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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007SQ1

有価証券報告書抜粋 図研エルミック株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

(1)資産、負債及び純資産の状況
①流動資産
当事業年度における流動資産合計は、7億64百万円(前年同期比4.7%減少)となりました。これは主に、受取手形が18百万円増加(前年同期比141.0%増加)、売掛金が36百万円増加(前年同期比10.4%増加)したものの、前払費用が43百万円減少(前年同期比80.3%減少)、現金及び預金が28百万円減少(前年同期比10.2%減少)、商品及び製品が19百万円減少(前年同期比61.8%減少)等によるものであります。
②固定資産
当事業年度における固定資産合計は、58百万円(前年同期比4.2%減少)となりました。これは主に、無形固定資産が1百万円増加(前年同期比5.5%増加)したものの、有形固定資産が2百万円減少(前年同期比12.5%減少)、投資有価証券が1百万円減少(前年同期比24.4%減少)等によるものであります。
③流動負債
当事業年度における流動負債合計は、1億73百万円(前年同期比31.4%減少)となりました。これは主に、前受収益が46百万円減少(前年同期比70.6%減少)、買掛金が19百万円減少(前年同期比26.7%減少)等によるものです。
④固定負債
当事業年度における固定負債合計は、14百万円(前年同期比2.2%減少)となりました。これは主に、長期前受収益が1百万円増加(前年同期比118.3%増加)があったものの、リース債務が1百万円減少(前年同期比23.2%減少)等によるものであります。
⑤純資産
当事業年度における純資産合計は、6億35百万円(前年同期比6.6%増加)となりました。これは主に、利益剰余金が39百万円増加(前年同期比5.7%増加)によるものであります。
(2)当事業年度の経営成績の分析
①売上高
当事業年度の売上高は11億2百万円(前年同期比4.2%増加)となりました。これは主に、IPセキュリティ分野における監視カメラ/ネットワークカメラ関連製品を中心に販売が順調に推移したことによるものであります。
②売上原価
当事業年度の売上原価は、5億79百万円(前年同期比21.0%増加)であります。これは主に、開発リソースに依存する売上構成となったため、外注加工費の増加等によるものであります。
③販売費及び一般管理費
当事業年度の販売費及び一般管理費は、4億93百万円(前年同期比12.8%減少)となりました。これは主に、研究開発費の減少等によるものであります。
④営業利益
当事業年度の営業利益は、30百万円(前年同期比114.1%増加)となりました。これは主に、売上総利益率の悪化があったものの、売上高の増加及び販売費及び一般管理費の減少等によるものであります。
⑤営業外収益・営業外費用
当事業年度の営業外収益は、1百万円(前年同期比60.7%増加)となりました。これは主に、助成金収入等によるものであります。また、当事業年度の営業外費用は、0百万円(前年同期比2.7%減少)となりました。これは主に、為替差損の減少等によるものであります。
⑥経常利益
当事業年度の経常利益は、31百万円(前年同期比113.2%増加)となりました。これは主に営業利益の増加によるものであります。
⑦特別利益・特別損失
当事業年度の特別利益は、投資有価証券売却益により16百万円(前年同期比16.5倍)となりました。また、当事業年度の特別損失は、固定資産除却損により0百万円(前年同期比99.5%減少)となりました。
⑧当期純利益
当期純利益は、39百万円(前年同期比432.5%増加)となりました。その結果、売上高に対する比率は3.6%、自己資本利益率は6.4%となりました。また、1株当たり当期純利益は、6.28円となりました。

(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の属する情報通信・エレクトロニクス業界におきましては、IoT( Internet of Things)の普及期を迎え、この基礎技術の開発投資を一層積極化させようとしております。このIoTの本質は相互接続されるモノ(製品)とネットワークを新たに構築していくことに他なりません。そのためIoTの進展に向けてはモノとモノをつなぐ通信ミドルウェアや、IPプロトコルに変換するゲートウェイ技術等の「組込みシステム」が現在以上に重要な役割を担うことが予見できる状況にあります。
現実に置き換えの始まった電力スマートメーターにはECHONET Liteミドルウェアが搭載されており、各家庭におけるIoTの活用も間もなく始まることが見込まれます。
また、当社が開発を推進しているFA(ファクトリーオートメーション)ネットワークと監視カメラネットワークの連携技術は、各業界の工場生産ラインの可視化を実現させ、安全性や信頼性の向上と、生産性改善への有効性を示すことができるシステムとして商機が広がることが見込まれております。
これらの経済的要因並びに技術的要因が経営成績に重要な影響を与えるものと思われます。詳細につきましては「4.事業等のリスク」を参照願います。
(4)戦略的現状と見通し
当社を取り巻く事業環境は中国や新興国経済の減速に伴う企業業績の伸び悩みや、個人消費の停滞等で不透明さを増しておりますが、当社といたしましては「組込みコア技術のリーディングカンパニー」として中長期的視点に立った持続性のある成長を目指し、通信ミドルウェア事業の強化に努めてまいります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05106] S1007SQ1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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