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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009CNM

有価証券報告書抜粋 株式会社情報企画 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済については、中国経済の悪化や原油安などから、為替は円高傾向となり、株価も上昇局面から下落に転じ以後乱高下するなど、金融市場はやや不安定な状況となっています。また生産や個人消費は依然緩やかな回復基調が続いていると見られるものの、当社の主要な販売先である金融機関におきましては、低金利政策から本業は厳しく設備投資に対して慎重な姿勢が見られます。
しかしながらこのような状況下にあって、積極的な営業活動を展開した結果、「システム事業」につきましては、当事業年度の売上高は、システム開発に係わる「システムインテグレーション部門」とシステムのメンテナンスを行う「システムサポート部門」ともに前年同期比増収を達成することができました。営業利益は、「システムインテグレーション部門」における大型案件開発に伴い、労務費などの人件費増加はあったものの、前年同期比増益となりました。
「不動産賃貸事業」につきましては、賃貸収入の売上高は前年同期比増収となり、営業利益も前年同期比増益となっております。
以上の結果、当事業年度の売上高は2,514,787千円(前年同期比7.4%増)、営業利益は787,530千円(同21.3%増)、経常利益は788,059千円(同25.5%増)、当期純利益は532,507千円(同35.4%増)となりました。
①システム事業
「システムインテグレーション部門」
主要なシステムである「担保不動産評価管理システム」は大手金融機関からの大型案件による売上高の増加が大きく、「融資稟議支援システム」や「貸倒実績率算定システム」も地方銀行や信用金庫中心に前年同期比増収となりました。また「契約書作成支援システム」、「決算書リーディングシステム」、「自己査定支援システム」も信用金庫中心に売上高計上に大きく貢献しました。
以上の結果、システムインテグレーション部門の売上高は、1,497,607千円(前年同期比7.3%増)、セグメント内の売上高構成比は62.3%となりました。

「システムサポート部門」
システムの新規導入効果が大きくメンテナンスの売上高は前年同期比増収となり、システムサポート部門の売上高は906,584千円(前年同期比8.1%増)、売上高構成比は37.7%となりました。
以上の結果、システム事業の売上高は2,404,192千円(前年同期比7.6%増)、セグメント利益は753,029千円(同19.2%増)となりました。
②不動産賃貸事業
不動産賃貸事業は、賃貸マンション1棟、立体駐車場1棟、賃貸オフィス1棟及び賃貸店舗1件の計4物件であり、当事業年度の売上高は、賃貸収入110,595千円(前年同期比4.1%増)、セグメント利益は34,500千円(前年同期比95.4%増)となりました。2014年12月に購入した賃貸用不動産の増収効果と一時的経費負担が解消されたことにより増益となっております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ370,599千円増加し、当事業年度末には1,393,799千円となりました。
当事業年度中における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は535,872千円(前年同期比13.1%増)となりました。これは主に税引前当期純利益780,098千円、減価償却費54,604千円の計上により資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は14,709千円(前年同期比96.1%減)となりました。内訳は、主に有形固定資産の取得による支出7,761千円及び無形固定資産の取得による支出8,147千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は150,563千円(前年同期比82.3%減)となりました。内訳は配当金の支払によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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