シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100784Y

有価証券報告書抜粋 株式会社フォーサイド 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、現政権による経済、金融政策などの効果もあり、企業収益や雇用情勢は改善し、一部に弱さもみられるものの、緩やかな回復基調で推移しました。
一方で中国や新興国経済の減速、個人消費の伸び悩みなど、依然として不透明な状況が続いております。
当社の事業領域である、スマートフォン向けビジネスを取り巻く環境につきましては、2015年9月末時点で携帯電話契約数は1億5,289万件(社団法人電気通信事業者協会公表)、うちスマートフォン契約数は7,237万件(株式会社MM総研「SIMフリースマートフォン市場規模の推移・予測(2015年9月末)」2016年1月公表)と引き続き順調に推移しております。
このような経済状況の中、当社グループは、今後の企業価値向上を目指し、2014年10月にお知らせいたしましたとおり(2014年10月3日付「会社分割(新設分割)による持株会社体制への移行に関するお知らせ」)、持株会社と事業会社を分離することにより、新規事業の開始及びM&Aによる事業拡張を円滑かつ効率的に行えるよう企業再編を実施し、新たな事業ポートフォリオを構築し、業容の拡大及び、事業リスクの分散を進めております。
当連結会計年度におきましては、クレジットカード決済代行事業、不動産事業、貸金事業といった新規の事業を開始いたしました。また、従来のコンテンツ事業においても投稿型“漫画”電子書籍出版・販売プラットフォーム「モビぶっくインディーズ」のサービス開始や、次世代SNSアプリ「Catchboard」の開発、他社との協業によるゲーム配信権の獲得等、積極的に投資を行いました。
しかしながら、不動産事業、貸金事業については2014年11月より事業を開始したため、当連結会計年度における収益への寄与が軽微となりました。積極的に投資を行ったコンテンツ事業においては、投稿型“漫画”電子書籍出版・販売プラットフォーム「モビぶっくインディーズ」は新規会員獲得の施策が確立できず、経営判断により一旦サービス中止としました。次世代SNSアプリ「Catchboard」の開発については当初予定よりも開発期間の遅延があり、当連結会計年度中にリリースは不可能となりました。他社との協業によるゲームの配信については、協業先である運営会社側の問題により継続することが不可能と判断されたため、解約となりました。また、これらの投資の失敗に対して回収不可能と見込まれる金額について減損損失や貸倒引当金繰入などの特別損失が発生しました。
フィールドサービス事業及び通信メディア事業においては、派遣先より受注を受けた時点でのIT人材の確保が思うようにできず、機会損失が発生し、当初予算よりも大幅に売上高が伸び悩みました。また、それによりのれんの減損が生じております。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、営業収益756,899千円(前連結会計年度比56.5%増)、営業損失209,522千円(前連結会計年度は営業損失710,543千円)、経常損失216,415千円(前連結会計年度は経常損失691,824千円)、当期純損失481,613千円(前連結会計年度は当期純損失783,059千円)となりました。
セグメント別の業績は次の通りであります。
前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
なお、2014年12月より株式会社デジタリオを連結の範囲に含めたため、前連結会計年度におけるフィールドサービス事業及び通信メディア事業の数値は1ヶ月分の実績値であります。
a.コンテンツ事業
コンテンツ事業では費用対効果の低いプロモーションの抑制を行ったことにより、株式会社モビぶっくにおける電子書籍の収益は確保できましたが、スマートフォンアプリを開発・運営する為に新設をしたフォーサイドエンタテイメント株式会社の事業が当連結会計年度中に軌道に乗らず電子書籍の収益を圧迫しました。
この結果、売上高は396,170千円(前連結会計年度比10.4%減)、セグメント損失は58,423千円(前連結会計年度はセグメント損失502,138千円)となりました。

b.フィールドサービス事業
フィールドサービス事業では2014年12月に連結子会社化した株式会社デジタリオによるIT人材の派遣業を行っております。
この結果、売上高は262,538千円(前連結会計年度は売上高22,152千円)、セグメント利益は18,559千円(前連結会計年度はセグメント利益4,987千円)となりました。


c.通信メディア事業
通信メディア事業では、2014年12月に連結子会社化した株式会社デジタリオによる電気通信機器の設置工事を行っております。
この結果、売上高は74,910千円(前連結会計年度は売上高7,061千円)、セグメント利益は4,351千円(前連結会計年度はセグメント利益2,481千円)となりました。

d.その他の事業
その他の事業では、貸金業、金融商品の売買を中心に事業展開いたしました。
この結果、売上高は23,417千円(前連結会計年度比95.3%増)、セグメント利益は1,385千円(前連結会計年度はセグメント損失30,892千円)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて96,542千円増加し、382,203千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況及びこれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、△355,666千円(前年同期は△816,346千円)となりました。主な減少要因としましては、税金等調整前当期純損失478,292千円を計上したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、△134,902千円(前年同期は△211,978千円)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出46,424千円、無形固定資産の取得による支出69,815千円等があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、589,692千円(前年同期は△5,544千円)となりました。これは主に新株予約権付社債の発行による収入600,000千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05308] S100784Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。