シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XGX

有価証券報告書抜粋 ユナイテッド株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業の輸出などで持ち直しの兆しがみられるものの、個人消費で停滞感がみられ、引き続き足踏み状態にあります。
当社グループが主に事業展開を行うスマートフォン関連市場においては、2016年4月の内閣府の報告によりますと、2016年3月末の国内スマートフォン世帯普及率は前年度比6.8%増の67.4%と増加しております。(*1)
こうした環境のもと、当社グループにおきましては、今後も市場の成長が見込まれる「スマートフォンアプリ事業」及びスマートフォン広告に特化した「アドテク(*2)事業」を注力事業として、売上高・営業利益を拡大するべく事業展開してまいりました。
当連結会計年度においては、スマートフォンアプリ事業は将来的な収益の飛躍を目指して事業構造転換を進める一方で、アドテク事業は引き続き成長を継続しております。
その他、インベストメント事業においては投資先上場に伴う営業投資有価証券売却益やファンド運用益が発生いたしました。
以上の結果、売上高は11,131百万円(前連結会計年度比33.6%増)となり、営業利益は1,509百万円(前連結会計年度比306.9%増)、経常利益は1,663百万円(前連結会計年度比165.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,579百万円(前連結会計年度比186.3%増)となりました。

(*1)内閣府『2016年3月実施調査結果:消費動向調査』(2016年4月)
(*2)アドテク:アドテクノロジーの略。インターネット広告における広告配信等の技術やシステムを指す。

当連結会計年度における各セグメントの概況は次のとおりであります。
① メディア事業
メディア事業は、スマートフォン向けアプリの開発・運営を行うスマートフォンアプリ事業、メール広告等のデータベースマーケティング事業、スポーツマーケティング事業を提供しております。
スマートフォンアプリ事業につきましては、当社グループにおける注力事業の一つと位置づけております。当連結会計年度においては、将来的な収益の飛躍を目指し、「ネイティブソーシャルゲーム『クラッシュフィーバー』、『モンスタービート』」、「アイドル応援アプリ『CHEERZ(チアーズ)』」を積極投資サービスと定めて投資を強めた結果減益となりましたが、「クラッシュフィーバー」が成長をけん引し、事業構造転換が進捗いたしました。
以上の結果、当連結会計年度におけるメディア事業の売上高は2,781百万円(前連結会計年度比17.1%減)となり、セグメント損失は319百万円(前連結会計年度は268百万円の利益)となりました。


② 広告事業
広告事業は、DSP(広告主向け広告配信プラットフォーム)『Bypass(バイパス)』及びSSP(メディア向け広告管理プラットフォーム)『AdStir(アドステア)』、広告主向けにアドテクサービスの提案・運用を行うエージェンシー事業等を提供しており、これらを「アドテク事業」として当社グループにおけるもう1つの注力事業と位置づけております。
当社グループのアドテク事業は、市場の伸びが大きいスマートフォン領域に特化しており、市場の盛り上がりに加え、先行投資の効果もあって成長が加速しております。
以上の結果、当連結会計年度においては、広告事業の売上高は6,517百万円(前連結会計年度比32.5%増)となり、セグメント利益は598百万円(前連結会計年度比9.2%増)となりました。

③ インベストメント事業
インベストメント事業は、主にシード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を提供しております。
当事業におきましては、当連結会計年度において投資先の上場等に伴う営業投資有価証券の売却やファンド運用損益の計上等があったことから、売上高1,916百万円(前連結会計年度比1,183.6%増)、セグメント利益1,798百万円(前連結会計年度比1,656.3%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、2,191百万円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は825百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上1,913百万円があった一方で、売上債権の増加516百万円と営業投資有価証券の増加351百万円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は369百万円となりました。これは主に、定期預金の預入と払戻の差額による収入600百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は1,477百万円となりました。これは主に、自己株式取得目的の金銭の信託の設定と払戻の差額による支出1,195百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05562] S1007XGX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。