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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007X4I

有価証券報告書抜粋 株式会社オービック 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、政府による成長戦略や日銀による金融緩和のもと、企業収益が改善するなかで設備投資も増加基調にあり、全体として景気は緩やかに回復いたしました。一方で、中国をはじめとする新興国経済の減速や円高の進行による影響が懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況にあります。
当情報サービス業界においては、システムの統合や更新需要の増加等により、企業のシステム投資は回復傾向が見られます。企業のニーズは「効率的でコストパフォーマンスの高い情報システム」にあり、さらなる顧客目線でのシステム提案が求められております。
当社は、このような状況の中、製販一体体制を継続し、顧客満足度を高めるべく努めてまいりました。当社の主力である統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、統合的に情報を管理するERPシステムとして、様々な業界・業種の企業に幅広く求められました。主な傾向として、大企業向けのシステム構築が引き続き順調に推移しています。業種・業務別のソリューションに関しても、金融業向け、サービス業向け、流通業向け、製造業向け等、業種を問わずシステム構築の引き合いが強まりました。また、システムサポート事業も安定的に伸長し、業績に寄与いたしました。
この結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高587億38百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益261億8百万円(同7.5%増)、経常利益は295億21百万円(同6.5%増)、特別利益を30億90百万円計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は231億57百万円(同23.3%増)となりました。
今後も当社は、顧客第一主義のもと、よりコストパフォーマンスの高いシステム提案ビジネスに注力し業績の向上に努めてまいる所存であります。

セグメントの業績は次の通りであります。

(A)システムインテグレーション事業
主力の統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、統合的に情報を管理するERPシステムとして、様々な業界・業種の企業に求められました。主な傾向として、大企業向けのシステム構築が引き続き順調に推移しています。一方で、ハードウェアの売上高は減少いたしました。
この結果、外部顧客に対する売上高は337億35百万円(前年同期比0.3%減)、営業利益は150億56百万円(同2.9%増)となりました。
(B)システムサポート事業
当社の主力サービスであるシステムの「運用支援サービス」等が好調に推移しております。
この結果、外部顧客に対する売上高は、178億96百万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は100億50百万円(同13.3%増)となりました。
(C)オフィスオートメーション事業
業務用パッケージソフトの販売が好調に伸長したことに加え、印刷サプライなどのオフィス用品やオフィス家具の販売も堅調に推移いたしました。
この結果、外部顧客に対する売上高は、71億7百万円(前年同期比11.8%増)、営業利益は10億円(同28.8%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は825億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ、109億17百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、166億56百万円(前年同期比20.6%減)であります。これは主に税金等調整前当期純利益が321億96百万円計上されたほか、利息及び配当金の受取額が13億5百万円計上された一方で、持分法による投資利益が23億42百万円計上されたこと、法人税等の支払額が110億76百万円発生したこと及び償却債権取立益が30億90百万円計上されたことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果増加した資金は、43億77百万円(前年同期比178.7%増)であります。これは主に投資有価証券の売却による収入が15億99百万円発生したこと及び償却債権の回収による収入が30億90百万円発生したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、101億17百万円(前年同期は53億81百万円の減少)であります。これは主に自己株式の取得による支出が36億37百万円発生したこと及び配当金の支払額が64億79百万円発生したことによるものであります。

なお、次期のキャッシュ・フローの見通しにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは業績を伸長させることにより増加し、投資活動によるキャッシュ・フローは大きな設備投資予定はなく、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いなどにより減少するものの、おおむね堅調に推移するものと考えております。
今後とも資金を企業の業績伸長のため有効に使用しつつ、「効率経営」に努力をしてまいる所存であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05025] S1007X4I)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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