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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009BYA

有価証券報告書抜粋 日本ファルコム株式会社 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度のゲーム関連業界におきましては、モバイル向けアプリ市場が引き続き拡大するなか、携帯型ゲーム機、据え置き型ゲーム機向けのゲームソフト市場も底堅く推移し、ハード市場に関しましても、PlayStation®4が国内外において急速に普及しており、仮想空間でゲームを楽しめるPlayStation®VRも注目を集めております。競争は厳しい一方で、優良なコンテンツの引き合いは総じて堅調に推移しました。
当社におきましては、引き続きユーザーの方々に喜んで頂けるゲームソフトづくりにこだわり、その制作に邁進してまいりました。その結果、昨年発売した携帯型ゲーム機PlayStation®Vita向けゲームソフト「東亰ザナドゥ」は、新規タイトルにもかかわらず、「日本ゲーム大賞フューチャー部門」や「ファミ通アワード」を受賞するなど人気を集めました。
そして、日本ファルコム創立35周年記念タイトルとなる当社代表作の1つ「イース」シリーズ最新作「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)」を発売しました。また、当社初となる据え置き型ゲーム機PlayStation®4向けゲームソフト「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)」を発売しました。
また、スマートフォンアプリやオンラインゲームなど、引き続き多方面で当社のコンテンツが活用され、コミックや小説などのメディア展開も進みました。その他、ダウンロード販売の強化や大手ゲーム会社とのコラボレーション企画、各種イベントや音楽ライブなどを実施し、様々な展開を推し進めました。
以上の結果、当事業年度の売上高は1,464百万円(前期比7.0%減)、経常利益は584百万円(同15.3%減)、当期純利益386百万円(同15.2%減)となりました。
部門別の概況は以下の通りであります。

<製品部門>
当事業年度は、携帯型ゲーム機PlayStation®Vita向けゲームソフト「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)」を2016年7月に発売しました。1987年にその第1作が発売されて以来、アクションRPGの金字塔として数多くのファンに愛され続けている「イース」シリーズ最新作で、口コミやゲームレビュー等で高い評価を頂いております。
また、「日本ゲーム大賞フューチャー部門」や「ファミ通アワード」を受賞した「東亰ザナドゥ」をさらにお求めやすい価格に設定した「東亰ザナドゥSAKURAまつりパッケージ」を2016年3月に発売、2016年9月には、「東亰ザナドゥ」のグラフィッククオリティをさらに高め、新規ストーリーや新ダンジョンなど様々な新規要素を加えた、据え置き型ゲーム機PlayStation®4向けゲームソフト「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)」を発売しました。
以上の結果、製品部門の当事業年度の売上高は、817百万円(前期比6.0%増)となりました。

<ライセンス部門>
当社コンテンツの様々なプラットフォームへの展開、当社キャラクターを利用した商品へのライセンス許諾などを行うライセンス部門では、国内において、2015年12月に携帯型ゲーム機PlayStation®Vita向けゲームソフト「英雄伝説 空の軌跡SC Evolution」を、2016年7月には携帯型ゲーム機PlayStation®Vita向けゲームソフト「英雄伝説 空の軌跡the 3rd Evolution」を発売しました。また、「軌跡」シリーズ生誕10周年記念プロジェクトによる完全新作オンラインストーリーRPG「英雄伝説 暁の軌跡」がサービスを開始しました。
北米・欧州では、STEAM等のダウンロード販売サイトにおいて、当社のPCゲームソフト旧タイトル「イースオリジン」「イースⅠ&Ⅱクロニクルズ」「イース~フェルガナの誓い」「イースⅥ~ナピシュテムの匣」などの「イース」シリーズ英語版や「空の軌跡FC」の英語版の販売が続いており、携帯型ゲーム機PlayStation®Vita及び据え置き型ゲーム機PlayStation®3向けゲームソフト「英雄伝説 閃の軌跡」「英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ」の英語版も発売しました。
アジア地域においては、「英雄伝説 空の軌跡FC Evolution」繁体字中国語版及び韓国語版と「イース セルセタの樹海」繁体字中国語版及び韓国語版を発売しました。2016年8月には「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)」の繁体字中国語版を発売しました。
その他にも、「ファンタシースターオンライン2」や「チェインクロニクル~絆の新大陸~」(株式会社セガゲームス)や「ロードス島戦記オンライン」(株式会社ゲームオン)、「太鼓の達人」(株式会社バンダイナムコエンターテインメント)、「モンスターハンターフロンティアG(繁体中文版)」(株式会社カプコン)、「エミル・クロニクル・オンライン」(株式会社ガンホー・オンライン・エンターテイメント)など多数のゲームタイトルとのコラボレーション企画を展開し、ユーザー層の拡大を図りました。
以上の結果、ライセンス部門の当事業年度の売上高は、647百万円(前期比19.6%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して759百万円増加し、3,812百万円となりました。
営業活動の結果増加した資金は、831百万円(前期は806百万円の収入)となりました。投資活動の結果支出した資金は、0百万円(前期は117百万円の支出)となりました。財務活動の結果支出した資金は、71百万円(前期は101百万円の支出)となりました。
なお、キャッシュ・フローの状況の詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3) キャッシュ・フローの状況の分析」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05360] S1009BYA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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