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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007SQ1

有価証券報告書抜粋 図研エルミック株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社の研究開発活動は、リブウェア本部LW開発部及びゲートウェイ本部GW開発部において、TCP/IPのプロトコルスタッグを中心とした通信ミドルウェア製品に係る基礎研究、応用研究及び工業化研究を行っております。
このうち、基礎研究及び応用研究には、当事業年度において23百万円(対売上高2.2%、前年同期比68百万円減少)の研究開発費を投入し、将来の事業基盤強化に向けた展開を図っています。
当事業年度における主な研究開発の成果は次のとおりです。
・Ethernet AVB(エンドポイント)対応ミドルウェアの開発
Ethernet AVBはIEEE802のLAN上でオーディオ信号やビデオ信号のようにタイミングの制約が厳しい信号の送受信を行うために、IEEEで標準化された通信ネットワーク技術です。これを自動車に搭載した場合、車内の前後・左右に取り付けたスピーカーやモニター、カメラで、音楽やビデオ、カメラの映像等を送受信するネットワークがEthernet AVBに集約でき、自動車の配線をシンプルかつ軽量化するだけでなく、時刻同期機能や通信帯域予約機能で遅延を抑え、高品質な視聴環境を実現できる上、車載機器の特化して閉じた通信方式ではなくEthernetというオープンな環境を使うことで外部機器やサービスとの連携も容易になる特長があります。
当社ではEthernet AVB(Audio Video Bridging)のエンドポイント(Talker/Listener)を容易に実装するためのミドルウェアライブラリ「Ze-PRO AVB(Endpoint)」を業界に先駆けて開発し、製品化を行いました。
・CIFSプロトコルミドルウェアのの開発
CIFSは、マイクロソフトが公開しているファイル共有プロトコルで、PCの共有フォルダーへのアクセスやファイル操作を実現します。また、Windowsに標準搭載されているため、FTPを使う場合のような特別なソフトを必要とすることはありません。
当社では、ファイル共有のクライアント機能(Workstationサービス)を実現するプロトコルスタックとして、スキャンデータや画像データを手軽にサーバー側にファイルとして保存できることに加え、ファイルの中身や属性を編集することが可能になるライブラリ製品「KASAGO CIFS(Client)」を開発いたしました。
・画像/音声ストリーミングミドルウェアの開発
当社の音声、動画のストリーミング用ミドルウェアは、放送業務用から個人の娯楽用途まで、機器メーカーの目的に応じた音声/画像のストリーミング技術の幅広いラインナップを保有していますが、新たに音声や画像をファイル形式で扱うために必要なMux(結合)、Demux(分離)処理を行うためのミドルウェアとして機能を最適化してコンパクトなサイズに纏め、かつOS、CPU非依存で、移植しやすい設計としたライブラリ製品「Ze-PRO MP4 Mux、TS Mux, MP4Demux」を開発いたしました。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05106] S1007SQ1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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