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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007VQS

有価証券報告書抜粋 前田建設工業株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、中国をはじめとする新興国経済の減速や、原油安に端を発する為替・株式市場の不安定化などがあったものの、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が底堅さを維持するなど、景気は緩やかな回復基調にあった。
建設業界においては、公共投資は前年を下回る水準で推移した一方で、民間投資は製造業を中心に設備投資が増加し、住宅投資にも持ち直しがみられるなど、堅調な受注環境が続いた。
このような状況のなかで、当社は、中期経営計画「Maeda STEP’13~’15」の重点施策である「コア事業での着実な利益確保」、「新たな収益基盤の確立」を推進するため、請負事業での受注力・施工力の強化に努めるとともに、再生可能エネルギー事業やコンセッション事業に重点を置いた「脱請負」、海外現地企業との連携を重視した「グローバル化」にも取り組んできた。
当連結会計年度の業績は、売上高は前期比9.0%増の4,417億円余、営業利益は建設事業部門が堅調であったことにより187億円余となり、経常利益は229億円余となった。また、親会社株主に帰属する当期純利益については、175億円余となった。
セグメントの業績は、次のとおりである。
(建築事業)
連結子会社の業績向上により、売上高は前期比3.1%増の2,530億円余となった。セグメント利益は、完成工事利益率が向上し、前期比73.1%増の108億円余となった。
(土木事業)
期首手持工事の進捗に伴い、売上高は前期比5.7%増の1,319億円余となった。セグメント利益は、海外工事の完成工事利益率が悪化したものの、国内の完成工事高が増加したことにより、前期比77.9%増の66億円余となった。
(不動産事業)
自社開発のマンションの売却等により、売上高は前期比613.2%増の204億円余となり、セグメント利益は4億円余(前年同期はセグメント損失2億円余)となった。
(その他事業)
子会社の新規連結および連結子会社の業績向上により、売上高は前期比12.2%増の362億円余となり、セグメント利益は前期比36.5%増の17億円余となった。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースのキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権が378億円余増加したことなどにより△113億円余(前年同期は143億円余)となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、機械等の設備投資を45億円余行ったことなどにより△30億円余(前年同期は51億円余)となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加などにより145億円余(前年同期は△148億円余)となった。以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ5億円余減少し254億円余(前年同期は259億円余)となった。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00051] S1007VQS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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