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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007OHC

有価証券報告書抜粋 LINEヤフー株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度は、主にディスプレイ広告の売上が増加したことに加えて、2015年8月下旬にアスクル(株)が持分法適用関連会社から連結子会社となったことや、前年度にワイジェイカード(株)等を連結子会社化したことが寄与し、前連結会計年度と比較して52.2%の増収となりました。
将来の事業基盤を強化するための先行投資を継続していますが、アスクル(株)の企業結合に伴う再測定益が計上されたことにより、営業利益、税引前利益および親会社の所有者に帰属する当期利益の全てにおいて増益となりました。
以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高6,523億円(前連結会計年度比52.2%増)、営業利益2,249億円(前連結会計年度比14.1%増)、税引前利益2,265億円(前連結会計年度比8.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,716億円(前連結会計年度比29.0%増)となり、当社グループは、サービス開始以来19期連続で増収増益を達成しました。


「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」の売上が拡大を続けたことに加え、「Yahoo!プレミアムDSP」の売上や、ビデオ広告を含むリッチ広告の売上が増加したことなどにより、ディスプレイ広告の売上が前連結会計年度比で増加しました。検索連動型広告は、スマートフォン経由の売上が前連結会計年度比で伸びたものの、全デバイスの売上では前連結会計年度比で減少しました。
以上の結果、当連結会計年度のマーケティングソリューション事業の売上高は2,773億円(前連結会計年度比6.5%増)、営業利益は1,445億円(前連結会計年度比0.6%増)となり、全売上高に占める割合は42.5%となりました。

・「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」では、継続的な機能向上や表示回数の増加に加え、スマートフォン版Yahoo! JAPANトップページのリニューアルもあり、売上が前連結会計年度比で大きく増加しました。
・「Yahoo!プレミアムDSP」の売上は、PC、スマートフォンともに前連結会計年度比で増加しました。
・検索連動型広告は、スマートフォン経由の売上が前連結会計年度比で伸びた一方で、PC経由の売上が減少したことなどにより、全体の売上は前連結会計年度比で減少しました。
・広告売上高のうち、スマートフォン広告の比率が、前連結会計年度比で拡大しました。


「Yahoo!ショッピング」や「ヤフオク!」の売上が増加したことに加え、アスクル(株)が持分法適用関連会社から連結子会社(※1)となったことなどにより、コンシューマ事業の収益は前連結会計年度比で大きく増加しました。また、eコマース国内流通総額(※2)は、前連結会計年度比26.5%増の1兆5,059億円となりました。うち、アスクル(株)単体におけるBtoB事業インターネット経由売上高(取扱高、20日締め)は、1,168億円となりました。
以上の結果、当連結会計年度のコンシューマ事業の売上高は3,263億円(前連結会計年度比2.5倍)、営業利益は1,195億円(前連結会計年度比73.7%増)となり、全売上高に占める割合は50.0%となりました。

・オークション関連取扱高が順調に増加を続けるとともに、「ヤフオク!」の売上が前連結会計年度比で増加しました。
・「Yahoo!ショッピング」においては、購入者数が増加するとともに再購入率も向上し、「Yahoo!ショッピング」と「LOHACO」(アスクル(株)におけるLOHACO事業の売上高(取扱高、20日締め))の合計の取扱高は、前連結会計年度比42.1%増と大きく拡大しました。2016年3月末の「Yahoo!ショッピング」のストア数(※3)は39万IDとなったほか、商品数は2億点になりました。

・「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」取扱高のうち、スマートフォン経由の取扱高が、前年同期比で拡大しました。
・2016年3月末の月額有料会員ID数(※4)は、1,673万IDとなりました。

(※1)企業結合に伴う再測定益を含んでいます。
(※2)ショッピング関連取扱高、オークション関連取扱高、7ヶ月相当のアスクル(株)単体におけるBtoB事業インターネット経由売上高(取扱高、20日締め)、2ヶ月相当の(株)一休の取扱高を含みます。
(※3)ストア数は法人、個人を含むアカウント発行ベース。審査完了後、開店準備中の店舗を含みます。
(※4)月額有料会員ID数は、Yahoo!プレミアム会員、Yahoo! BB利用者、Yahoo! JAPANおよび提携企業(*)が提供するデジタルコンテンツ・サービス等の月額有料会員の合計値です。1IDで複数のサービスを利用した場合は、重複カウントされます。
(*)「Yahoo!ウォレット」を通じた決済分のみ。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ54,772百万円減少し、449,164百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
営業活動においては、主に、法人税等の納付および非資金項目であるアスクル(株)の企業結合に伴う再測定益の調整があったものの、当期利益の計上により105,409百万円の収入となりました。
投資活動においては、主に、アスクル(株)の連結子会社化による収入があったものの、子会社株式および有形固定資産の取得により110,537百万円の支出となりました。
財務活動においては、主に、配当金の支払いにより49,357百万円の支出となりました。

(3) 並行開示情報

IFRSにより作成した連結財務諸表における主要な項目と日本基準により作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに関する項目との差異に関する事項につきましては、当社グループは日本基準に基づく連結財務諸表を作成しておらず、全ての差異の金額を一貫性のある精度で継続的に把握し算定することが困難であるため、以下のとおり定性的な情報を記載しております。

(a) 連結の範囲
アスクル(株)については、議決権の44.4%を所有しているため、日本基準において持分法適用関連会社ですが、IFRSにおいては、議決権の分散状況および過去の株主総会の投票パターン等を勘案した結果、当社がアスクル(株)を実質的に支配していると判断し、同社を子会社化しております。

(b) 売上高の純額表示
日本基準において、検索連動型広告などの売上に応じて支払うTraffic Acquisition Costおよび決済手数料の一部について純額で表示しておりますが、IFRSにおいては総額で表示しております。

(c) のれんの償却
日本基準において、その効果の及ぶ期間を見積もり、その期間で償却することとしておりますが、IFRSにおいては移行日以降の償却を停止しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05000] S1007OHC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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