結果、セグメント合計では、売上高10,957百万円、営業利益988百万円と、それぞれ減収・増益となりました。
③ リテール事業
ブランド・免税関連では、訪日外国人数の増加などにより、株式会社JAL-DFSが運営する成田・羽田空港の免税店舗販売や空港免税店舗向け卸販売が伸張し、引き続き好調に推移しました。また、本年1月、本邦初の取り組みとして、ノイバイ国際空港(ベトナム社会主義共和国、ハノイ)に「日本ブランド」の免税店舗「JALUX DUTYFREE VIETNAM」が3店舗開店しました。株式会社JALUXエアポートが運営する空港店舗「BLUE SKY」でも、販売が伸張し、順調に推移しました。通信販売関連では、食品カタログ通販が増加したことなどにより、前年並みに推移しました。贈答用食品関連では、一部取引先の販売を見直したことなどにより、利益は改善しました。
これらの結果、セグメント合計では、売上高52,761百万円、営業利益3,248百万円と、それぞれ増収・増益となりました。
④ フーズ・ビバレッジ事業
水産関連では、主力であるサバ・サーモンなどを中心とした販売が増加しました。農産関連では、主力のパプリカの他、西洋野菜などの販売で売上高は前年並みに推移しました。ワイン関連では、ブランド力のあるワインを中心に西日本地域を含めた業務用卸販売が増加し、加工食品関連では、土産菓子販売などが増加し、共に好調に推移しました。
これらの結果、セグメント合計では、売上高23,940百万円、営業利益398百万円と、それぞれ増収・増益となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度末と比較して1,794百万円増加し、7,251百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの内容は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
仕入債務が減少し、売上債権が増加しました。一方で、税金等調整前当期純利益に加え、未払費用が増加しました。その結果、営業活動により獲得した資金は3,100百万円(前連結会計年度は489百万円の支出)になりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
賃貸用不動産や投資有価証券を購入しました。その結果、投資活動により使用した資金は1,335百万円(前連結会計年度より323百万円支出増)になりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
運転資金の借入れやコマーシャルペーパーの発行を行いました。一方で、配当金の支払い、借入金の返済を行いました。その結果、財務活動により支出した資金は10百万円(前連結会計年度は495百万円の収入)になりました。
当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益の改善傾向、訪日外国人数の増加による消費拡大などにより、緩やかな景気回復基調にあるものの、中国経済の減速などもあり、先行きに不透明感が残る形となりました。
このような環境の下、当社グループの事業概況といたしましては、以下のとおりとなりました。
「航空関連事業」・「メディア・ライフサービス事業」において、売上高は、主に航空機関連での重工業向け航空機エンジン部品の販売伸張などにより、増収となりました。営業利益面は、第2四半期におけるエンジン販売、不動産関連での高齢者向け介護関連施設賃貸・運営事業の改善などにより、増益となりました。
「リテール事業」・「フーズ・ビバレッジ事業」においては、訪日外国人数の増加などに伴い、空港店舗や免税店舗販売及び空港免税店舗向け卸販売が伸張したことなどにより、増収・増益となりました。
これらの結果、当連結会計年度における売上高は、141,502百万円(対前年同期比125.5%)となりました。損益面では、営業利益3,789百万円(対前年同期比156.2%)、経常利益3,937百万円(対前年同期比146.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,014百万円(対前年同期比175.4%)となりました。
連結業績 (金額単位:百万円) | 前連結会計年度 (2015年3月期) | 当連結会計年度 (2016年3月期) | 前期比(%) | 前期差 |
売上高 | 112,717 | 141,502 | 125.5 | 28,785 |
営業利益 | 2,426 | 3,789 | 156.2 | 1,363 |
経常利益 | 2,684 | 3,937 | 146.6 | 1,252 |
親会社株主に帰属する 当期純利益 | 1,148 | 2,014 | 175.4 | 866 |
セグメント別の概況につきましては以下のとおりです。なお、各業績数値は、グループ内セグメント間売上高及び振替高、配賦不能営業費用(管理部門の費用等)調整前の金額です。
① 航空関連事業
航空機関連では、重工業向け航空機エンジン部品販売が伸張したことなどにより、引き続き増収となり、第2四半期におけるエンジン販売や機材関連での空港特殊車両、整備用機材の販売が増加したことなどにより、増益となり好調に推移しました。
これらの結果、セグメント合計では、売上高54,829百万円、営業利益1,088百万円と、それぞれ増収・増益となりました。
航空関連事業 (金額単位:百万円) | 前連結会計年度 (2015年3月期) | 当連結会計年度 (2016年3月期) | 前期比(%) | 前期差 |
売上高 | 31,953 | 54,829 | 171.6 | 22,876 |
営業利益 | 661 | 1,088 | 164.5 | 426 |
② メディア・ライフサービス事業
不動産関連では、前期第2四半期における事業用不動産販売の反動減がありましたが、施設工事の受注が増加し、また高齢者向け介護関連施設賃貸・運営事業が改善しました。メディア関連では、用紙販売などが引き続き増加し、堅調に推移しました。保険関連では、保険通信販売などが増加し、順調に推移いたしました。
これらの結果、セグメント合計では、売上高10,957百万円、営業利益988百万円と、それぞれ減収・増益となりました。
メディア・ ライフサービス事業 (金額単位:百万円) | 前連結会計年度 (2015年3月期) | 当連結会計年度 (2016年3月期) | 前期比(%) | 前期差 |
売上高 | 12,049 | 10,957 | 90.9 | △1,092 |
営業利益 | 879 | 988 | 112.4 | 108 |
③ リテール事業
ブランド・免税関連では、訪日外国人数の増加などにより、株式会社JAL-DFSが運営する成田・羽田空港の免税店舗販売や空港免税店舗向け卸販売が伸張し、引き続き好調に推移しました。また、本年1月、本邦初の取り組みとして、ノイバイ国際空港(ベトナム社会主義共和国、ハノイ)に「日本ブランド」の免税店舗「JALUX DUTYFREE VIETNAM」が3店舗開店しました。株式会社JALUXエアポートが運営する空港店舗「BLUE SKY」でも、販売が伸張し、順調に推移しました。通信販売関連では、食品カタログ通販が増加したことなどにより、前年並みに推移しました。贈答用食品関連では、一部取引先の販売を見直したことなどにより、利益は改善しました。
これらの結果、セグメント合計では、売上高52,761百万円、営業利益3,248百万円と、それぞれ増収・増益となりました。
リテール事業 (金額単位:百万円) | 前連結会計年度 (2015年3月期) | 当連結会計年度 (2016年3月期) | 前期比(%) | 前期差 |
売上高 | 48,021 | 52,761 | 109.9 | 4,739 |
営業利益 | 2,437 | 3,248 | 133.3 | 810 |
④ フーズ・ビバレッジ事業
水産関連では、主力であるサバ・サーモンなどを中心とした販売が増加しました。農産関連では、主力のパプリカの他、西洋野菜などの販売で売上高は前年並みに推移しました。ワイン関連では、ブランド力のあるワインを中心に西日本地域を含めた業務用卸販売が増加し、加工食品関連では、土産菓子販売などが増加し、共に好調に推移しました。
これらの結果、セグメント合計では、売上高23,940百万円、営業利益398百万円と、それぞれ増収・増益となりました。
フーズ・ビバレッジ事業 (金額単位:百万円) | 前連結会計年度 (2015年3月期) | 当連結会計年度 (2016年3月期) | 前期比(%) | 前期差 |
売上高 | 21,646 | 23,940 | 110.6 | 2,293 |
営業利益 | 273 | 398 | 145.6 | 124 |
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度末と比較して1,794百万円増加し、7,251百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの内容は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
仕入債務が減少し、売上債権が増加しました。一方で、税金等調整前当期純利益に加え、未払費用が増加しました。その結果、営業活動により獲得した資金は3,100百万円(前連結会計年度は489百万円の支出)になりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
賃貸用不動産や投資有価証券を購入しました。その結果、投資活動により使用した資金は1,335百万円(前連結会計年度より323百万円支出増)になりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
運転資金の借入れやコマーシャルペーパーの発行を行いました。一方で、配当金の支払い、借入金の返済を行いました。その結果、財務活動により支出した資金は10百万円(前連結会計年度は495百万円の収入)になりました。
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