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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10088Y3

有価証券報告書抜粋 サトウ食品株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年4月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社が判断したものであります。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。
なお、詳細につきましては、「第5[経理の状況] 1[連結財務諸表等] (1)[連結財務諸表] [注記事項] (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。

(2) 財政状態
① 資産・負債及び純資産の分析
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、279億28百万円となり、前連結会計年度末に比較し5億71百万円減少いたしました。
流動資産は、137億28百万円となり、前連結会計年度末に比較し19億11百万円減少いたしました。
これは、商品及び製品の減少(前年同期比11億52百万円減)並びに原材料及び貯蔵品の減少(同17億73百万円減)が主な要因となっております。
固定資産は、141億90百万円となり、前連結会計年度末に比較し13億43百万円増加いたしました。
これは、機械装置及び運搬具の増加(前年同期比5億19百万円増)並びに建設仮勘定の増加(同7億53百万円増)が主な要因となっております。なお、建設仮勘定の増加は、主に東港工場包装米飯製造ライン新設に伴うものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、173億43百万円となり、前連結会計年度末に比較し11億16百万円減少いたしました。
流動負債は、83億25百万円となり、前連結会計年度末に比較し20億9百万円減少いたしました。
これは、1年内返済予定の長期借入金(前年同期比5億36百万円増)及び未払金(同8億10百万円増)等が増加しましたが、短期借入金の減少(同42億20百万円減)が主な要因となっております。なお、短期借入金の減少は、製品、原材料等のたな卸資産の減少に加え、運転資金の一部を長期借入金により調達したことによるものであります。
固定負債は、90億18百万円となり、前連結会計年度末に比較し8億92百万円増加いたしました。
これは、運転資金及び東港工場包装米飯製造ライン新設資金等の設備資金の調達による、長期借入金の増加(前年同期比11億55百万円増)が主な要因となっております。

(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、105億84百万円となり、前連結会計年度末に比較し5億45百万円増加いたしました。
これは、利益剰余金の増加(前年同期比6億88百万円増)が主な要因となっております。
② キャッシュ・フローの分析
当社のキャッシュ・フローの状況は、営業活動により得られた資金を、投資活動及び財務活動に支出した結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は3億22百万円となりました。
また、各キャッシュ・フローの詳細につきましては、「1[業績等の概要] (2) キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。

(3) 経営成績
(売上高及び営業利益)
当連結会計年度の売上高は、362億5百万円(前年同期比7.9%増)となりました。主な内訳は、包装餅製品が196億6百万円(同9.4%増)となり、包装米飯165億36百万円(同6.1%増)であります。
なお、売上高の概況につきましては、「1[業績等の概要] (1) 業績」に記載のとおりであります。
売上総利益率は38.2%となり、売上総利益は138億37百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、主に販売促進費等の増加により前連結会計年度に比較し14億80百万円増加し126億50百万円となりましたが、売上高の増加に伴い、営業利益は前連結会計年度に比較し16百万円増加し11億87百万円となりました。
(営業外損益及び経常利益)
営業外収益は、ほぼ前連結会計年度並みの4億44百万円となりましたが、営業外費用における、支払利息、賃貸費用の減少に加え、前連結会計年度において発生した連結子会社の設立に伴う開業費が当連結会計年度は発生しなかったことから、前連結会計年度に比較し2億4百万円減少し、3億5百万円となりました。
以上の結果、経常利益は、前連結会計年度に比較し2億15百万円増加し、13億26百万円となりました。
(特別損益及び税金等調整前当期純利益)
特別利益は、固定資産売却益が前連結会計年度に比較し20百万円減少し、0百万円となりました。
特別損失は、当社東港工場の包装米飯製造ライン新設に伴う減損損失を計上しましたが、前連結会計年度は訴訟関連損失が発生していたため、前連結会計年度に比較し8億10百万円減少し、87百万円となりました。
以上の結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比較し10億5百万円増加し、12億38百万円となりました。
(法人税等及び親会社株主に帰属する当期純利益)
法人税等合計は、前連結会計年度に比較し3億30百万円増加し、4億44百万円となりました。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比較し6億74百万円増加し、7億94百万円となり、1株当たり当期純利益金額は165円29銭となりました。

(4) 経営者の問題認識と今後の方針について
消費者の食品に対する安心・安全意識の高まりや、少子高齢化等の社会構造の変化により、食生活のスタイルは一層多様化・個別化するものと予想されます。
このような状況の中で、包装餅業界及び包装米飯業界におけるトップブランドとしての「サトウの切り餅」及び「サトウのごはん」並びに包装餅業界におけるパイオニアブランドとしての「うさぎもち」の確固たる基盤を築くべく消費者の皆様に喜ばれる製品作りを目指し、当社グループとして、他社と差別化できる競争力のある新製品の開発に取り組んでまいります。
また、商品別・業態別の販売促進を強化するとともに、包装餅及び包装米飯の需要創造を目指したキャンペーンやプロモーション活動等による製品販売の拡大に努め、トップシェア企業としての安全・安心な製品を安定的にお客様に供給するべく、グループ一丸となって更なる商品力及びブランド力の強化に取り組むとともに、グループ内のシナジー効果を最大限に発揮できるよう、経営全般にわたる効率化を推進し、業績の拡大に取り組んでまいります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00510] S10088Y3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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