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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009GPB

有価証券報告書抜粋 株式会社キタック 業績等の概要 (2016年10月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期におけるわが国経済は、政府および日銀による財政・金融政策を背景にして、大企業を中心とした企業収益や雇用・所得環境に改善傾向が見られるものの、一方では、中国をはじめとするアジア新興国の経済減速や英国のEU離脱問題等による世界経済の下振れリスクが高まるなど、先行き不透明な状況で推移しました。
その中で当社の属する建設コンサルタント業界の市場環境におきましては、国土強靭化対策などの国土防災・保全対策等の通常の事業が緩やかながら減少傾向にあり、全国的に発注に停滞感が感じられ、今後も厳しい状況が続くと予想されます。
こうした状況の中、当社としては、他社との差別化を目指して、顧客のニーズに合った技術提案の強化を経営の最重要課題のひとつとして位置付け、特に防災・減災対策分野やインフラの老朽化対策分野の受注確保を目指して全社を挙げて取り組んだ結果、当期の受注高は22億8千3百万円(前期比2.8%増)となりました。
収益面につきましては、前述のとおり年間受注高が前期比2.8%増となりましたが、上半期の受注高が当初計画よりも下振れしたことなどが影響し、売上高は24億3千万円(同0.6%減)となりました。一方、各利益面につきましては、原価管理の徹底を図るとともに、外注費及び諸経費の削減に努めた結果、営業利益2億2千6百万円(同19.7%増)、経常利益1億8千7百万円(同25.6%増)となりました。また、法人税率の引下げ等の効果もあり当期純利益1億2千6百万円(同45.3%増)となりました。
なお、セグメント別の業績は以下のとおりであります。
(建設コンサルタント事業)
建設コンサルタント事業の当期の業績は、前述のとおり、上半期の受注高が当初計画よりも下振れしたことなどが影響しましたが、一方では原価管理の徹底を図ったことにより、完成業務収入22億5千3百万円(前期比0.8%減)、売上総利益7億7百万円(同7.7%増)となりました。
(不動産賃貸等事業)
不動産賃貸等事業の当期の業績は、不動産賃貸等収入1億7千7百万円(前期比1.7%増)、売上総利益5千万円(同3.3%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の流入はありましたが、投資活動および財務活動による資金の流出により、前事業年度末に比べ7千9百万円減少し7千1百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果流入した資金は、2億5千5百万円(前事業年度は流入した資金1億5百万円)となりました。これは、主に税引前当期純利益1億8千7百万円、減価償却費8千4百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果流出した資金は、1千9百万円(前事業年度は流出した資金2千9百万円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出1千2百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果流出した資金は、3億1千5百万円(前事業年度は流出した資金7千6百万円)となりました。これは、主に短期借入金の純減少額1億円、長期借入金の返済による支出1億7千万円、配当金の支払額2千7百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05015] S1009GPB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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