有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007R8G
株式会社 マルタイ 業績等の概要 (2016年3月期)
(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、雇用や企業収益の改善が続くなど、緩やかな回復基調で推移しましたが、足元では海外経済減速の影響や為替が円高に振れるなど、景気が下押しされるリスクが高まってまいりました。
食品業界、特に即席めん業界では、激しい価格競争に加え、原材料費の高騰により厳しい経営環境が続いておりましたので、当社においても2015年1月に7年振りに製品値上げに踏み切り、その浸透を図ってまいりました。また、食の安全・安心への対策や人手不足・労働コストの上昇など厳しい経営環境が続く中で、主力製品である棒ラーメンの市場拡大やコスト削減等の経営効率化に取り組んでまいりました。
このような状況の中で、当社では海外での日本食ブームによる追い風を受け、東南アジアへの棒ラーメンの輸出を大幅に拡大することができ、売上高は7,814百万円(前年同期比8.4%増)と好調な結果となりました。
また、損益面につきましては、売上増加に加えて、製品値上げの浸透や原価の低減をはじめとする収益改善のための諸施策の効果も現れ、営業利益は265百万円(前年同期は営業損失277百万円)、経常利益は289百万円(前年同期は経常損失228百万円)、当期純利益は297百万円(前年同期は当期純損失228百万円)となり、大幅な増益を達成することができました。
(※印はリニューアル発売製品)
主要製品別の売上状況は以下のとおりであります。
(棒ラーメン)
海外での販売増加により、売上高は2,762百万円(前年同期比21.9%増)となりました。
(皿うどん)
家庭用の長崎皿うどんやサラダ用の揚げめんの販売好調で、売上高は1,901百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
(カップめん)
2015年8月に発売した長浜とんこつ博多ラーメン等の九州ご当地カップめんの販売好調で、売上高は2,726百万円(前年同期比1.0%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ408百万円増加し、資金残高は1,342百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は538百万円となり、前年同期と比べ252百万円増加しました。これは主に売上債権の増減額が257百万円減少したものの、税引前当期純利益290百万円(前年同期は税引前当期純損失234百万円)を計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は34百万円(前年同期は65百万円の収入)となりました。これは主に有価証券の売却及び償還による収入が100百万円減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は95百万円となり、前年同期とほぼ同額となりました。
当事業年度におけるわが国経済は、雇用や企業収益の改善が続くなど、緩やかな回復基調で推移しましたが、足元では海外経済減速の影響や為替が円高に振れるなど、景気が下押しされるリスクが高まってまいりました。
食品業界、特に即席めん業界では、激しい価格競争に加え、原材料費の高騰により厳しい経営環境が続いておりましたので、当社においても2015年1月に7年振りに製品値上げに踏み切り、その浸透を図ってまいりました。また、食の安全・安心への対策や人手不足・労働コストの上昇など厳しい経営環境が続く中で、主力製品である棒ラーメンの市場拡大やコスト削減等の経営効率化に取り組んでまいりました。
このような状況の中で、当社では海外での日本食ブームによる追い風を受け、東南アジアへの棒ラーメンの輸出を大幅に拡大することができ、売上高は7,814百万円(前年同期比8.4%増)と好調な結果となりました。
また、損益面につきましては、売上増加に加えて、製品値上げの浸透や原価の低減をはじめとする収益改善のための諸施策の効果も現れ、営業利益は265百万円(前年同期は営業損失277百万円)、経常利益は289百万円(前年同期は経常損失228百万円)、当期純利益は297百万円(前年同期は当期純損失228百万円)となり、大幅な増益を達成することができました。
2015年4月 | 棒ラーメン | ※ | 鹿児島黒豚とんこつラーメン | |
棒ラーメン | ※ | 宮崎鶏塩ラーメン | ||
5月 | 棒ラーメン | ※ | 大分鶏がら醤油ラーメン | |
カップめん | ※ | 高菜ラーメン(とんこつ味) | ||
6月 | 袋めん | 業務用ラーメン5食 | ||
袋めん | 業務用ちゃんぽん5食 | |||
8月 | カップめん | 長浜とんこつ博多ラーメン | ||
カップめん | 黒マー油とんこつ熊本ラーメン | |||
カップめん | 焦がし葱入とんこつ鹿児島ラーメン | |||
2016年2月 | 皿うどん | 具付き皿うどん白湯味 | ||
皿うどん | 具付き皿うどん海鮮味 | |||
棒ラーメン | ※ | 長崎あごだし入り醤油ラーメン | ||
3月 | 棒ラーメン | 一幸舎監修豚骨魚介つけ麺 | ||
棒ラーメン | 一幸舎監修鶏だし魚介つけ麺 |
(※印はリニューアル発売製品)
主要製品別の売上状況は以下のとおりであります。
(棒ラーメン)
海外での販売増加により、売上高は2,762百万円(前年同期比21.9%増)となりました。
(皿うどん)
家庭用の長崎皿うどんやサラダ用の揚げめんの販売好調で、売上高は1,901百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
(カップめん)
2015年8月に発売した長浜とんこつ博多ラーメン等の九州ご当地カップめんの販売好調で、売上高は2,726百万円(前年同期比1.0%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ408百万円増加し、資金残高は1,342百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は538百万円となり、前年同期と比べ252百万円増加しました。これは主に売上債権の増減額が257百万円減少したものの、税引前当期純利益290百万円(前年同期は税引前当期純損失234百万円)を計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は34百万円(前年同期は65百万円の収入)となりました。これは主に有価証券の売却及び償還による収入が100百万円減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は95百万円となり、前年同期とほぼ同額となりました。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00497] S1007R8G)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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