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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009D0I

有価証券報告書抜粋 株式会社インタースペース 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善により、個人消費は底堅く推移しましたが、中国における景気減速、英国のEU離脱などによる世界経済の先行き懸念や円高の影響により、企業収益は高い水準にあるものの伸び悩む傾向が見られました。
当社グループの主力事業が属するインターネット広告市場は、引き続き高い成長性を見せ、2015年には前年比10.2%増の1兆1,594億円となりました(株式会社電通調べ)。2015年のスマートフォン広告市場は、スマートフォンがユーザーの日常において欠かせない情報端末として定着したことや、スマートフォン向け広告がプロモーション活動における重要なチャネルとなったことで、前年比23.6%増の3,717億円となりました(CyberZ/デジタルインファクト共同調べ)。
こうした事業環境のもと、当社グループは「既存事業の収益改善」「新規事業の育成と収益基盤の多様化」の目標を掲げ、事業拡大に取り組んでまいりました。
インターネット広告事業では、主力となるアフィリエイトサービス「アクセストレード」において、有力メディアとの連携強化や、広告運用業務の効率化につとめてまいりました。また、店舗型アフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」においては、新規販路の開拓をおこなうとともに、既存店舗の稼働率の向上をはかり、シェア拡大につとめてまいりました。さらに、コンテンツレコメンデーションネットワーク「X-lift(クロスリフト)」においては、提携メディアの拡大に取り組んでまいりました。
メディア運営事業では、ママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」において、アドネットワークに加えてタイアップ企画等の推進をおこないました。2016年2月には月間ユニークユーザー数が500万人を超えました。また、株式会社セブン&アイ出版との共同運営事業となるファッション・ライフスタイル情報サービス「saita PULS(サイタプラス)」をリリースしました。さらに、コンテンツ運営においては、既存タイトルなどの資産を有効活用した低コストアプリを継続的にリリースし、収益の改善に取り組んでまいりました。
海外事業では、海外向けアドネットワーク広告の配信を目的として、2015年10月にWITH MOBILE PTE.LTD.をシンガポール共和国に設立いたしました。また、先に事業展開をおこなっているインドネシア、タイおよびベトナムにおいては、東南アジア地域のアフィリエイト市場の開拓と拡大に尽力いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は23,293百万円(前年同期比16.1%増加)、営業利益は900百万円(前年同期比158.4%増加)、経常利益は901百万円(前年同期比160.0%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は542百万円(前年同期比79.0%増加)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

セグメント別の業績は、次のとおりであります。

① インターネット広告事業
当連結会計年度のインターネット広告事業においては、「アクセストレード」では、「金融」カテゴリーにおいて、クレジット、カードローンといったジャンルが堅調に推移いたしました。また、「サービス」カテゴリーは、格安SIMなどの通信に関係するジャンル、「Eコマース」カテゴリーでは美容、健康食品などのジャンルが好調に推移し、収益の向上に寄与いたしました。
「ストアフロントアフィリエイト」では、音楽、ドラマおよび天気予報などのコンテンツに関連する売上が伸長したほか、携帯電話販売台数が伸び悩むなか、既存販売店の稼働率の向上と地方販売店の開拓につとめ、収益の改善をはかってまいりました。
海外事業では、タイにおいては国内最大のポータルサイト「sanook.com」に金融情報コンテンツの提供を開始し、現地メディアとの提携推進、アフィリエイト媒体の育成に尽力いたしました。
以上の結果、当事業の売上高は22,568百万円(前年同期比16.5%増加)となり、セグメント利益は825百万円(前年同期比87.2%増加)となりました。

② メディア運営事業
当連結会計年度のメディア運営事業は、「ママスタジアム」において、大手クライアントとのママ向けタイアップ企画の推進や、ママの本音を直撃する調査企画「ママリサ」を定期的にリリースし、メディア価値の向上をはかってまいりました。また、2015年10月にファッション・ライフスタイル情報サービス「saita PULS(サイタプラス)」をリリースいたしました。
コンテンツ運営においては、のんびりペットライフ「ハムスターコレクション」など16本のカジュアルアプリを継続的にリリースいたしました。
以上の結果、当事業の売上高は725百万円(前年同期比4.5%増加)、セグメント利益は74百万円(前年同期はセグメント損失92百万円)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,147百万円増加し、3,483百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金収入は1,401百万円(前連結会計年度は372百万円の収入)となりました。主な資金増加要因は、税金等調整前当期純利益863百万円、減価償却費196百万円、仕入債務の増加額395百万円、法人税等の還付額160百万円等によるものであります。主な資金減少要因は、売上債権の増加額283百万円、貸倒引当金の減少額20百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金支出は172百万円(前連結会計年度は105百万円の支出)となりました。主な資金増加要因は、貸付金の回収による収入31百万円等によるものであります。主な資金減少要因は、有形固定資産の取得による支出65百万円、無形固定資産の取得による支出99百万円、投資有価証券の取得による支出41百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金支出は56百万円(前連結会計年度は108百万円の支出)となりました。主な資金減少要因は、配当金の支払額53百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05623] S1009D0I)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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