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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008A35

有価証券報告書抜粋 株式会社ザッパラス 業績等の概要 (2016年4月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、若干弱さがみられるものの緩やかな回復基調が続きました。
しかしながら中国経済をはじめとした海外景気の下振れなど、景気を下押しするリスクや金融資本市場の変動には留意する必要があり、依然として景気の本格回復にはまだ時間を要する状況で推移しております。
モバイルビジネスを取り巻く環境につきましては、2016年3月末における一般世帯のスマートフォン(*1)普及率は67.4%(*2)にまで達しており、今後も拡大していくことが予想されます。
このような中、当社グループではスマートフォンユーザーを取り込むべく新たな集客の仕組みづくりに努めるほか、当社の主要顧客層(20代~40代の女性)のニーズに合致した商品ラインナップの拡充に努めてまいりました。
当連結会計年度におきましては、前連結会計年度におけるコマース関連事業の整理に伴い、株式会社ビーバイイー及び株式会社caramoの株式を譲渡した影響とキャリア公式サイトの売上高が減少したことにより、売上高が前期比で減少いたしました。これらの要因により、商品原価や人件費等のコストが減少した一方、営業利益も減少いたしました。また営業外費用として為替差損83,944千円の計上のほか、株式会社caramoの株式譲渡による関係会社株式売却益235,817千円や投資有価証券売却益154,129千円の特別利益の計上があった一方で、のれんの減損損失785,897千円(モバイルサービス事業13,333千円、海外事業772,564千円)等、特別損失を計上いたしました。更に、連結子会社であった株式会社ビーバイイー株式を2015年5月1日に譲渡したこと及びZappallas,Inc.(U.S.)の収益性が低下したことに伴いそれぞれ211,054千円及び101,166千円の繰延税金資産を取崩した結果、法人税等調整額(損)を計上するにいたり、当期純損失となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,558,805千円(前期比26.7%減)、営業利益239,659千円(前期比
53.6%減)、経常利益160,580千円(前期比78.0%減)、親会社株主に帰属する当期純損失539,479千円(前期は242,157千円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
*1:iPhoneやAndroidに代表されるパソコンと同等の機能を持ち合わせた多機能携帯端末のこと。
*2:内閣府経済社会総合研究所「消費動向調査(2016年3月実施調査結果)」より引用。

セグメント別の概況は、以下のとおりであります。
当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

[モバイルサービス事業]

主力の占いサービスにおいては、幅広いユーザーに対応したサービスを提供すべく、新たな形式の占いサービスの企画開発や既存サービスの改善に取り組んでまいりました。当第4四半期連結会計期間においては、ユーザーの気分や状況に合った占いメニューを提案するサブスクリプション(*3)型占いアプリ「Rint」をオープンするなど、ライトユーザー向け占いアプリの企画開発に注力してまいりました。その他、電話占いやチャット占いにおいてリピーター数が増加したことによる売上高の増加もありましたが、既存のキャリア公式サイト売上高の減少により全体としては前期比で売上高及び営業利益が減少いたしました。
*3:定額料金で一定期間利用できるサービスのこと。

当第4四半期連結会計期間においては、ストーリーに特化したドラマゲームアプリシリーズ「six doubts」の新規タイトル「315」をオープンしたほか、女の子のための感動ファンタジー「Toys’Parade」の開発やその他新規タイトルの企画開発に取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は3,884,128千円(前期比15.3%減)、セグメント利益は768,298千円(前期比38.1%減)となりました。

[海外事業]
海外事業につきましては、米国に拠点を置く当社子会社であるZappallas,Inc.(U.S.)が占いコンテンツビジネスを展開しております。売上高につきましては、新たに動画広告売上の増加もありましたが、広告単価の下落により売上高が前期比で減少する結果となった一方で、利益面につきましては、人件費の削減やのれんの減損損失772,564千円を当第3四半期連結会計期間において特別損失に計上したことから、のれん償却費等の販売管理費が減少し、前期比でセグメント損失が減少いたしました。

以上の結果、当連結会計年度の売上高は507,592千円(前期比1.8%減)、セグメント損失は12,253千円(前期は82,848千円のセグメント損失)となりました。

[その他の事業]
その他の事業につきましては、モバイルサイト開発運営受託業務やオンラインショッピングサイトの運営のほか、株式会社PINKにおいて旅行業務を行っております。
売上高につきましては、ママ向けオンラインショッピングサイト「cuna select」や受託業務について増加いたしましたが、前連結会計年度におけるコマース関連事業を整理する方針に則り、株式会社ビーバイイー及び株式会社caramoを連結範囲から除いたことにより減少いたしました。セグメント損失につきましては、「cuna select」や受託業務の収支改善に加え、損失であった2社を連結対象外としたことにより減少いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,168,659千円(前期比52.9%減)、セグメント損失は17,843千円(前期は186,493千円のセグメント損失)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して285,932千円増加し、5,823,498千円となりました。増加要因として、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入255,077千円(前期はなし)、投資有価証券の売却による収入154,129千円(前期はなし)、たな卸資産の減少額31,831千円(前期はたな卸資産の増加額81,928千円)、配当金の支払額128,919千円(前期比54.3%減)、であるのに対し、減少要因として、税金等調整前当期純損失242,589千円(前期は税金等調整前当期純利益344,586千円)、売上債権の減少額173,903千円(前期比54.6%減)によるものであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、315,317千円(前期比71.9%減)となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純損失242,589千円、未払金の減少額59,833千円、未払消費税等の減少額70,649千円、法人税等の支払額277,810千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は、275,428千円(前期は87,872千円の減少)となりました。その主な要因は、無形固定資産の取得による支出115,416千円、投資有価証券の売却による収入154,129千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入255,077千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出24,860千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、288,919千円(前期比30.5%減)となりました。その主な要因は、長期借入金の返済による支出160,000千円及び配当金の支払額128,919千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05484] S1008A35)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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