シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007WI9

有価証券報告書抜粋 日東紡績株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、輸出や生産が弱含んでおり、個人消費や設備投資も依然力強さが欠ける状況でした。また、米国経済は回復が続いていますが、アジア経済に弱さが見られるなど、世界経済の先行き不透明な状況も続きました。
このような環境の下、当社グループは、当連結会計年度を通じて、製造力・営業力のさらなる強化など、継続的な事業基盤の強化に取り組んできました。
この結果、連結売上高は861億99百万円(前年同期比4.5%の減収)、連結営業利益は108億93百万円(前年同期比22.6%の増益)、連結経常利益は109億74百万円(前年同期比26.7%の増益)、親会社株主に帰属する当期純利益は55億98百万円(前年同期比22.0%の増益)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
[繊維事業]
衣料品消費の低迷が続くなか、コストダウンや新商品の開発などに努めました。
この結果、当事業は売上高55億68百万円と前年同期比6.8%の減収となり、営業損失は4億83百万円(前年同期は営業損失1億33百万円)となりました。

[原繊材事業]
強化プラスチック用途や電子材料用途の高付加価値品を中心とした堅調な需要に対応しました。
この結果、当事業は売上高268億6百万円と前年同期比2.7%の増収となり、営業利益は48億3百万円と前年同期比65.3%の増益となりました。

[機能材事業]
スマートフォンや通信インフラなどの需要に対応し、電子材料用途並びに産業資材用途向けのガラスクロス製品の安定供給に努めました。
この結果、当事業は売上高177億92百万円と前年同期比5.7%の減収となり、営業利益は29億59百万円と前年同期比9.0%の減益となりました。

[設備材事業]
産業用途・建築土木用途向けのグラスファイバー・グラスウール製品の販売に注力しました。
この結果、当事業は売上高218億31百万円と前年同期比1.3%の減収となり、営業利益は18億21百万円と前年同期比66.2%の増益となりました。

[環境・ヘルス事業]
メディカル分野及び飲料分野等で販路拡大を進めました。
この結果、当事業は売上高123億86百万円と前年同期比21.4%の減収となり、営業利益は26億63百万円と前年同期比22.6%の増益となりました。

[その他の事業]
不動産・サービス事業などの収益確保に取り組みました。
この結果、売上高18億13百万円と前年同期比29.4%の増収となり、営業利益は85百万円と前年同期比66.4%の減益となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により得られた資金166億77百万円、投資活動により使用した資金122億94百万円、財務活動により使用した資金22億76百万円などの結果、前連結会計年度末に比べ19億85百万円増加し、当連結会計年度末には174億66百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金は、前連結会計年度の147億45百万円の増加から、166億77百万円の増加となりました。これは主に「(1) 業績」で記載いたしましたとおりの事業活動の結果、税金等調整前当期純利益が87億37百万円となったほか、減価償却費46億3百万円などにより資金が増加したことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金は、前連結会計年度の53億18百万円の減少から122億94百万円の減少となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出62億94百万円、固定資産の取得による支出54億56百万円により資金が減少したことなどによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金は、前連結会計年度の43億88百万円の減少から22億76百万円の減少となりました。これは主に、配当金の支払額9億96百万円により資金が減少したことなどによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00542] S1007WI9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。