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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10077SF

有価証券報告書抜粋 株式会社ソリトンシステムズ 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(注) 当連結会計年度は、決算期変更により9ヵ月決算となっておりますので、前年同期比較については記載しておりません。
(1) 業績
当連結会計年度について、国内は、政府の経済政策や日本銀行の金融緩和政策等により、企業業績や雇用環境が着実に改善し、緩やかな回復基調が継続しました。海外は、中国経済の減速や米国の利上げ等複合的な要因を背景に、年後半より新興国経済の低迷が顕在化し、先行きについて不透明感が強まっております。
当社の属するIT業界では、官公庁に加え、企業業績の改善もあり、各分野の顧客の投資意欲が堅調に拡大しました。当社の主力事業であるITセキュリティ分野は、標的型サイバー攻撃の対策やマイナンバー制度に向けた情報漏洩対策等で、セキュリティ投資の必要性と重要性がより社会的に浸透いたしました。
このような環境下、当社グループの業績について、売上高は10,278百万円、営業利益は452百万円、経常利益は435百万円となりました。なお、デンマークの連結子会社Excitor A/S(以下、Excitor社)について、開発中のスマートデバイス向け次期セキュリティプラットフォームのリリースが近いこともあり、既存製品の販売が予想より伸長せず、同社ののれんについて保守的に評価をし、全額減損処理を行うこととしました。その結果、減損損失543百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純損失は301百万円となりました。

セグメント別の業績は、次のとおりです。

[ITセキュリティ&クラウド事業]
売上高は9,493百万円、セグメント利益は832百万円となりました。
国家レベルの組織に対する標的型サイバー攻撃やマイナンバー制度に向けた対応等によりセキュリティ投資の必要性と重要性がより認知され、自社のセキュリティ製品の販売とサービスの提供が堅調に拡大しました。一方、予定より遅れていますが、Excitor社でスマートデバイス向け次期セキュリティプラットフォームの開発を鋭意進めており、また、サイバー・セキュリティ対策の新製品「InfoTrace マーク Ⅱ」を米国でさらにチューニング、近日販売に向けてグローバルな体制整備を進めました。

[映像コミュニケーション事業]
売上高は323百万円、セグメント損失は86百万円となりました。
公衆モバイル回線で、高品質な映像をリアルタイムに配信する「Smart-telecasterシリーズ」の新製品「ZAO」の販売活動に注力いたしました。海外の展示会に積極的に参加し、米国の他、アジア、中東、南米に顧客を一挙に拡大いたしました。また、2015年10月にオランダにSoliton Systems Europe N.V.を設立し、欧州での販売活動も開始いたしました。
なお、セグメント損失を計上しましたが、これは海外での販売拠点の開設、人材の追加等によるものであります。

[エコ・デバイス事業]
売上高は461百万円、セグメント利益は50百万円となりました。
H.265方式の画像圧縮技術と動く物体からの映像送信技術の組み合わせ等、特殊なシステムの開発に取り組みました。また、防衛のインフラ向けに画像データの特殊処理エンジンを搭載した専用コンピュータを開発し、数百セットの納入を行いました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ132百万円減少し、当連結会計年度末には3,339百万円になりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から獲得した資金は285百万円となりました。
収入の主な内訳は、減損損失543百万円、減価償却費279百万円等であります。支出の主な内訳は、たな卸資産の増加433百万円、法人税等の支払289百万円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は614百万円となりました。
支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出360百万円、無形固定資産の取得による支出244百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動で獲得した資金は279百万円となりました。
収入の主な内訳は、長期借入金の借入による収入500百万円であります。支出の主な内訳は配当金の支払額141百万円、長期借入金の返済による支出64百万円等であります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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