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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10079DV

有価証券報告書抜粋 株式会社ジェクシード 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当事業年度における当社を取り巻く市場環境は、緩やかながら国内企業の収益改善がみられ、設備投資を図る企業が増えてきております。また、海外企業が日本国内の拠点を設置したり、M&Aなどにより日本への進出を進めている企業が増加傾向にあります。この様な環境下、当社の主要ビジネスであるERPコンサルティングは、国内外企業との商談が活発化し、売上計上においても対前事業年度比約10%の増加となりました。
2つ目の柱である人事コンサルティングは「タレントマネジメント」のプロジェクト数が増加し、売上計上においても対前事業年度比約10%の増加となりました。
製品サービス、ビジネスコンサルティング分野においては、新規顧客からの受注数が拡大しました。
しかしながら、市場の成長の速度は想定よりも緩やかなものであり、当社におけるビジネス基盤の構築にも想定以上の時間を要すると判断し、期初に策定した事業計画の数値を見直し、下方修正を行うこととなりました。
営業利益においては、第2、第3、第4四半期において四半期での黒字化を達成することが出来、当事業年度通期においても、僅かな金額ではありますが黒字化を達成し、長年の赤字続きの状況から脱することが出来ました。
特に当事業年度においては、営業キャッシュ・フローの改善に取り組み、黒字計上を実現することが出来ました。
当社は、「ERPコンサルティング」「人事コンサルティング」「製品サービス」の3つの分野を事業の柱として、業績回復を図るために結果重視のオペレーションへの変革を行うとともに、サービスラインナップを拡充するために、製品ベンダー、同業他社等のパートナー企業との業務提携を積極的に取組んでまいりました。また、徹底したコスト削減を実施したことが営業利益の黒字化に寄与しました。
当社の第1の事業の柱である「ERPコンサルティング」については、海外企業が使用しているERPシステムを日本の連結対象の関連会社へ導入する案件やバージョンアップグレード案件の獲得等で、売上高の増加を実現しました。また、中堅企業やサービス業の市場を開拓するために、ネットスイート社のクラウドERPであるNetSuiteの導入コンサルティングの販売体制を整備し、受注を促進しております。
第2の事業の柱となる「人事コンサルティング」の分野においては、国内市場においてタレントマネジメントの需要が高まっており、商談の機会が増加し、導入コンサルティング案件の受注件数が拡大したため、売上高の増加を実現しました。
第3の事業の柱である「製品サービス」の分野においては、スケジュール同期ソフトであるGx_Syncの販売数が拡大しております。また、企業におけるワークスタイルの変革を支援するGX_SmaworXシリーズについては、導入コンサルティングのテンプレートの開発を終了し、新規顧客向けに導入コンサルティングの受注が拡大しております。
これらの取り組みの結果、当事業年度の売上高は715,968千円(前事業年度比4.9%増)となりました。営業利益は25千円(前事業年度は営業損失83,218千円)、経常損失は576千円(前事業年度は経常損失86,709千円)、当期純損失は3,579千円(前事業年度は当期純損失109,510千円)となりました。
国内における経済の不安定さから景況は先行が不透明な状況にあります。こうした経済環境の中、当社は、継続して営業利益の黒字化を達成すべく、営業力を高めるためにパートナー企業との関係をさらに強化するとともに、マーケティング活動に力を入れ、商談機会拡大のための基盤を整えていきます。また、企業価値を向上するために、結果重視型のオペレーションスタイルを継続しつつ、徹底した業務の効率化を図るとともに、人材の採用・育成を強化し、質の高いサービスを提供することで、顧客満足度の向上を目指し、収益の拡大を図って参ります。
さらに、新たな事業地域や分野の拡大、ビジネス規模の拡大を目的として、M&Aの可能性を継続して検討致します。

(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ6,416千円増加し303,426千円となりました。当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動で獲得した資金は17,455千円(前事業年度は30,961千円の支出)となりました。収入の主な内訳は、減価償却費9,719千円であります。支出の主な内訳は、利息の支払額7,274千円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動で使用した資金は18,314千円(前事業年度は41,051千円の支出)となりました。支出の主な内訳は、無形固定資産の取得による支出18,154千円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動で獲得した資金は7,275千円(前事業年度は155,192千円の収入)となりました。収入の主な内訳は、新株予約権の行使による株式の発行による収入30,000千円であります。支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出22,725千円であります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05348] S10079DV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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