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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007T15

有価証券報告書抜粋 株式会社ファルコホールディングス 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の財政出動、規制緩和、成長戦略や日銀の金融緩和策を背景に、企業業績改善が見られ、景気回復基調を維持したものの、個人消費や設備投資は力強さに欠け、更に中国経済の減速や原油等資源価格の下落の影響を受け、大きく円高株安に振れるなど先行き不透明な状況で推移しております。
当社グループを取り巻く受託臨床検査市場は、同業社間の競争激化に加え、高齢化社会の進展に伴い、医療費抑制策が進められるなど厳しい市場環境が続いております。また、調剤薬局市場は、医療費抑制を背景にジェネリック医薬品の使用拡大や在宅医療推進の動きが加速していることに加え、かかりつけ薬局への再編の道筋が示されるなど大きな転換点を迎えつつあります。
このような経営環境のもと、当社グループは、グループ内の事業再編を進め、コスト構造の見直し及び業務の効率化を図るなど収益力の向上に取り組んでまいりました。
こうした取り組みの結果、当連結会計年度の売上高は48,727百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は2,114百万円(同26.2%増)、経常利益は2,229百万円(同22.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,347百万円(同20.6%増)となりました。なお、経常利益は過去最高利益を更新致しました。

セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 臨床検査事業
臨床検査事業につきましては、営業拠点や検査施設の再配置等により事業構造の改革や業務の効率化を継続して進めてまいりました。また、検査項目の拡販及び新規顧客の獲得に努めるなど営業競争力の強化、遺伝子検査の拡販を図るとともに、検査原価の削減に取り組み、収益力の向上に取り組んでまいりました。
また、2015年10月1日付で、株式会社ファルコバイオシステムズが、株式会社フレスコメディカルを吸収合併するなど、グループ内の事業再編を進めてまいりました。
臨床検査事業の売上高は、競争激化による受託単価の低下により、28,661百万円(前年同期比0.2%減)となりました。また、営業利益は、構造改革に伴う検査原価の逓減により、700百万円(同65.7%増)となりました。
② 調剤薬局事業
調剤薬局事業につきましては、医療機関等との連携を図りながら地域特性に合わせた調剤薬局の展開を進めてまいりました。また、ジェネリック医薬品の推進、計画的な出店及び店舗運営の効率化を推進してまいりました。
また、当連結会計年度において、3店舗を開局、2店舗を閉局したことにより、当連結会計年度末における調剤薬局店舗総数は112店舗(フランチャイズ店5店舗含む)となりました。
調剤薬局事業の売上高は、新規開局店舗の寄与及びC型肝炎治療薬による処方箋応需の増加により、20,090百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益は1,668百万円(同22.6%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベ-スの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ881百万円増加し、7,945百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は2,009百万円(前年同期は1,054百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,313百万円、減価償却費850百万円、売上債権の増加額578百万円及び法人税等の支払額782百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は874百万円(前年同期は1,282百万円の獲得)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出402百万円、投資有価証券の取得による支出943百万円及び投資有価証券の売却による収入538百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は250百万円(前年同期は3,329百万円)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額810百万円、長期借入れによる収入550百万円、長期借入金の返済による支出995百万円、配当金の支払額413百万円及び自己株式の取得による支出103百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04982] S1007T15)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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